青春の残り香。
青春の残り香が,足元に香っている。
理不尽な「言葉」に悩まされて,
何もかもうまくいかなくて,
それで,自分を嫌いになる。
だけど,
“ありがとう”
”笑顔に助けられた”
”癒される”
”頑張る糧になった”
“キャラが好き”
”役に立っているよ”
”面白い”
”頼りになる”
結局,言葉なんだな。
こんなにもたくさんの人が”自分”という存在を認めてくれて,必要としてくれるなんて思わなかった。
3年前には予想だにしていなかった景色が眼下をかすめる。
きっとそれをある人は”青春”と呼んで,
またある人は“思い出”と呼ぶのかな。
朧げで忘れてしまうような記憶じゃなくて,
情景も,匂いも,感情も,思い出せるような,
”こころ”にその思い出をアルバムとしてしまっておきたい。
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