もっと楽しむ!ノースサファリサッポロ動物図鑑
こんにちは、ホークス広報室の中澤です。
先月BOSS E・ZO FUKUOKAで「完全自己責任⁉ふれあい動物園ノースサファリサッポロ」が始まりました!
ビルの6Fに動物園を作ってしまうというなんとも衝撃的な企画。先日大好評のうちに幕を閉じた「うんこミュージアム」に続き、こんな企画を立て続けにやってしまうところはまさにホークスの真骨頂ですね。
(取材記事はこちら↓)
「完全自己責任⁉」というタイトルからも察する通り「こんなに近づけるの!?」と驚くほど動物と間近で触れ合えるノースサファリ。その楽しさは現地を訪れてもらえば体感できると思いますが、今日は私が実際に動物たちと触れ合って「こんな情報を知っていたらもっと楽しめる!」と感じたことをnoteにまとめていこうと思います。
題して、
「E・ZO版ノースサファリサッポロ専用動物図鑑」
です。
同じ種類の動物でもその子たちには一匹一匹の名前があり、習性にも違いがあります。その子たちの個性を知っているかどうかで感じる愛着も違うので、この場を借りてかわいい動物たちを紹介させてください!
(ホークス関係者もオープン3週間で既にすごい愛着が湧いています(笑))
案内してくれるのは飼育員の平尾美由紀さん。動物が好きすぎて2年前から本場のノースサファリサッポロで働き始め、このイベントのために札幌から福岡へ動物たちと一緒にやってきてくれました。
それでは、平尾さんの案内で動物たちの世界へレッツゴー!
ハリスホーク
ホークスといえば、「鷹」!。そして、この子の種類は「ハリスホーク」!
我らがハリーホークと瓜二つの名前に、さっそく親近感を覚えてしまいました(笑)(※関連性はありません)
名前は麗(れい)くんといって、綺麗に飛ぶイメージから北斗の拳のキャラクターが由来になっているそう。「単独行動が多い他の鷹と比べて、群れを組みチームワークで狩りをする」という特徴があるようで、チーム一丸となって戦うホークスの選手たちに重ね合わせてさらに愛着を感じてしまいました。
アカハナグマ
木の上で暮らすアカハナグマのリンちゃんとカンナちゃん。顔に黒いラインが入っている子がリンちゃんです。子だくさんのお母さんグマで、子供のランちゃんとルンちゃんは別の動物園で活躍中だそう。
カンナちゃんは人懐っこく、遊んでほしい余りスタッフさんを甘噛みしてくるのをしつけられていました(笑)。野生でも木の上で生活しており、E・ZOでも器用に木の上を歩く様子を見ることができます。
フタユビナマケモノ
木にぶら下がりながらゆったりと暮らしているエコちゃん。名前の由来はおわかりですよね?
省エネな動きをするので「エコちゃん」。
普通に様子を見ているだけでも癒されますが、エサのバナナをあげるとゆっくりと手を伸ばしてくるところがさらにかわいいんです!野生では基本的に葉っぱを食べて生活するのでほとんど動かず「エコ」な生活をしますが、ここではお客さんからたくさんバナナを食べさせてもらって、野生のナマケモノよりも行動量が多いそう。食べ物で日々の生活リズムが決まっていく生命の力はすごいです。
エボシカメレオン
カメレオンといえば周囲に合わせて色が変わるという印象を持ちますが、色を変えるのは「身の危険を感じたとき」だけなんだとか。天敵に襲われることがない安全なE・ZOでは色が劇的に変わる瞬間は見られないということですね。
それでも、草になじんだ綺麗な配色をしていて「なぜこんな色になるんだろう?」と生物の不思議さを感じました。
キタキツネ
生まれ故郷の北海道からはるばる福岡までやってきてくれた小豆(あずき)ちゃん。遠距離移動が疲れたのかはじめのうちは少し静かな様子も見えましたが、今は元気いっぱい。やんちゃでいたずら好きな小豆ちゃんは平尾さんが小部屋に入ると周囲を走り回って、ゆっくり写真も撮らせてくれません(笑)抱っこしたり、ドックフードをあげて喜ばせてあげましょう!
ミーアキャット
個人的イチ推し、可愛さナンバーワンのミーアキャット。すばしっこく元気に動き回っている3匹の見分け方を教わったのですが、私にはさっぱり見分けがつきません。。他の子よりずんぐりむっくりなのがマハロちゃん(♀)。毛の色がちょっと濃いのがヨモギちゃん(♂)。ヨモギちゃんよりちょっと毛の色が薄いのがネリネちゃん(♂)。訪れた際には見分けられるか挑戦してみてください…!
ミニブタ
ミニブタのツナちゃんとノリちゃん。
仲良しのコンビの2人は何でもかじってしまうクセが(笑)ここにきて初めに用意された柵もかじってしまい、すぐにプラスチックのボードが追加されていました。
フクロウ(アメリカワシミミズク)
今までのイメージが覆されることをたくさん教わりました。
イメージに反して「ホー」と鳴くフクロウはなんと全体の1/3…!「ジー」とか「ギー」となくフクロウが多数なんだそう。写真のジンくんは「ホー」となく子なので、鳴き声聞いてみたい方は飼育員さんにお声掛けを!
また、たくさんのフクロウたちがいる中で注目すべきは「目の色」。黒い目をしている子は夜行性で、黄色い目は昼行性。中間のオレンジの子は日の出・日の入り時間に活動するんだとか。
基本的に静かにずっと立っているので大丈夫?と心配になるのですが、それは野生でも同様で、敵から逃げる時とエサを取る時しか飛ばないんだそう。1日動かなくても全然大丈夫と聞いて安心した一方、ハリーポッターに登場するイメージも強いのでそんなに長い距離を飛べないと聞いて驚きました(笑)
ビルマニシキヘビ
首巻き体験で人気なビルマニシキヘビのけやきくん。名前の由来は北海道のラーメン屋から。体長3m、体重15kgほどある大きな体も、なんとエサを食べるのは2か月に1回…!素晴らしいエネルギー効率の良さで生きています。
選手にもふれあい体験をしてもらうと、甲斐野央投手はこの表情…(笑)
見ているよりも、実際に首に巻くとくねくねした動きが直に伝わってくるので想像以上にビビります(笑)ぜひ体感ください!
トナカイ
最後に紹介するのは今週からいよいよ登場したトナカイのホーリーくん!
実際にトナカイを見たことはないという方が多いのではないでしょうか?
少し気難しい性格で、産まれた頃から9年間一緒にいるスタッフにしか気を許してくれないんだとか(E・ZOでホーリーくんを手懐けられるのは1人のみ…!)。
私も今回初めて本物を見たのですが、想像以上に立派な角で存在感がすごい。毎年夏に生え変わり、冬にかけて大きく育っていくそうです。
もうすぐクリスマス。記念写真を撮りに会いに来てみてはいかがでしょうか?
以上、10種類をピックアップして取り上げさせていただきましたが、まだまだ紹介しきれないほどたくさんの動物たちが暮らしている「ノースサファリサッポロ」。全部で40種類近くいるので、全部紹介するのはここでは控えておきます(笑)
既に来てくれた方も、これから行こうという方も、この図鑑を見てもっとノースサファリの世界を楽しんでいただけたら嬉しいです。
現地では飼育員さんが優しく詳しく教えてくれるので、遠慮なく色々質問してみてくださいね!
(広報:中澤 佑輔)
★Twitterでは動物たちの動画もアップしています!