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大事なことは全部日本人から教えてもらった|ペンキ画家ショーゲンがアフリカで学んだ3つの教え

ペンキ画家ショーゲンってご存知ですか?

社会人になって6年目のとある日。
偶然入った雑貨屋に飾られていた『ティンガティンガ』の絵に心を奪われる。

ティンガティンガ (Tingatinga) は、1960年代タンザニアダルエスサラームにおいて、エドワード・サイディ・ティンガティンガ英語版)、1932年 - 1972年) が生み出したポップアートの手法。主に動物植物などの自然が描かれる。ティンガティンガ絵画ともいう。

ウィキペディアより

「自分がやりたいことはこれだ!」
と魂の声を聞いたショーゲンは、この絵がアフリカのタンザニアで描かれているkとを知ると、即1ヶ月後の航空券を予約。

そして、翌日には退職届を提出し、1ヶ月後にはアフリカへ。




なんなん!この行動力!
と思う反面、自分の本音に生きるとってこういうことなんだろうなと納得。

ここまでの行動だけでもすごいのに、アフリカに行ったショーゲンは、ティンガティンガの絵を身につける以上の大切なことを、タンザニアのブンジュという小さな村で学んだのです。

大事なことは全て日本人から学んだ

ショーゲンが訪れたのは、ブンジュという人口200人ほどの小さな村。

この村が受け入れた初めての外国人。

なのになのに、村長曰く、

人生で大切にしていることは、全て日本人から教わった

ってどういうこと?

ってなりますよね。

村長の祖父(シャーマンが)が夢の中のお告げで、色々と教えてもらったことが、この村の生きるルールになっているのだそうです。

村長が言う日本人というのは、

地面に穴を掘ってた家に、暮らし、大地に生きる虫と同じ視線を持っていた人々

つまり、日本の歴史で習うところの、『縄文時代』の人々から、お告げをもらっていたということ。

心に響いた教えはたくさんあるのですが、印象に残った3つについて紹介します。

効率的に生きたいのなら、生まれたら直ちに死ねばいい

自分達が幸せに生きるための全てを教えてくれた日本人が村にやってきた!

と村民は期待していたにも関わらず、ショーゲンはその期待を裏切られ、毎日毎日、ダメ出しを受ける日々だったとか。

2日前の食事の内容を質問されても、その時の家族の表情のことを質問されても何も覚えていないショーゲン。

そんなショーゲンの行動を村民は

お前は、全てのことをまるで作業のようにこなしている!

と批判します。

さらに、

お前は、効率的に生きようとしているけど、本当に効率的に生きたいのなら、生まれてすぐに死ねばいい

とまで言われてしまいます。

いかに、効率よく時間を使うか。
現在の私たちは、時間に追われ、あくせくしている。

だけど、それは何のため?

そんなことに気付かされます。

人生は、無駄なことにこそ、味わいがある。

ショーゲンはいやと言うほどそのことを実感することになります。


言葉は思いを載せないと相手には伝わらない

また、やたらと、根拠やらを問う理屈っぽい証言の発言に

お前の言葉には心がこもっていない。
だから、相手に伝わらないのだ。

と、一刀両断。

言葉には、思いを載せないと相手には伝わらない
相手を抱きしめるように、自分の思い載せて言葉発しないといけない。

と教えられます。

3歳の女の子からは、

ショーゲンは肌と肌が触れ合う温もりを知らないから、思いを伝えられないんでしょ。
だから、私がハグしてあげる。

と抱きしめられたのだそうです。

確かに言霊という表現があります。
いくら綺麗な言葉を並べても、相手に伝わらないことは、教員として学校現場で経験していることでもあります。

しかし、
相手を抱くように思いを載せているか?
ここまで丁寧に、思いを言葉に込めているか?

はっとされられました。

今日1日どんな幸せがあった?

子育てにおいて、夜寝る間際になると

「歯磨いた?早くしなさい!」
「明日の勉強道具カバンに入れた?早くしなさい!」
「明日寝坊したら大変。早く寝なさい!」

なんて、子供を追い立てるように寝かしつけた経験はありませんか。

気がつけば、

早く⭕️⭕️しなさい!

がデフォルトになってたり。

しかし、ブンジュ村では、

今日一日、どんな幸せなことがあったか教えて?

と子供に語りかけ、子供とその出来事と幸せな思いをシェアするのだそうです。

幸せは、何か特別なことじゃないんです。

何気ない日常にある幸せに気づけるかどうか。

いつも忙しそうに何かに追われているショーゲンを見て、村長はこう言ったそうです。

日本人は、吸う息、吐く息に幸せを感じ、大地を踏み締める指先から愛を感じていた民族なんだよ、
何のお前は、空すら見上げない。
どうして日常にある『幸せ』に気づけないの?

⭕️⭕️ができれば、幸せになれる!だから頑張れ!

私たちは、目標を設定して頑張ることが美徳のように教育されてきました。

しかし、考えてみたら、頑張らなくても、すでに、日常には『幸せ』はあるのです。


気持ちの良い青空を見上げて、

ああ、気持ちいい!

朝、目が覚める奇跡。

どんなこともで、それを幸せと感じられる感性がブンジュ村では育まれているのです。

終わりに


今回は動画を見て、心に残った3つのことを紹介しました。

1時間くらいの長い時間動画ですが、あっという間です。
ぜひ、見てください。

きっとあなたの魂に響く何かがあるはずです。


そして、当たり前の日常を異なる視点で見ることができるはずです。


この動画を見ていて、訳もなく涙が溢れてきました。

きっと魂に響いたからなのだと思います。


「ブンジュ村の大切な教え」は果たして、今の日本に受け継がれているのだろうか?

という疑問もあります。


しかし、お笑いモンスターと言われる明石家さんまがよくいう

『生きてるだけで丸儲け』

こそ、私たち日本人がDNAレベルで刻んできた大切な教えではないか。

そんなことも感じました。

https://youtu.be/OHtqF53sRLM?si=z-LaRjbCblim9DFE


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