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「私なんて」という呪いを解こう〜自己肯定感が低すぎるあなたへ


みなさん、自分のことは好きですか?


日々ネットメディアに浸かっているなかで感じることなんですが、

基本的な自己肯定感低い人、っていうか、
「私なんて」って思ってる人多くないですか???

ネットという場所の特性かなー、とも思うんですが。弱音を吐き出す場所を求めてるだけとか。だったらいいんですけど。

でもこれが、リアルで超美人な友達ができて色々深い話をしていくと、なんか高レベルな「外見コンプレックス」を持ってたりする人もちょいちょいいるんですね。

嘘でしょ!?
どんだけ自分に厳しいの!?
どんだけ理想高いの!?
中身だってちゃんとしてるよ??

「スペックの高い」人たちの自己肯定感の低さって何故なんだろう?

あなたのレベルでそんなに自己肯定感が低かったら、私なんてどうすんの?今すぐ消滅しなければならん位のレベルの差あるじゃん。
メーガン妃とミジンコくらいの差あるじゃん。

いや、でも消滅する気ないけどね!

…って思ってる事を、なかなか面と向かって話すタイミングも無かったりするので、このnoteでまとめて、自分に自信が無いと思っているあなたが、本当はどんだけすごい人なのかお伝えしますね。

「こう考えたら楽なんじゃない?」という話です。


※ちなみに、「スピリチュアル」とかそういう類の話ではありません。
私は「友人がスピリチュアルな話を真剣にしだしたら、うつろに頷きつつ目が死ぬ系の女」ですので…


私もあなたも、ツイてる人間である

私自身も、時々落ち込む事はあるし、思春期には人並みに「死にたい病」(今はこれも中二病の一種だと思ってますが)を患ったりしてました。

あと、「スネ夫くんみたいにお金持ちの家に生まれなかった自分は、なんて運に恵まれない人間なんだ」

「同じダメな奴でも、のび太くんのように強力なパートナー(ドラえもん)がいる人は運に恵まれてていいよな…」とか。

あきらかにマンガの読みすぎです…
そのような事で真剣に悩んでいた訳です。まあ平凡なアホです。

……………

そんなある日、私のネガティブ思考がポジティブ寄りにカーブしはじめる瞬間がありました。

何とはなしに見ていた某局TVの科学番組で、「人間が産まれてくる仕組み」つまり「ヒトの受精の仕組み」みたいなのを見たんですね。

顕微鏡の画像とかを流したりする、普通に超マジメな教育番組です…

でも、見ててある瞬間ハッと思ったんです。
「…いや、 私ってすごい運良かったわ」と。


まずですね、人間って生まれてきた時点で、かなーーり厳しい競争を勝ち抜いてきているんですね。

2億くらい競争相手がいるなかで、トップに立った存在。それが、私だったんです。そして、あなたなんです。

すごくない?日本の人口超えるくらいの競争相手の中でトップなの!えっ…そんなの知ってた?

(この件については専門家が執筆した文章をお読みください↓)


この時点で、かなりの勝ち組なんですよ。
まず、自分でコントロールした事でもないけど、誇っていい実績だと思うんですよ!!

いまこれを読んでいる時点で、
あなたは基本的に強運の持ち主です。

なのに何故、自分の事が嫌いになってしまうのか…


case1)親や家族からお前はダメだと言われ続けた

その後、厳しい生育環境に置かれてしまう「運の大暴落」とかも場合によってはありますね。

子どもの頃に置かれてしまった環境って、自分のせいじゃないですよね。

まあ、大人になっていく段階で、なんとか「悪い」環境から抜け出そうとして、あれこれ足掻くわけですが。

それでも、抜け出せるかどうかは、自分の足を引っ張る敵(悲しい事にそれが親であったりする場合もありますね)の強さによったりもします。

そんで、その親とか家族に、「言う事を聞かない悪い子、ひどい子」というレッテルを貼られてしまう場合もあります。

毎日言われていると信じそうになります。

でも、あなたは何か法律を犯しました?
あなたの心を踏みつぶす親や家族はひとつも悪くはないんですかね?

違うでしょ?
不運には合ったかもしれないけど、それが自分の価値をおとしめる訳ではない。嫌いになる相手は自分ではない。

周りが日常的にあなたを貶めるような環境にいるなら、
何とかして抜け出したり、距離を置く事をお勧めします。


case2)いじめにあったり、ブスと言われたりした

そもそも、ほとんどのいじめのターゲットって、ランダムに決められていくものじゃないですかね。自分がダメだからじゃないですよね。仮に、自分のコミュ力の低さとかから、いじめが発生してたとしても、まず絶対悪いのは「いじめてる側」ですよね?

あと、多感な時期に「ブス」と言われた事を必要以上に気に病んでいるひとも見かけます。日本中見渡したら、顔なんてピンからキリまであるよ? あなたは、その程度の顔面で「私は日本一のブスだ」って自信持って言えるの??

