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スローフード宣言

備忘録として、今日読んだ本の事を書いてみたいと思います。

『スローフード宣言:食べることは生きること(WE ARE WHAT WE EAT)』
Alice Waters 著

アリス・ウォータースさんは、アメリカで最も予約が取れないと言われるレストラン「シェ・パニース」のオーナーであり、
世界中にスローフードを普及させ、「おいしい革命を引き起こした料理人」
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書かれていた内容は↓

ファーストフード文化とは。。。

〇便利であること
〇いつでも同じ
〇あるのがあたりまえ
〇広告への信頼
〇安さが一番
〇多いほどいい
〇スピード

スローフード文化とは。。。

◎美しさ
◎生物多様性
◎季節を感じること
◎預かる責任
◎働く喜び
◎シンプルであること
◎生かしあうつながり

。。。どう食べるか、どう生きるか
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本を読んで気づいた事は。。。。

いつも便利で、

何でもあるのが当たり前で、

多いほど良くて、

はやい方がいい。

というファーストフード文化的な感覚
無意識に自分の中にもあった事。

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一方、スローフード文化には、

季節を感じる喜び、

働く喜び、

ゆっくりを楽しむ感覚。

足るを知る。

という、今目指している事を後押ししてくれる安心感。

私は昔、いかに効率よく何かをこなすかに重きを置いて、
一つ一つの作業をゆっくりと楽しむ事を忘れてしまっていた。

散歩する時間がもったいないし、
そんな時間がない。と思っていた。
(なんでだろう?)

でも、整体の先生に無駄を楽しむ事をすすめられて散歩をするようになってから、
とても豊かな時間が作れるようになってきた。

・・・原点に戻る。

見失っていた原点を再発見させてくれる。

私にとっては、そんな本でした。

帯より。。。

目の前の食事から、忘れかけていた大切な物が見えてくる。

美しさ、働く喜び、シンプルである事・・・

私たちの心とからだを解きほぐす滋味あふれる言葉たち。

ほんの少し足をとめて、世界の豊かさを感じてみませんか。


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