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愛の消えた街  尾崎豊

今回は尾崎豊さんの「愛の消えた街」という曲について取り上げてみようと思います。

この曲は尾崎豊さんのファーストアルバムである17歳の地図に収録されている曲で、尾崎豊さんがまだ十代で学生の頃に作った曲です。




道端に倒れた様に眠る人がいるよ
一度は目にするが すぐに目をそらして通りすぎる
誰もが不幸になるかもしれない自分を守り
自分の愛を向けることもバカらしくて出来ない まぬけな人ごみ

この曲のテーマは「」です

冒頭部分では殺伐とした世の中で他人に対して自分の愛を向けることの難しさを歌っています。

結局人は自分のことしか考えてなく、ただ自分が不幸にならないように生きているのです

そんな人達を客観的に「まぬけな人ごみ」と表現しています。


俺もまた先の解らぬ不安の中にいる
今を何とか生きる事で 心に余裕もないよ
金もとれない 学生に一体何が出来るのか
どんな奴らも つまりは自分の将来以外
どうでもいいと思うはずさ

他の人たちと同じように、尾崎さんも将来に対する漠然とした不安を感じています。

そしてやはり人は自分の将来にしか興味がなく、他人のことはどうでもいいと思っているのです


愛の消えた街さ 昔からそうなのだろうか
それがあたりまえと言うには俺はまだ若すぎる
見つけたい 見つけたい 愛の光を


そんな社会を愛の消えた街と表現しています


しかし尾崎さんは当時まだ学生、本当に世の中に愛がないのかまだわかっていません。そのため、愛の光を追い求めているのです。



歌詞

道端に倒れた様に眠る人がいるよ
一度は目にするが すぐに目をそらして通りすぎる
誰もが不幸になるかもしれない自分を守り
自分の愛を向けることもバカらしくて出来ない まぬけな人ごみ
俺もまた先の解らぬ不安の中にいる
今を何とか生きる事で 心に余裕もないよ
金もとれない 学生に一体何が出来るのか
どんな奴らも つまりは自分の将来以外
どうでもいいと思うはずさ

愛の消えた街さ 昔からそうなのだろうか
それがあたりまえと言うには俺はまだ若すぎる
見つけたい 見つけたい 愛の光を

愛という言葉をたやすく口にするのを嫌うのも
一体何が愛なのか それは誰にも解らないから
男と女 心より躰で慰めあい
心を探して迷い道迷い込んで倒れるのが見えるだろう
二人もまだ先の解らぬ不安の中にいる
愛を誓い守る事が全てだと信じて
子供も産めない世の中の解らぬ二人に
いったいどんな愛が 育てられるとゆうのか
Oh! 今ここに

愛の消えた街さ 昔からそうなのだろうか
それがあたりまえと言うには俺はまだ若すぎる
見つけたい 見つけたい 愛の光を
信じたい 信じたい 愛の光を



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