そのダルさ帯電のせいかもしれません。
ドアノブに触ったとたん……「痛い!」と手を引っ込めてしまうあの静電気、冬のこの時期は特に感じることが増えますよね。
この静電気は、空気の湿度が約40%以下になると起こりやすくなると言われており、だから、空気の乾燥する冬の時期に起こりやすいんですね。
実はこの静電気という電気の渋滞は体のいろんな不調につながっているのをご存知でしたか?
以前に「マスクでシミができる!?」の記事でもお伝えさせていただきましたが、静電気から起こる帯電は美容的な意味での皮膚のシミもそうですが、健康面でもいろんな影響があります。
体は電子のフローで動いている
電気というと、電磁波などイヤなイメージが多いかもしれませんが、私たち人間は誰しも電気を持っていて、その電子の流れ電流を使っていろんな生体反応を起こしています。
体や動かすためのエネルギーでさえ、細胞の中のミトコンドリアに電子の受け渡しが行われているからこそATPといわれるエネルギーが作られているのです。
そのエネルギーを使って私たちは臓器を動かしたり、体を動かしたり、ストレスの対処をしたり、炎症の修復をしたり、細胞の入れ替えを行ったり、ありとあらゆる生体反応を行っているのです。
炎症は帯電から
体全体のすべての細胞でエネルギーを作り出していますから、栄養(材料)だけでなく、酸素や、この電子も、全ての細胞にいきわたってはじめてエネルギーが作られます。
つまり、そんな電子の流れ(フロー)が止まることは、体にとっては緊急事態。
帯電は、血流さえも滞らせ血流障害や筋肉の緊張をも引き起こします。
だから、電子のフローが止まる帯電の場所は、炎症が引き起こされます。
それが関節などで帯電が起こると、リウマチや四十肩、五十肩などですし、
すべての体内炎症、アトピーなどの慢性炎症も、ひいてはガンも、この帯電により引き起こされます。
電磁波も帯電を引き起こす
私たちはテレビ・パソコン・携帯電話・Wi-Fi・IH調理器具、高速大容量の通信網など電気・電磁波に囲まれた生活をしています。
静電気は衣服の摩擦だけでなく、
こういった電磁波により身体に静電気が過剰に溜まって、帯電を引き起こします。
静電気で体はリラックスができない?
体に静電気が大量に「溜まりっぱなし」だと筋肉を緊張させて硬くしてしまいますし、細胞も電気が溜まり帯電し極度のストレス状態に。
睡眠中もリラックスできず、不眠にもつながりますし、
その他、帯電を引き起こすと、極端な疲れやだるさ、慢性的な倦怠感、肩こり、頭痛、目の疲れや乾燥、頑固な冷え、などとして現れます。
帯電障害を引き起こさないために
現代人は土などに触れる機会が非常に少ないですが、裸足で大地に体にたまった静電気を解き放つアーシングは、非常に有効な方法ですが、アスファルトに囲まれた私たちはなかなか普段は機会がありませんよね。
せめて衣服だけでも、帯電を起こさないものを身に着ける工夫が必要なのかもしれませんね。
この時期、電位差のある(電位差については、以前の「マスクでシミができる!?」の記事でもお伝えさせていただいています)服を重ね着したりしないようにする。例えば、極暖の化学繊維の下着にウールのセーターなどの重ね着、さらには、そこに化学繊維でできたダウンコートなどを切ると、一気に静電気が発生します。
せめて、肌着は化学繊維ではなく、麻、竹布、シルク、コットンなどがオススメです。
また、静電気で余計なエネルギーの消耗が生まれますから、しっかり糖を摂取して、エネルギーの総量を増やしておくのも大切ですね。
特に、すでに倦怠感を感じたり、すでに炎症が起きてしまっている場合には、その対処をするためのエネルギーもさらに必要になります。
急速にクリーンなエネルギーを補給できる蜂蜜は本当にオススメです。
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