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土用の養生

インフラを声で🎤支えるアナウンサー・ヨガ講師の奥窪峰子です。

七夕を迎え、季節は遅い夏、土用に入りました。

1年の真ん中の季節、

中庸の季節とも言えるでしょう。

五大要素では、土に相当します。

土の季節になると、勢いが弱くなるのが

水の要素ですが、

コントロール出来ない自然を前に、

食養生で健康をコントロールしていただきたく、

ご案内して参ります。


これから、気温が、徐々に上がって参ります。

気力と体力の、土台を固める季節です。

ヨガやアーユルヴェーダでは、

呼吸と食事によって気力体力を補うと考えます。

必要な栄養を摂り、運動で巡らせる!

これは、万年通して大切な養生です。

夏の土用といえば、「う」のつくものが有名ですが、この季節にお勧めなのは、土のなかで育つ

イモ類や、トウモロコシやカボチャなどの

黄色い食べ物です。

これらは、中庸の性質を持っており、

季節の性質に沿うからです。

先に、夏の養生でご紹介した、

余計な熱を冷ます赤い食べ物に、

徐々に黄色い食べ物を加えていくと、

季節に適応出来る身体作りが出来るでしょう。


なかでも、山芋がもたらすスタミナは、

即効性があり、素晴らしいです!

手に入りにくい場合には、長芋で代用すると

良いでしょう。

関西人としては、お好み焼きが、お勧めです。

粉を少なめにして、山芋たっぷり!

黄色い食べ物の完全食、卵を2つ入れて、

整腸作用のあるキャベツを入れ、

気を巡らせる青ネギを多めに入れ、

あとはお好みの具材を入れて焼けば、

お好み焼きです♫

神戸では、ぼっかけと言って、牛スジコンを入れたりいたします。

大阪から奈良にかけては、

紅生姜の量が、増える気がいたします。


普段お料理をなさらない方も、

混ぜて焼くだけのお好み焼きは、

簡単に、テンションが上がります⤴︎

作って、冷凍ストックが出来ますので、

育児や介護などで大変なご家庭にも便利です!

余った山芋と、トウモロコシのグラタンも、

作って冷凍しておきましょう!

もうそのような料理する気力もない方は、

短冊切りにして、オクラとトマト、梅と一緒に

サラダにしたり、そうめんや冷やしうどんにしても良いでしょう。


ご自身の気力と体力の土台作りをしてから、

ゆとりを皆で回して参りましょう♫

日々、色んなことが起こりますが、

引っ張られて、一緒に気落ちしてしまうと、

助けに廻れません!

何でも中庸、ほどほどを保って、

元気に過ごして下さいね❣️





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