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初めてのお泊まりデート:その② 不安の話

連休に合わせてFさんが5日間私の家に泊まりに来てくれた初のお泊まりデート。

今回も、その時にあったこと、感じたことを書いていきたいと思います。


■お互いの好きなところを話し合う

はじめに断っておきますが、惚気じゃないですよ(笑)。

Fさんからの無言の後押しの力を借りはしたものの(笑)、形的には私の方から気持ちを伝えて始まったFさんとの交際。

私としては、Fさんが「私の何が良くて選んでくれたのか?」ということは思っていてもここまで聞くことができなかったのですが(なぜ聞けなかったのは、後述)、今回Fさんの方から割と積極的に「私(Fさん)のどこが好きなの?」と聞いてきたこともあって、それに返す感じで「じゃあさ、反対に…」とさらっと聞いてみたのですが…。

回答としては、「全てが合格点以上だったから」とのことでした(笑)。

細かい内訳は聞きませんでしたが、Fさんの中では「誰かと一緒になるにはここだけは譲れない」というポイントが20個以上あるそうで(笑)。

今まで色々会ってきた人は、「AとBとCに関してはすごく良いんだけど、Dがちょっと…」という感じで全部をクリアした人というのがなかなかいなかったそうなのですが、私はどのポイントも全てクリアしていて(まぁ点数的には合格点ギリギリのものもあるそうですが(笑))、さらにFさんの中で特に大事だと思っている部分がものすごく高得点だったのが大きい…んだとか。

そういや、私もマッチングアプリを再開するにあたって、「こういう人がいい」というのをリストアップとかしてたよな…とか思って懐かしくなったのですが(笑)、ただこれを聞いて「良かった合格点以上なんだ!」とか素直に喜んだわけでは結構なくて、どちらかというとFさんから交際申し込みをOKしてもらって以降ずっと感じていた不安が、Fさんの解答を聞いてなんとなくしっかり形になってしまった感じでした。

その不安とは、Fさんが私と一緒にいるのは私のことが「好きだから」ではなく、「結婚するのに良さそうな人」だからじゃないんだろうか?という不安。私のことが、決して恋愛感情として好きなわけではないのかもなぁ…という不安です。(そういう不安が薄々にせよあったからこそ、逆にFさんに「なぜ私のことを選んでくれたのか」を聞くことができなかったわけなのですが…)


■一度も好きと言われていない

Fさんと交際を始めて約2週間ちょっと。

私の方は、最初に口に出してしまったという強みもあり(笑)、それなりの頻度で自分の想いを口にして伝えているのですが、Fさんからまだ一度も好意を言葉にして伝えられたことがないんですよね…。

好きだ、と伝えても「ありがとう」って言うのが帰ってくるだけで、せめて軽くでも良いので「私も」とか好意を示してくれると嬉しいのですが、今のところそう言ったことは一切なく(笑)、そこが付き合い始めた当初から結構不安に思っているんですよね。(反対に、女性から「好き」って言われて「ありがとう」としか返さない男って、結構ひどいやつだと言われる気がする(;^^A)


ただ、人の本質は基本的に言葉より行動に現れるもの。

こまめに会いにきてくれたり今後の二人の生活についてしっかり考えて提案をしてくれたりと、私に好意を持ってなければ絶対にしない行動をとってくれているFさんに対して嫌われているのかも…とまで思う不安では全然ないのですが、それでも女性は時に恋愛感情がしっかりないままでも結婚という選択をしたり付き合ったりすることがある…という事は、私の人生で何人も見てきているので…。

付き合い始めの今の段階はそれほど好きじゃなくても一緒にいられても、いざ実際に同棲や結婚ということを私が具体的に口にし始めた時に、もしそこまで好かれていなくてフラれたりとか、逆にそこまで好かれていないまま結婚をOKされてしまったら…。

