見出し画像

メロディーの正体とは

こんばんは。いい音楽を作りたい、ソーダ・ヒロです。

本日は音楽の核である「メロディー」について持論を書かせていただいこうと思います。

メロディーの重要性


音楽を聴く上で、また作る中で、重要なのがこのメロディー。

「あの曲いいなぁ〜」「なんかこの曲引っかかるな」
そんな感覚的なものの根本にあるのがメロディー。

音楽を音楽たらしめるもの、それがメロディー。


って回りくどいわ!かっこつけんな!ってね。。。すいません。。


でもホントメロディーって大事で、むしろメロディーがない音楽は音楽ではないですもんね。当然のことながら。(クラシックの現代音楽には無音を音楽として捉えた考え方もあるようですが、それはかなり特殊な例ですね。)
歌詞だけならそれは「詩(ポエム)」ですし。

音楽好きな者として、いい音楽と出逢いたいですし、いい音楽作りたいと思うのは当然のこと。

個人的には「いいこと言う前にいいメロディー作ろう」と思います。
それは自分が「いい音楽だな」って思う感覚って「いいメロディーだな」と感覚的に思うからです。

そしてそのいいメロディーは感情をすごい振り幅で揺さぶって心を躍動させ高揚させ感動させます。

「いい」とはどういう感覚なのか、それはまた別の記事で持論として書いていくとして、

「いいメロディー」がなぜ感情を揺さぶるのか

それは、


メロディー=感情

の表現だからではないでしょうか。


メロディーの正体は“感情”


例えばクラシック音楽を考えてみることにします。
クラシック音楽の多くは楽器の多重演奏による合奏。
つまり、メロディーのみの音楽です。

そこにおいて、聴く者はそのメロディーが与える印象に自分の経験をリンクさせ、感情の旅(心の旅)をします

そのメロディーによって田舎の原風景を浮かべて心穏やかになる者、大切な人と過ごした時間を思い起こして涙を流す者、未だ見ぬ未来に思い馳せ心踊る者、

メロディーとは言葉がなくても心にダイレクトに響きます


そしてそれは言葉で言い表せないような詳細で繊細な感情をも全て掬い取ってくれます


過去の記事(「音楽のもつ個性」)でも触れましたが、
現存する言葉の数は感情表現をするにはまだまだ少なく
「楽しい」という感情一つ取っても対峙する場面や対象によって細かなニュアンスが変わります

音楽ではそれ(細かなニュアンスの違い)を表現することが可能ですし、その役割を担っているのがメロディーです。

例えば、
「ありがとう。」と相手に伝えるとき、

・無表情で「ありがとう。」と言う。
・苦笑いで「ありがとう。」と言う。
・涙を流しながら「ありがとう。」と言う

上記したものは同じ「ありがとう。」という言葉でも相手への伝わり方が全く違うと思います。

「あぁ、口先だけのありがとうだな、、」
「感謝してるようで本心は違うな。」
「めちゃめちゃ喜んでるな。」

みたいに、

同じ言葉でも相手の受け取り方が変わるのは、そこに感情があるかないか、です。

その感情が音楽で言うところのメロディーだと思うのです。

同じ歌詞でもそこにのるメロディーが長調(楽しい雰囲気)なのか短調(悲しい雰囲気)なのか、ポップなのかバラードなのか、(←単純な例ですが)

メロディーによって言葉の意味が決定しますし、

言葉をより一層強めているものがメロディーです。


なので、その音楽を魅力的なものにできるかどうかはメロディーで決まる、と言っても過言ではない、と思います。


あの名曲もこの名曲も、数ある名曲と呼ばれ、多くの人の心を打つ音楽を思い浮かべたとき、
例えば「愛」について歌うとしても、歌詞を特段突飛なものにして心に刺さるものにしよう、というより、

「好き」や「愛してる」なんて言う使い古された擦り切れんばかりに普遍的な言葉を使った上で、メロディーによってその深さと大きさを表現していると思います。


逆に、薄っぺらいメロディーであれば薄っぺらい言葉になるし、説得力のない言葉になってしまうと思います。

普遍的な言葉でも、その言葉の意味や詳細な感情の動きをメロディーによって生み出してその言葉に価値や重さを与えている、と。

メロディー=感情。

なので、いい音楽を作る上で、いいメロディー探しがとても重要だと思います。

自分はまだまだアマチュアで、まだまだ修練が足りませんが、、
いいメロディーを自分なりに探求できれば、と日々努力中です。


では、いいメロディーをどうやって探すか、そこに関しては別の記事で書いていこうと思います。
もちろんまだまだ修行の身のアマチュアな自分が言う持論なので説得力は薄いかもしれませんが、この方法がいいメロディー探しの一番の近道、というものもあるので(そう信じてる)、その持論をまた書かせて下さい。


次回の記事では「歌詞の役割」について持論書いていきたいと思います。

ご覧になっていただきありがとうございました。

ではまた!


ソーダ・ヒロ official website 「音楽と絵と生活と」
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://soda-hiro-ff.amebaownd.com

ソーダ・ヒロ YouTube オリジナル音源公開中!!よろしければチャンネル登録よろしくお願いします。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?