【ワーホリ】英語環境で働く!乗り越えた壁と大切なこと🌼
カナダで暮らし始めて、3週間。
カルガリーからキャンモアに拠点を移し、カナダの某ファストフード店で働き出して2週間。
夫婦で新婚旅行も兼ねてと言って、決めたワーホリだったけど、家賃が高かったり、お互い仕事が見つかるタイミングが別だったりして、私はスタッフアコモに、彼は会社のボス宅のリビングルームで寝泊まりをしている。
新たな挑戦、英語環境で働く
私は無鉄砲なところがあるから、働き出すまでは実際にどうなるのかなど考えてもなかった。実際に起きていないことだから考えられない、に近いかもしれない。
ただ、ワーホリをするなら、日本人がいない環境にできるだけ身をおきたいと思っていた。
その想いだけで、動いてしまう私。
結果、背伸びしてしまい、そのせいで壁にぶちあたるのも、最近分かってきた。
常に海外生活に慣れている彼と一緒にいたら、心も少し楽かもしれないけど、あえて快適な場所から一歩出て挑戦したかった。
勤務2日目。トレーニングも終わってないまま、突然レジに立つことになる。英語での理解と、スタッフとしてのタスク処理と、ファストフード特有のファスト精神に全然追いつかなくて、本当にその場から逃げたくなった。
同僚に質問したくても、忙しそうだし、その環境下で伝えたい気持ちをすぐに言葉に変換することができず、ますますパニックになる。そんな時は、お客さんも困ってそうだった。
早口の英語で教えてもらえても、半分しか理解できなくて、また同じ間違えをしてしまったり。
そんな環境にいることに怯えてる自分に気づき、惨めささえ感じた。
今まで、日本である程度できたことだって、今ではほとんど通用しない。
できないことしか目が向かなくて、何度もそちらに振り子の針が振れそうになった。
どんな状況でも好転していく
とにかく、仕事中は気を150%集中させて、鋼のメンタルを持って、臨む日が続いてた。どんなに忙しくても余裕のある同僚もいて、分からないことがあれば、彼らに何度も助けてもらった。
仕事が終わり、ホッと少しでも気が緩み、自分の本音が出ると、涙がするーっと出てくるほど。
彼はそんなわたしを見て、『そんなに嫌なら、辛いなら、いつでも辞めていいんだよ』と言った。
そう問われて、その質問を自分に向けてみたけど、
〝嫌じゃないんだ、越えたいんだ〟
と思った。でも、いつでも辞めていいという選択肢があるだけで心はまた軽くなった。
言語の壁を越えて、大切なこと
でも、今その期間を一つ乗り越えた気がする。
仕事の流れに慣れてきたのは大きい。
言語が異なる世界でも、やっぱり人間だから、学ぶことができる。時間と共に、より上手くいき始めてるのが体感できてる。
海外にいるからここまで立ち還れるけど、この感覚は日本で日頃からは思えてなかったな。〝今〟にフォーカスすれば、少しずつより良くなるということ。時に決断するのは大切だけどね。
あともうひとつ。
言葉ではすべて伝えられないけど、気持ちは伝えられるということだけは信じられたから、心からウェルカムの気持ちで接客してみた。自分の仕事の出来は置いておいて、お客さんに寄り添う気持ちで。
そしたら、不思議とお客さんも味方になってくれて、自信のなかった場面でも、「Perfect!」と声を掛けてくれたり、笑顔で応援してくれる温かい人たちが増えた。
時に、せかせかしてる人がいて、イライラさせてしまうけど、そんなの気にしない!
わたしは全力でその瞬間に向き合ってるから、何も悪くないのだと思えるようになった。
少し前のように、自分を責めることもしなくなった。
自信を持つっていう言葉に、ずっと向き合おうとして難しく感じていたけど、その言葉にこだわらなくてもいいかもしれない。
素直に、目の前のモノやコトに愛を持ち、
今に向き合い生きていれば、
それでいいかもしれない。
こう思えたのは、自分には目的があったというのも大きいかもしれない。英語を話せるようになりたい理想の自分がいる。
これを少しずつ乗り越えられれば、理想の自分に近づけるのかもという希望があったから、この環境で生き抜くためにどうすればいいかと考えられるようになった。
もしも、また壁が出てきたら、
目的がある?
本当に望んでる?
今にフォーカスできてる?
ともう一度自分に問うてみて。
上手く答えられなかったら、違う選択肢だっていつでもあるし、どれをとっても間違ではない。
あぁ、やっと自然が美しいなぁと感じられる。
不可能はまだ決めつけたくないな。
いくつ歳を取っても、同じマインドでいたいよ。
支えてくれる大切な家族、友達みんなに感謝。Thank you🌼