玄関までの動線で子どもの身支度スペースを作る
今回は、4歳の息子の朝の身支度スペース作りについて、書いてみようと思います。
1.「自分でできたよ」をサポートする仕組みづくり
息子は現在、幼稚園に通っています。
平日の朝の身支度として、着替え→持ち物→出発というように、
朝を過ごすリビングから玄関へと進んでゆくと、その過程で自動的に身支度が出来上がるように、
できるだけ息子が自分ひとりでその支度をできるように、
動線に沿って少しずつアイテムを配置してみました。
2.リビングの子どもクローゼット
リビングの一角に、間取り図上は「飾り棚」という名称の、小さなスペースがあります。
幅一間の押し入れサイズで、奥行きが浅い(通常の押し入れの半分くらい)、本当にちょっとした収納スペースです。
上下2段に分かれており、この下のスペースを、息子の朝のクローゼット、お着替えスペースにしてみました。
アイテムはシンプルに、白い箱(無印良品のやわらかポリエチレンケース)を2つと、突っ張り棒(ダイソー)だけにしました。
白い箱は床置きするより少し高さがあった方が見やすく、埃対策にもなるので、同じく無印良品の頑丈ボックスの上に置いています。
(頑丈ボックスの中には、私が子ども時代に読んだ名作全集を収納しています。息子が読める年齢になったら出すのが楽しみです。)
白い箱の大きい方(やわらかポリエチレンケース・大)は、部屋着とパジャマを入れる箱にしています。
とりあえず今は、朝脱いだパジャマをここにポンポンと収納すればOK。
園から帰宅して着替える部屋着も、ここに入っています。
白い箱の小さな方(やわらかポリエチレンケース・中)には、インナー、ソックス、レギンス、ズボンを入れています。
それぞれ同じものを複数枚揃えていて、どれを取っても良いようにしています。
(ソックスはまだ何色かバリエーションあり。消耗したら買い換えながら、ただいま色を統一中です。)
選択肢を少なくすることで、まずは「自分でお着替え」をシンプルに達成できるようにしました。
種類を揃えると楽、ということについては、下記の記事にも書いていますので、よろしければぜひ合わせてご覧ください。
突っ張り棒にはハンガーでトップスをつるしています。
トップスは色や柄が少しずつ違うものを揃えて、その日の気分で好きなものを選べるようにしています。
3.廊下に並んだアイテムたち
着替えを終えたら玄関へと進みます。
廊下にフックを貼って、園の帽子、上着、アウターをつるしています。
無印良品の壁に付けられる家具シリーズのフックなのですが、団地の壁板が予想以上にかたくピンがうまく入らないので、養生テープを貼った上にダイソーの通称「魔法のテープ」で貼りました。
重さがあるものだと落ちてしまうので、ここには軽めのものをかけています。
4.玄関にかばん類を
上着や帽子を身につけたら、そのまま玄関へ進みます。
玄関の靴箱の上に、息子用のハンカチとティッシュを小さな箱に入れて用意しています。
自分でとってポケットに入れます。
また、この靴箱の扉に、ダイソーの扉用フックを設置して、息子のかばん類をかけて収納しています。
このフックはキッチンのシンク扉にビニール袋をかける用なのでそれほど耐荷重がありませんが、貼るフックとは違い、扉の上部に引っ掛けているので、子どものかばんくらいの重さでしたら大丈夫です。
5.持ち物確認と身支度完了
玄関には無印良品の頑丈ボックスを置いており、外から帰ってきた時に荷物の一時置き場にしたり、両親が来た時などに腰掛けて靴を履けるようにしています。
(中にはお正月や端午の節句などの、季節の飾り物を収納しています。)
この台の上で、かばんにお弁当を入れるなど、持ち物を確認し、これで身支度は完了です。
玄関の壁にはミラーを貼ってあるので、最後に身支度完了した自分の姿を確認して、靴を履き、出発です!
以上、我が家の現在の子どもの身支度スペース作りでした。
休日や家で着る私服、パジャマや季節外の服については、この身支度スペースとは別に管理しています。
季節に合わせて必要な衣類を身支度スペースにスタンバイしておき、息子は身支度スペースの中から選ぶ仕組みです。
子どもが「さあ自分で身支度をしよう」という時に、選びやすいようにある程度選択肢を少なくしておくこと、動線をすすむと身支度が出来上がる仕組みを作ることで、「自分でできた!」という感覚を楽しめることを意識してみました。
このスペースについてはあれこれ試行錯誤をして、現在の形になったのは年明けからなのですが、今のところやりやすいようで、平日の朝の身支度を、子どもがほぼ1人でできるようになりました。
本人は「できたよ!」とうれしそうにしているし、こちらは少し楽になりヤッホーです。
子どものものはこれからどんどん増えて、自分でやりたいこと・やれることも増えていくと思います。
スペースには限りがありますが、都度都度、楽しい仕組みづくりを工夫していけたらなと思います。
お読みくださりありがとうございました。
どなたかのご参考になりましたらうれしいです。
この記事が参加している募集
いただきましたサポートは活動費に、そして記事に還元させていただきます。よろしくお願いします!