クリスマスイヴに思う人生の正解ってなんだ？

今日はクリスマスイブ。
なんとも、心ウキウキする1日です。

さて、突然ですが、

あなたにとって人生の正解って何でしょうか？

こんなことをふと考えたのは、合唱曲『正解』という曲に出会ったから。

聖なる夜に、ちょっと人生について考えてみました。
時間の許す限り、お話にお付き合いいただけたら幸いです。

合唱曲『正解』との出会い

さて、

この曲に出会えたのも、いつもお付き合いいただいている『ながい』さんが私の記事について、コメントをくださったから。

https://note.com/soisoiy/n/naa6477dacccc

卒業を控え、友人との別れを惜しむ歌であり、
人生とは何ぞや
と問う歌でもあります。

この曲の中には、魂が『ハッ』とさせられる言葉が散りばめられています。

学校教育も、『個別最適な学び』謳っていますが、現実として
『正解』を覚えさえているところは、まだまだあります。

中学校の社会科教員でもある私は、高校入試に備える現実的な対策と『公民的資質を育てるための『個別最適な学び』をどのように展開していくか？

いわば、『理想』と『現実』の間で『子供たちの生きる力』の糧となる学びの保証をいかにしていくか。

日々悩みながら教壇に立っています。

広い視野に立って，社会に対する関心を高め，諸資料に基づいて多面的・多角的に考察し，我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を深め，公民としての基礎的教養を培い，国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う。

学習指導要領より

私が30数年前に、毎日の授業をどうこなすかに四苦八苦していた時に、
「心の根っこを育てる」ことこそ、教員の仕事だ！

と開眼して以来、学習指導要領が改定されても、私の教育方針は文科省の思うところと一致していると感じています。

とはいえ、

こんなこと覚えて、高得点をとることが評価されるって、生きる価値観を見誤るのでは？

そんな疑問が胸の奥にいつもあるのも事実。

生きることって、何？

まずは、大人であり、教員でもある、我々一人一人が自分の人生と向き合えているのか？

大人や教員が人生と向き合う姿勢こそが、子供達への一番の良い手本となる。

そうやって、自然と子供達は
「生きるとは」
「人生とは」
を考えていく素養を学んでいく。

それが、理想なんだろうなと。

いやいや、そんな理想よりも、目の前の現実を見ろ！

なんていう、頭の中の声。
もっともなことのようだけれども、実は頭でっかちになってしまってはいないか？
そうやって、日々の現実に埋没していないか？

オイオイ！人生の大事なことを見失うなよ！

と天？宇宙？大いなる意志？グレートサムシング？神？的な何かが、noteでのやり取りを通じて伝えてくれたメッセージなんだろうな。

そんなことを感じています。

正解なんてない！生き様そのものが正解！

そもそも、人生に正解なんてない！

こう言ってしまうと、身もふたもない（笑）

でも、これが真理なのだと。

この世の生をうけ、精一杯生きる。

その生き様全てが、正解なんだろうなと。

うまくいっていようが、いまいが。

たとえ、今苦しみに打ちひしがれていたとしても。

命ある限り、生きていく。

その姿勢こそが正解なのではないかな。

そんなことを感じています。

「こんなに辛いのに、正解だと！ふざけるな！！」
そんなお叱りの声も聞こえてきそうです。

でも、そんな経験も、実はこの人生でしか得られない貴重な経験かもしれないのでは？

そんなことを思ったりもしています。

「いや、いや。それはおかしい！どうして、自分ばっかりが、こんな目に遭わなきゃならないんだ！！」

もし、あなたが、『人生のどん底にいる』と感じているのなら、なおさらのこと、私のいうことなど

「お前は幸せだから、そんな呑気なことを言ってられのだろう！」

と思うかもしれません。

それでも僕らは生きている？いや生かされている

私は、二度死にかけていますが、今こうして生きています。

その一方で、『不運』としか言えないような形で多くの命が自然災害・事故等で失われているのも事実です。

『奇跡のりんご』でお馴染みの木村秋則さんは、

非常識と言われた、りんごの無農薬栽培に挑戦したものの、全く成果が上がらず、周りからは『かまどけし』と罵られ、村八分になり、万策尽き果て、ついには自死を選択します。

しかし、首を括ろうと入った山の中で、自死に失敗。
そこで、目にはいったのが、その後の無農薬栽培のヒントとなった『ふかふかの土によって豊かな実りをつける』ことを発見。

その時に
『自分は生かされている』ことを悟ったとのこと。

つまり、私たちは、自分自身で人生を切り開いているようで、実は大いなる意志によって生かされているのではないか。

そう思わざるをえないのが、私自身の５８年の人生を振り返ってみての実感、というか確信に近いものがあります。

大体、忘れっぽい私の心臓は一度も動きを忘れたことがありません（笑）

いやいや、笑っている場合じゃないですよね。

そもそも、このこと事態が奇跡だと思いませんか？！

雨の日雪の日も。
浮かれに浮かれたあの日も。
明日は来ないと思えた、絶望したあの日も。

58年間、一度たりとも休まず働き続けているからこそ、肉体が存在しているんですよ！！

これを奇跡と言わずに、何を奇跡という？！

まさに『生きているだけで丸儲け』なのではないでしょうか。

生きている。
このことが事態がもう、すでに正解なんですよ。

サンタクロースは心の中に

ガラッと話が変わりますが、サンタクロースっていると思いますか？

小さい頃は、信じていたけど、大人になって実際にはいない。

そう思ってませんか？

「いやいや、実際に、プレゼント買っているのは親だし」

そんな声も聞こえてきます。

でも、いますよ！サンタは！！

それが私の正解。

補足すると、

「ありがたいなあ」「嬉しいなあ」
と思う心そのものがサンタの心なんだということ。

つまり、サンタは心の中にいるということです。

だから、あなたが、誰かの喜ばせたいと思って、行ったことは
サンタが行ったことそのもの何ですよ！

そして、サンタクロースとは
天、宇宙、大いなる意志、グレートサムシング、神と呼ばれるものと同義なのだとも私は感じています。

私たちを生かし、育むもの。

その意志は私たちの心の源でもある。

そんなことを感じています。

感謝の気持ちで

そして、この源を感じている時、心がじわじわと温かくなります。

クリスマスイヴ、そしてクリスマス。

ケーキを食べて、美味しいものを食べる。

それがあっても、なくても、
今こうして生かされている自分がここに在ること。

そのことに感謝をしたいな。

これが私の人生の正解でもあるのです。

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