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ヒーローになりたかった少年の唄2021㉓

波動の世界観

パウル・シュミットさんというドイツの学者の本を初めて読んだのはもう10年以上前のことだ。

この人の提唱する療法は「バイオレゾナンス療法」という。

「バイオレゾナンス」はドイツの振動医学からなる理論で、振動(共振)を利用した健康法。
ドイツでは、普通の病院でも波動治療が選べるし、健康保険も使えるちゃんとした治療法なんである。

あらゆる物体は固有の振動を持っていて、病気などの異常があるとその細胞や臓器は、本来の健康な時とは異なる周波数を発する。

最先端の量子力学では、この世界の全ては波動でできていると言われている。
原子や原子核といった超ミクロな物質をさらに分解していくと、最後に残るのは振動する「ひも」だという。

「超弦論」とか「超ひも理論」とか言われている。

「超ひも理論」を簡単に言うと、物質の最小構成単位である「素粒子」は、大きさを持たない「点」ではなく「ひも」であるという考えだ。

多彩な種類がある素粒子も、実はすべて同じ「ひも」(1cmよりも33桁も小さい、糸くずのような線状のものや輪ゴムのような環状もの)でできていて、それらの「ひも」は振動し、その振動の仕方の違いを素粒子の種類の違いとして見ることができると考えられている。

「超ひも理論」は、まだ研究途上にある未完成の理論だが、世の中に存在する物質の最小単位や構成を知ることは、宇宙全体を知ることにもつながると考えられ、科学界でも注目を集めているらしい。

「バイオレゾナンス」では、波動測定器を用いて異常振動をしている細胞や臓器を探し出し、正しい振動に修正して体の活性化を図る。

例えば、「心臓」が悪いとする。

それは、本来の「健康な心臓」の発する周波数とは違った「病気の心臓」の周波数を発しているわけだ。

その「病気の心臓」に、音叉の共鳴(一つの音叉を叩くと、近くにある音叉は叩いていないのに共振しだす)の原理を使い「健康な心臓」の周波数を当て続けると、共鳴共振して、そのうち「健康な心臓」の波動と同じ周波数になる。

「健康な心臓」の周波数を発している心臓は、当然すでに「病気の心臓」ではなくなっているということだ。

それを「治癒」という。


たまたま、僕の住んでいる千葉の外房地区に、この「波動療法」に非常に詳しい先生が何人かいる。
歯医者さんだったり、接骨院の先生だったりするのだが、僕は歯が悪くなればその歯医者に行くし、腰が痛いとなればその接骨院に行くのだ。

その効果は凄まじい。

どうしようもないと言われた虫歯も治ったし、ツアー中に車椅子に乗る羽目になった腰痛も今では完治している。

自宅にレヨコンプという80万円くらいする波動測定器を買って、誰それが調子が悪いといえば貸し出したりして、助かったと言ってくれた人も沢山いる。

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波動の面白いところは、物質だけに留まらないところだ。

たとえば「言葉」

「愛してる」という言葉の波動と、「死ね」という言葉の波動は当然全く違う。

よく植物に「愛してるよ」と声をかけて育てるとスクスク成長し、「死ね」という言葉をかけて育てるとすぐに枯れてしまうという話を聞くが、あれもある意味で「バイオレゾナンス」なのだ。

「音楽」もまた波動であって、気分の良くなる音楽と気分の悪くなる音楽があるのも当然であり、音楽療法が効くと言われるのもまた「バイオレゾナンス」なのである。

イジメられた子が元気をなくしてしまうのは、毎日「悪い波動」の言葉をかけ続けられ、それに身体や精神が共鳴してしまうからだ。
それを治そうと思ったら、「良い波動」の言葉を身体や精神が共鳴するまで毎日かけてあげればいい。

紙に「愛」と書いたやつを裏向きにして水を入れたペットボトルに貼っておくと、その水は文字の波動に共鳴していい水になる。
「ありがとう」と声をかけるだけでも、その水は波動水になるのだ。

かなりオカルト的なニオイがすると思うが、実はそれはバイオレゾナンス的な見方をすれば当然なことであり、そのあたりは江本勝さんの著書に詳しい。

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この本の表紙に写っている結晶写真は良い水の結晶であり、とても美しい。
この水に「死ね」と声をかけ続けると、崩れてグチャグチャな結晶に変わる。

ちなみに、放射能汚染水の結晶と、「死ね」と言う言葉をかけ続けた水の結晶はほぼ同じだったという。

考えてみれば人間や動物の身体もほとんど水からできているわけであり、その水に「悪い言葉の波動」を当て続ければ、当然病気になったり精神がおかしくなったりするわけだ。

なんとなく嫌な雰囲気のする神社とか、なんとなく陰湿な感じのする部屋とか、そういった場所に「良い波動」をあて続けると、まるで違う場所になったかのような波動変化が起こる。

祈祷師とか霊媒師などのやっている「場の浄化」や「浄霊」などというのも「バイオ」ではなくても、結局「レゾナンス(共鳴)」の作業なのではないかと僕は勝手に思っている。

こういう視点で物事を観ていくと、本当に全ては波動であって、現実に起きていること全てが、発している周波数の結果であるということに気づく。

パウル・シュミットさんは、ありとあらゆる物質の固有波動を特定し、本来その物質の発するべき周波数を分厚い一冊の本にまとめた。
その量と精度を考えると、本当に驚嘆するような偉業だと思う。

面白いのは、全く違うものが同じ波動を持っていたりすることだ。
情報が膨大過ぎて詳しくは覚えていないが、例えば水虫の波動と、とある植物の波動が全く同じ周波数だったりとかする。波動の世界は本当に奥深いものなのだ。


さて、それを踏まえこの「地球」という星は、今どんな波動周波数を発しているのか。

コロナや異常気象、経済戦争にサイバー戦争、政治不信、犯罪や事故や自殺。世界中を見渡してみて「地球は今、最高にいい周波数を発している」とはとても思えない。

この星に住まわせてもらっている僕ら人間の義務はきっと、自ら「良い波動」を発し続けて、周りの全てに「良い波動」の共鳴を与え続けることなのではないか。

一つの音叉が周りの音叉をどんどん共振させるように。

その共鳴が高まれば、きっとこの「地球」自体が本来発するべき、素晴らしい周波数に戻っていくことはバイオレゾナンス的に明らかなのだ。

そうだ、選挙に行こう!!

(無理にまとめすぎたか……)

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