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ドラマ3千円の使い方から思ったこと


以前、ミイコさんから勧められて、読んだ「3000円の使い方」が今ドラマでやってます。


3000円をどのように使うか?

その使い方にその人の人生観が現れている!

ということがドラマの根底にあると私は感じています。


お金を大事にしてこなかった30年

このドラマでは、お金のことに真剣に悩み人々の人間模様が交錯します。

そんな様子を見ながら、自分はどうだったか?

振り返ってみると、

お金を大事にしてこなかった

ということが反省としてあります。

これって、どういうことかというと、

自分が本当に手に入れたい大切なもの・ことと向き合っていなかった
ということが前提にあります。

その結果、どんなお金の使い方になっていたかというと

「もったいない」
というベクトルと、
「欲望のままに浪費する」
という正反対なベクトルに翻弄され続けてたことに気づきました。

その結果、行き当たりばったりのお金の使い方に収支します。

私が勤め始めた1989年は、バブル崩壊直前で、郵便局の定額貯金は半年福利で最高利率7%という破格の利回り。(今思うと勿体無いことしたなあって思います。10年預けるとお金が2倍に増えたんですから笑)

しかし、私の意識は
「宵越しのゼニはもたねぇ」
というわけのわからないセリフを吐いて、買いたいものは即購入。

「貯めてから買う」
という選択はない。

200万円を超える新車であっても、即決で購入。
公務員(教員)という信用をいいことに簡単にローンを組んでしまう。

さらには、当時噂になっていた『ノストラダムスの大予言』をちょっとだけ信じたり。(1999年で人類は滅亡するという類のもの)

コツコツお金を貯めても、戦後紙幣が紙切れ同然になったように、世界が滅びたら意味がない!

なんて発想で、きちんとお金と向き合っていませんでした。

お金と向き合うことは自分と向き合うこと


ドラマ『3000円の使い方』では、お金に対する考え方の違いに悩む姿がリアルに描写されています。

でも、最後には気づくんです。

「お金を貯める」にしても「お金を使う」しても、お金は幸せになるための道具なんだと。

お金に振り回されるのではなく、
「どう生きたいのか?」
ドラマの登場人物達は、自分の本心と向き合います。
そして、互いの考えを伝え合い、理解し合う。

うーん、まさにこれって私自身がここ3年で体験してきたそのものだ!

共感しながらドラマを見ています。

本当に大切なことには迷いなくお金を使う


お金って、ただ貯めれば良い、増やせば良い
というだけではないんです。

あくまでも幸せになるための道具なのですから。

だから、本当に大事なことであれば気持ちよく使う。

例えば、私には行きつけのカレー屋さんがあります。

お店のロケーション、店内の雰囲気の全てが『アズマシい』(北海道弁で心地よいとか落ち着くといった感じのニュアンス)

美味しいスリランカカレーをたべ、身も心も喜んでいるのが自分でも感じられます。
その対価として、お会計をする時には、心の底から「ご馳走様」とお礼を述べています。

ありがとうの気持ちと共にお金を支払う。

「お金は価値の対価とはこういうことだったのか!」
こんな当たり前のことを50代も後半になってやっとわかったのです。

この感覚がわかってからは、上部の欲望でお金を使うことがなくなりました。(どうでも良いもの・ことにお金を使うからもったいない!って感じていたわけです)

簡単にいうと50代も後半になってようやく「無駄遣い」と本当に必要なことへの「投資」の区別がつくようになったのです。

すると、あーら不思議。

収入は変わらないのに、お金にゆとりが出ました。(当たり前か!)

コツコツ貯めるもも思い切って使うも、家族の幸せにつながるかどうか


このドラマ、お金のことで恋人、家族が葛藤するシーンが数多く出てきます。

お金に対する考え方って、それぞれが育ってきた背景や人生観が如実にでる。

だから、人と真剣に向き合えば向き合うほど、お金の話は避けて通れない。

特に夫婦なんてそうですよね。

我が家は、妻は私にとって「カミ」(神)な存在。

浪費癖の私のフォローから教育を行いつつ、家計を回しつ、家族の幸せをプロデュースし続けている。

子供達の将来を見据えた貯蓄(保険)を組み、スムーズにお金を運用。

実にスマートです。

ただ、家の購入にはついては、随分と無茶をしたというのが夫婦の本音です。

「よく、家の購入を決断したよね」
と。

結婚を機に、妻は教員を一旦は退職。
私の収入だけで、家のローンを果たして払えるのか?

なぜか、当時は私も妻も
「なんとかなるっしょ!」
という楽天的な判断で家を購入。

子供達の成長に合わせて、妻が働き始め、今では教職にも復帰。

妻も当時を振り返り
「なんと無謀な判断だったんだろう」
と笑顔で振り返ります。

しかし、当時の私たちにとって、
「暖かい」「カビ臭くない」木の香りの漂う家は、子育てに必須の条件だったんです。

お金の面では無理をしましたが、「家」を購入したことによる恩恵は多岐に渡り、家族の幸せを後押ししてくれたのは間違いありません。

家にも相性ってあると思うのです。

たくさんの住宅メーカーや工務店を検討した中から、
最後は「一目惚れした」家にたどりつきました。

「本当に好きな家」
だから、多少の無理も飲み込んで決断したわけです。

これは、浪費でなく、家族の幸せに必要な投資だった。

我が家の場合はそうであったと思うのです。

終わりに


50代も後半になってようやく無駄使いをしなくなった私のお恥ずかしい話におつきたいいただきありがとうございました。

お金に対する考え方は、人生観ともリンクしている。

私は自分自身の経験からそう感じています。

そんな意味でも、この「3千円の使い方」というドラマ(小説)は自身の人生観を確認する(自問する)のに良いドラマ(小説)だと思いました。

興味のある方は、ぜひご覧ください!

きっと、何か思う(共感したり、ざわざわと胸騒ぎがしたり)ところが出てくるはずですよ。

☘️最後まで読んでいただきありがとうございました。
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