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踊らされる自分でも、いいじゃないか

時間ないのに、そんな時に限ってテレビつけちゃう。
アマプラ(Amazon prime video)つけたらもう観るしかない。

一瞬で別の世界に飛べるのがいい。

今日は、クリスチャン・ディオールのお針子の世界(『オートクチュール』)と、隕石をNASAに頼まれた荒くれ男たちが砕きに行って平和が保たれる話(『アルマゲドン』)。

アルマゲドンはもう泣きにいった。

初めて観たのは高校生で、以来何度も観てるから最後の30分だけ。

ブルース・ウィルス演じる父の娘への愛。
自分は地球のために名誉ある死を選び、かわいがってきた部下を地上に返し、娘を託す。

映像や音楽が全力で、「ここ泣きどころだよ!」って言ってくる。

作られた感動だってわかりつつ、泣けちゃう。

ここでちょっと不安になる。

踊らされる自分でいいのかって。

−先にフランスの静かめでツウな世界と比べて、アルマゲドンってベタ過ぎない

−ベタ過ぎな映画の「ここで泣いてくださいよ!」に乗せられてる自分、カッコ悪くない

口コミなんか調べたりして「感動した」と書かれてるのを見つけてほっとしてみたり。

酷評を読んではやっぱり、コテコテの娯楽映画に踊らされてるよな…とへこんでみたり。

要は、自信がないんだよなぁ。
自分が感じたことが合ってるかどうか、答え合わせしたくなってる。

それに私、「映画好きならば、ツウ好みな、単館上映されるじわじわ系なもの以外は好きと言ったらカッコ悪い」と思ってるもよう。

「あんた、めんどくさーい!
いいものはいい、それでいいじゃん!!」
と自分につっこむ。

そもそも、アマプラにある時点で世に受け入れられてる作品なんだし、映画、もっというとストーリーとは得てして意図して作られるものだし。

静かな、じわじわ、おしゃれな映画も好き。
ここぞとばかり盛り上げてくる、ベタなのも好き。

それでいい。
ツウな世界、ベタな世界、どっちも好きなのが私。

今日の夜はエアロスミス(←アルマゲドンの主題歌担当)で余韻に浸るぞー。


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