5月6日


10時ごろ目を覚ました。痛みで起きたりすることもなくしっかり寝てたみたい。
夜中それなりの痛みだったから少し拍子抜けしつつ、産院に報告の電話をする。わたしが寝てる間に一度着信が残ってて、心配してくださってたことが伝わる。ありがたい。

朝ごはんを食べて、また寝てしまった。
夜中の疲れがとれてないのかな。お昼ごはん食べ損ねた。目を覚ましたらサビとびぃとさんが隣でお昼寝してた。
外はどしゃ降り。雷もたくさん。天気予報じゃこんなこと言ってなかったけどな。窓の外が光ってる。

体調に変化なし。と、思ったらトイレでおしるしが出てることに気付く(おしるしってネーミングはちょっと引っかかってる)。サビの出産のときは破水きっかけだったから、今回の緩やかな変化はどこからがやばいのか、自分じゃ判断できない。こう何回も産院に電話するのも地味に心苦しくてちょっとストレスだけど、かけないわけにもいかないから電話する。
今から来てくださいと言われる。そらそうか。準備をして、営業時間内だから陣痛タクシーを呼んだ。待ってる間に食べ損ねてたお昼のパスタをつまむ。ひとり目のときはこんな悠長にしてられなかった。もっと緊張してたから。痛みがないから余裕ぶってられるんだけど。

雨の中、産院へ到着。すぐに診察してもらうと子宮口が半分開いてると言われた。痛みないですか?ときかれるも、さわられてる痛みしか感じない。ほんとにサビのときとは全然違うぞ。お腹のなかで、赤ちゃんは下がってきてるし、このまま陣痛が始まって生まれる可能性もある。でも今のまま時間が過ぎる可能性もある。という宙ぶらりんな状態らしい。待機するしかないね。
一時帰宅して次に何かあったとき間に合わないと困るので、そのまま入院することになった。タクシー呼んで産院まで1時間弱かかってしまうから、念には念を、という決断。地方で免許なしだとこうなるのね。

個室に通される。テレビもあって食事も出る。体調変化特になし。帰されると思ってたから余計なもの持ってきてなくて、思わぬ暇に、ひとりそわそわする。痛くない慌ただしくない入院生活は初めて。予定日はまだ何日もあとだから、ほんとに先が読めない。
びぃとさんとサビが、応援の動画を送ってくれた。うれしくて何回もみる。癒される。

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経過は順調だし、わたしもげんきだけれど、入院することになりました。

何度も、本当に何度も繰り返し実感させられるのは、お産は一人一人、一回一回別物だということ。陣痛とか、あまりに痛くて衝撃的な記憶が重なるので、経験者の実感がすごくあるけど、それでも同じではなくて。

おぉ、今回はこんな感じでいくのね、と細かい動揺の波に一緒に乗ってくれるびぃとさんには信頼しかないです。

投げ銭うれしいです。 子どもたちとたのしいことをするか、お寿司をたべます。