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ミニマリストの団地暮らし|「団地のもともと」を活用する

こんにちは。ソフ子と申します。
えーやん(夫)もち助(息子・4歳)と3人で、レトロ団地の3DKでミニマルに暮らしています。

今回は、はずしたふすまなど、団地の元々の設備を使うささやかな工夫について書いてみたいと思います。

1.はずしたふすまは全6枚

3DKの我が家では、
・ダイニングと洋室の仕切りのふすまを2枚
・寝室としている和室の押し入れのふすまを2枚
・ストックルームとして使っている部屋の収納のふすまを2枚
合計6枚のふすまを入居時にはずしました。

押し入れの天袋などに収納できれば良かったのですが、古い物件なので少し押し入れの間口が小さいのか、サイズ的に入る場所がなく、家具の後ろなどに布をかけて置いていました。
これらをただ保管して置くのではなく、何かに転用できないかと考えました。

賃貸物件なので、現状復帰は必須です。
特に変わった使い方ではなくて、毎日の暮らしの中で、大きな板状のものが必要に感じられたときに、これで代用できないかと、使える場面を探ってみました。

2.防寒ボードとしてふすまを使う

団地はやはり冬は窓からの冷えが厳しいです。
窓ガラスに防寒シートを貼っているものの、それだけでは冷え込みが厳しい日には間に合わず、立てかける防寒ボードのようなものが必要だなと感じました。

色々と検索していたところ、立てかけるだけで自立する、しっかりした、軽い、大きな板がいいんだよな〜……そうだ、ふすまがあるじゃん、と思いつき、夜になってカーテンを閉めた上から、横に倒したふすまを立てかけてみました。
(カーテンと窓ガラスの間に入れると、結露で湿ってしまう可能性があるため。)

かなり冷えをブロックしてくれています!
日中は壁際に立てかけておけば違和感無く、何より軽くてしっかりしているのがありがたいです。

3.防音ボードとしてふすまを使う

ストックルームとして使っている部屋に、書斎のような小さなコーナーを作っています。

壁際に1人がけの読書用ソファを置いているのですが、接している壁が冷たく、お隣の部屋とも接している部分で、音も時々聞こえてくるので、防音ボードを入れたいなと思って色々と探していたところ……そうだ、ふすまがあるじゃん、と思いついて、ソファ横の壁際にふすまを横置きにして立てかけ、布をかけました。

かけている大きな布はスタンダードプロダクツのもの

何かを一つ挟むだけで安心感がありますね。
ふすまのサイズに若干の差があるので、高さが低いものを壁際に置くことで、読みかけの雑誌を置ける凹みを作っています。

3.和室のふすまは冬場は復帰させる

和室の押し入れの2枚のふすまは、寒い時期は復帰させることにしました。
暖かい時期は湿気を溜めないという目的もあり、押し入れのふすまをはずして鴨居フックと布でカーテンにしていたのですが、冬場は乾燥しているのと、空間を区切った方が暖かく感じられるので、ふすまを戻して良かったです。

4.他、例えばドアストッパー

ふすま以外にも、古い団地ならではの建具のちょっとしたへこみやへりや、備え付けのパーツが好きです。

例えばドアストッパー。
あちこちのドアにかなりしっかりとしたスチールのドアストッパーが付けられています。
ふすまをはずしているので、そのストッパーが当たるところがなく、ストッパー機能が不要なところもあります。

例えばそこに、その周辺で使うちょっとしたものをかけています。

室内干しスペースのそばに、ハンガーをかけておいたり
リビングに掛け時計をかけたり

ストッパーが歪んでしまってはいけないので、軽いものだけをかけて、時々歪みが出ていないか様子を見ていますが、今の所は大丈夫そうです。

リビングにかけているこの時計は、プラスチック製で軽く、特に安全面から、カバーがガラスではなくプラスチックのものを探していたので、とても良かったです。
時計自体も読みやすく、息子が時間と時計に馴染むきっかけになりました。

以上、我が家の、団地ならではの暮らしのささやかな工夫でした。
お読みくださりありがとうございました。
どなたかのご参考になればうれしいです。

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