5月1日


5月になった。カレンダーを見れば日付はわかるけど、気持ちはいまひとつついていかない。今週は特に時間が経つのが早く感じた。
曜日感覚はないけど、毎週の生協はたのしみにしてるので、ちゃんと今日も直接受け取った。コロナで注文過多な生協は、欠品や延期も多く、今は頼んだもののどれが届くかわからない。そこが宝くじみたいで、少しはまっている。今週は結構勝ったけど、たのしみにしていた徳用甘夏はこなかった。実は2敗目。気長に待つ。

痛みで横になる時間が多くなった。
昨日から、ゆるやかに生理痛のときみたいな痛みが続いている。妊娠すると生理がなくなるからしばらく解放されてたのに、久しぶりに乗った自転車みたいにからだはこの痛みが何かを覚えている。やだなーって思いながら大人しくしてる。さわってみるとお腹はそんなに張ってなかった。
生理痛の痛みがおさまっても、骨盤が緩んで神経にさわる痛みとか、食後とかトイレに行く直前の、圧迫からくるお腹の張りによる痛みが、順番にやってくる。体勢が変だから腰も痛いし、もうどれがどれかよくわからなくもなる。いよいよかな?と陣痛が頭をよぎるけど、予定日まではあとひと月ある。もう何ヵ月も妊娠週数と体感がズレたまま。まだ早い気がするけどでも、をずっと繰り返してる。2人目の妊娠ってこんなもんなの?

最近サビはわたしにお腹がいたい、と訴えてくるようになった。
最初は何か悪いものでも食べさせちゃったかと心配したけど、どうやらわたしの真似をしているらしい。お腹をめくって確認をして、少しさすると多少満足してくれる。
臨月のわたしが、今お腹が張ってていたいから横になってるんだよ、とサビに伝えると、お腹や腰をさすったり、とんとんしたりしてくれる。それだけだとたぶんコミュニケーションとしてさびしくて、真似するようになったのかな。そりゃサビだって本来ならもっとかまわれたいよね。足りなくて当たり前だと思う。
にしてもほんとに優しいな。おもちゃを投げて悪い顔してる子と同一人物とは思えない。

夜ごはんは、前にニョッキを作ったときにかなりしょっぱくしてしまったトマトソースを生クリームとじゃがいもで伸ばして、食べられるようにしてもらった。塩をきかせすぎたから、間があいても腐らず食べられた。
お母さんのおかけで普通になったそれはパスタにあえるとおいしかった。食べ物を無駄にした罪悪感はなくなってすっきりした。塩は注意が必要、おぼえた。まじで。

サビがお風呂あがり、パジャマのズボンを自分ではけた。
自分ではいてみたら?と言うと、その場で片足をあげてバランスを崩したので、座って片足ずつ入れてごらんと言ってみた。ふとんにおしりをつけて座って、片足をズボンの先に向かってずずーっと伸ばす。ひっぱってかかとをだして、反対の筒にもう片方の足を入れる。最後に立ち上がって、おしりで引っかかってるズボンをあげる。ひとつずつ、ちゃんと自分でできた。えらいじゃん!
一緒に拍手をして、ハイタッチ。仕上げにパジャマの上の裾を、ウエストに入れてあげる。自分でできるって良いよねって思ってくれたらうれしいな。

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今はもう、再び自転車にも乗るようになったし、お店に商品も普通にあるけど、コロナの自粛要請あたりの生協の対応には本当に助けられた。毎週、現状を伝えるお知らせが入っていて、生協のせいではない対応の不備(というより急激に利用者が増えてどうしようもなく対応が追い付かないこと)にも謝罪があった。

配達する彼らにも生活があるのに、ユーザーのもとへ、玄関まで来てくれて。彼らはなにも悪くないどころか、うちにとってはヒーローでした。

それにしてもホットケーキミックスの買い占めや転売は今思い返してみても、理解が追い付かなくて謎。


投げ銭うれしいです。 子どもたちとたのしいことをするか、お寿司をたべます。