情報は手がかり|あなたを深く理解してくれる人間関係の中で、回復は進む
インターネットの時代には多くの情報が飛び交っています。そこには有益なものは多いですが、それは情報にすぎません。こころの問題は、情報だけでは治っていきません。あなたを理解してくれる人(例えばカウンセラーなど)との交流を通して、それは回復に向かうのです。
※今回の記事はラジオでも視聴できます。テキストを見ながらどうぞ▼
※この記事は、Twitterの質問箱に来た質問を深掘りして回答したものです。
■手がかりとしての情報
私のブログ、YouTube、質問箱、note、ツイートなどは、すべて「手がかり」と思ってください。
回復するための手がかりを与えるもので、それだけでは残念ながら回復しません。相談者なら良いカウンセラーを探すこと、専門家なら自分のケースを考えること、それらのきっかけにつながるものと思ってください。
どこがきっかけになるのか、それは人それぞれです。ですから、できるだけ多角的になるように、多くの手がかりを提示しています。記事の着眼点が微細に渡るニッチな感じになっているのも、そのためです。
問題なく生活できている人は、ささいな事でも楽になるように。
問題を抱えている人は、記事を読んで、自分の大変さを自覚してカウンセリングにつながるように。
カウンセリング中の人は、自分のカウンセリングを客観的に見れるように。
心理職の方は、記事を読んで、自分のケースに活かせるように。
そのように手がかりを提示しています。今後ともご利用ください。
■知識では回復しない
質問者さんは「大量の知識を得ているのになかなか回復できない」とおっしゃいます。これは回復を誤解しています。何かの知識を掘り当てれば回復につながるという幻想があります。
回復は、知識を得ることと同意のものではありません。もしそうならば、精神科医もカウンセラーもとっくに必要なくなっています。そうはなっていない、むしろ昔よりもカウンセラーを求める声が高まっているのは、知識ではどうしようもないということが理解されてきているからでしょう。
カウンセラーに同意してもらって、自分を十分に理解してもらってはじめて、回復が始まります。カウンセリングという安全な場では、相談者は命がけの会話をします。命がけとは、自分が一番いいたくない話です。こういう話を重ねながら回復は進んでいきます。
■他の助けを求めるのもいいでしょう
もし、いまのカウンセラーがいまいちなら、別のカウンセラーを探しましょう。あなたにとって良いカウンセラーはあなたの一生の財産になります。あなたのカウンセリングがうまくいきますように。
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