振られるならまだしもそれほど好きではない状態で私と結婚をしてまったりした場合、そこから先のFさんの人生を考えると…なんて、そんなことが時々ふと頭をよぎっちゃうんですよね(;^^A


■不安の根底にあるもの

もちろん、今書いて不安に関して、現時点ではFさんに伝えるつもりはまだありません。

知り合ってからまだたったの4ヶ月。お付き合いをさせてもらってからは2週間ちょっとしか経っていない状況なので、正直「好かれているのか本当に不安で不安で仕方ない…!」というほど私も不安に思っているわけではないですし(笑)、それこそ今後の二人の付き合いの中でそこははっきりさせるなり、好きになってもらえるよう努力をすれば良いだけの話…と思っていますので、まだFさんに私の不安をいちいちぶつける段階ではないと思っているのですが…。(また、Fさんの性格的に、多分そういう事口にするのはすごく苦手そうなのもわかっているので(;^^A)


ただその上で、私がFさんに対して漠然と不安を抱いてしまった理由は、冒頭に書いた「お互いの好きなところ」とはまた別の話をしていた際に自覚する事はできました。

それは、やっぱり「離婚」。

自分の弱さの全てを離婚のせいにするつもりは全くないし、以前も書いた通り自分の中ではもう離婚に関しては全て納得し、考えても仕方ないこととは思っていたつもりだったのですが…。

それでも。
どうしても「結婚に一度失敗した」ということは私の中に大きな影を落としているらしく、無意識のうちに「別れてしまうこと」を前提に、Fさんとの関係を自分が考えている感じが、今回のお泊まり中に話したことで見えてきてしまいました。


Fさんの行動を見ていれば私のことをしっかり考えていてくれることは明白。
それでも好意をはっきり言葉にして欲しいのは、好意を言葉で伝えられるということ自体が嬉しいことなのはもちろんあるけど、それ以上にやっぱりある程度形にしてもらわないと、「また大事な人に好かれていないのでは」「最終的にはまた離れていってしまうのでは」ということがどこか頭の隅にちらついてしまい、それが原因でだんだん相手との関係に不安を持ってしまう…という事を、今回なんとなくですが自覚してしまったのでした…。


■まとめ

というわけで、今回は「Fさんとお互いの好きなところの話をしていたら、改めて自分が持っていた不安が浮き彫りになってきてしまった」というお話でした(;^^A

「私が不安に感じたことと、その根底にあったもの」というテーマに絞って書いてしまったため、なんかちょっと暗めの話になってしまった感じですが、「不安を持つ」と「不満を持つ」は全く違うことなので、いくら不安を自覚したからといってそれを理由にFさんとの関係を現段階で諦めるとか先がないのかも…と思うほど落ち込んでいるわけではまっっっっったくありません。

芥川風にいうと「唯ぼんやりとした不安」とでもいうか、「もうちょっと愛情表現してほしいなぁ…」のもう少しだけ深い不安というか、その程度の不安をちょっと感じているくらいなので、今回の記事の途中でも書いた通り、「今後の二人の付き合いの中でそこははっきりさせるなり、好きになってもらえるよう努力をすれば良いだけの話」と奮起の材料になっているくらいです(笑)。

まだ2週間ちょっとしか付き合っていませんが、私の中でFさんとの関係は自分が思っている以上に大事なものになっているので、不安があっても一緒にいられることに対しての幸せと感謝の方が遥かに大きいのですが…。

それでもやっぱり少し不安に感じてはいることと、その根本にある「離婚が私に与えたダメージ」というものははっきりと自覚することができました。


これも先述の通り、「離婚が私に与えた影響」に気づかされたきっかけになったのは、今回書いた話題ではない話をしていた時なので…。

次回はちょっとその件に関して書いてみたいと思います。


全員が全員そういうわけではないと思うのですが、やっぱり離婚後の恋愛って、普通の恋愛と少し違う部分があるのかなぁ…?(;^^A

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