もう、宇宙から見たら、地球人の顔の美人とかブスなんて、わずかな誤差の範囲よ?(スターウォーズとかSF映画の見過ぎによる飛躍)


case3)自分は誰からも求められてない。人気ない。モテない。

それは分かるよ。
集団の中でぽつねんと一人だったら、辛いときあるよね。人間関係が複雑になりすぎてもウザいんだけど、友達いないと寂しいよね。

まあ、スベる事を覚悟でアプローチのトライ&エラーを繰り返して友達やパートナーを探していくしかないんだけど。

え?向こうから声をかけられたい?

それは、「自分とものすごく気の合う人」とか「完璧に理想の異性」から、黙っててアプローチを向こうからしてくれたら嬉しいですよね。

でもね。
…それって、ドラマとか映画とか漫画の世界ですから…!!

基本的には、恋愛も結婚も何らかの「取引」だと思うので、相手が自分に興味を持つような材料を提供してみて、そこからどうなるかな、って話で。

ある種の「営業」ですよね。相手への「健全な」想像力を必要とする。
(こういう事が得意な人でも仕事としての営業職が得意ではない場合や、その逆の例もありますが)


現実世界で突然そのようなアプローチがあったら、99.9パーセント、マルチ商法とか宗教とか良からぬ勧誘です。(断言)


何もしてないのに、向こうからやって来る「いい事みたいに見える何か」ほど、怪しいものはありません。


基本的に、
「誰かから求められるために生きる」
と思っていたら、人生しんどいです。間違いないです。

逆に

「誰からも求められなくても、自分が世界に用事あるから生きてるんだよ」と思っておけば、誰に何を言われても根本的なダメージは受けずに済みます。

(noteにスキをもらえないと確かに寂しいが)

…それでも、いや、自分は何のために生きてるのかとか特にないし、とか見つかってないし、とか思う人います?

じゃあ
「自分を幸せにするために、自分が幸せであるために生きてる」
って思ってみるのはどう?

そんで、「それだけじゃ、なんかつまらないな」と思ったら、仕事とかプライベートとかで誰かの役に立ってみたら、負の内向きループからは抜け出せるんじゃないですかね…


ここは難しいところなんですが。


どうも「自分自身のスペックを極限まで高めれば、自分を好きになれるはずだ、必ず幸せになれるはずだ!」って厳しい「自分磨き」とか「資格マニア」を突き詰める人もいるんですが、それ「だけ」では、なかなか満足感を得られないようなんです。

永遠に満足できない無限の内向きストイックループです。


そうならないために、自分だけではなくて、何らかの形で「他人に与える」事をしていった方が、人生の満足感は高いみたいなんですよね。

超お金持ちが、高額の寄付とか社会貢献をしたりする理由の一つにも、そういった面があるようです。


これも、例えばブラック企業で搾取されまくる形で「与える」とかになると、やはり不幸になってしまうので、自分自身に合ったバランスで行う事が重要なんですが。


case4)自分はダメな人間でクズだ

あなたは、犯罪者でこれからも積極的に悪事に手を染めていこうと思っていますか?

…であれば、ごめんなさい、私の理解できる範囲を超えています。何かしら専門のカウンセリングを受けて下さい。



で、自分はそうではないぞって人。

………なら、とりあえず生きていれば大丈夫だ!!!

普通に生きていくのでさえ、難しいこのご時世ですからね。

よく今この瞬間まで生きていたな!
えらい!!!


あなたの自信や自己肯定感は、いつ誰に奪われたのか

・「◯◯しなくてはいけない」

・「最低限◯◯しなければ」

・「◯◯できない奴はクズ」

このような言葉が、TV、ネット、雑誌…パッとメディアを開けば溢れ返ってますね。

そんなの信じなくていいです。
倫理に反してない限り、好きな事をやったらいいんですよね、本当は。

なぜなら、
「人を不安にさせる」というのは、広告手法としてすごく有効、というか定石なんだそうです。

TV、YouTube、いまではSNSも、スポンサーからの広告収入によって成り立っていますよね?

だから、広告を制作したり、掲載したりするメディア側は、見てる人を少し不安にさせて、「◯◯を買えば解決する!」「○○を契約すると危険を回避できる!」と思わせた方が売上が上がるそうです。

なので、あなたが感じている漠然とした不安や、こんな自分じゃダメだという自己嫌悪は、もしかしたら、メディアによって作られたり増幅されたりした物なのかも??

どうしてそう思うようになったんだっけ?
あれ、この自己嫌悪って亡霊じゃない?

と、ちょっと振り返ってみるのも良いかもしれません。

(とはいえ、私もTVやネットが大好きなので、そのようなメディアの恩恵も影響も受けている一人であるのは否めませんね)

なんで、雇用主や家族や広告手法によって決められた自分の「市場価値」を、「自分の中での自分の人生の価値」と混同してしまうんだろうね?悪い魔法にかけられたのかな?いや、それって「呪い」だ。


資本主義社会で生きている以上は、
「自分の市場価値」と向き合う事はなかなか避けられない。わかる。

何かにチャレンジすれば、その世界で優劣もつけられてしまう。


でも、それ以外の価値を自分の中にしっかり持ってた方が苦しくなくない?
目標なんて、「生きる」
だけでもいいんだから。


…っていう、わたしからの提案でした。
みんな、「呪い」から自由になろうぜ!

Twitter: @solamiremi

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