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「弱みをさらけ出す」というリーダーシップ

皆さま、こんにちは!
コンサルティング事業部、
入社4年目の永坂です。

今回は、私自身が、
自社の新卒1年目のメンバーとの
関わりの中で、

新入社員の強みを活かしたり、
楽しく仕事をしてもらうために
大切だなと感じたこと

お伝えしたいと思います。

弊社には、今年の4月に入社した
新卒のスタッフが2名いるのですが、
そのうちの1名と、最近一緒に
仕事をする機会が増えました。

彼女との関わりの中で気づいたことは、

育成において大切なのは、
詳細な育成計画や研修以上に、
上司や先輩が、
【どのようなスタンスで関わっていくか】だなと感じました。

というのも、
彼女は非常に強みと弱みが
ハッキリした人物で、

社内の誰よりも、物おじせずに
堂々と自分の意見を伝えていける
相手の立場や年齢に囚われずに
人に関わっていけるという強みがある一方で、

仕事の中で生じる、
ちょっとした不明や不満から、
思い込みで不安を
ため込んでしまいやすい
部分があり、

日々の中で頻繁に
「これはどうしたら良いですか?」
という質問をくれます。

質問内容に対して、答えやアドバイスがある時は
もちろん答えますが、 

内容によっては、確固たる正解などなく、
私自身も回答に自信が無かったり、
彼女自身で答えを見出していく必要が
あることも多くあります。

それに対して、「それは自分で考えて」
と言いたくなる時もありますが、

そうしてしまうと、
彼女にとっては「突き放された」と
感じてしまったり、

「会社としてどうするかが
 決まっていないんだ」と
会社への不満に繋がる部分もあるため、

どう不明と向き合ってもらうか?を
難しく感じていました。

最初は出来るだけ迷わせないように、
答えやアドバイスを伝えようと
心がけていましたが、

次第に、そうではなくて、
「それは私も分からない、どうしようか?」と
素直にありのままの感情を伝えることの方が
良いと気づきました。

私が曖昧な返事をすることに対して、
彼女は最初「えー?」と言っていましたが(笑)

「私としてはこうしたら良いんじゃないかなと…」と
意見を出してくれたり、

一緒に考えた結果、「じゃあこれやってみます!」と
自発的な行動をしてくれることも
増えたのように感じています。

無理に、先輩が答えを作りすぎると、
後輩の強みや、自発的な行動を
活かすことが出来なくなってしまう
んだなと感じました。

最近注目されている、
オーセンティック・リーダーシップ」という
「リーダーとしての立場や自身のプライドにこだわらず、
弱みをさらけ出し、ありのままの自分と
周囲の信頼関係を構築するリーダー像


という考え方と近いのかなと感じたので、
気になった方は
ぜひ調べてみてください。

人の育成方法に正解はありませんが、
私も模索をしながら後輩を支援し、
自分自身も成長していきたいと思います。

最後までお読みいただき
ありがとうございました!


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