内なる子供を苦しめる、自己強迫的な属性適応 2/3 (同一性障害の正体)
前の記事ではインナーチャイルド、つまり自分の内なる子供の衝動について触れた。それをここでは親しみを込めてジュニアと呼ぶことにする。
ジュニアはこういう人が嫌い。
ジュニアが我慢していることを我慢していない他者や自分
ジュニアが我慢していることを強制する他者や自分
ジュニアの存在を承認しない他者や自分
ネガティブ感情だけでなく恋愛感情も尊敬の念もきっとそうだろう。
ジュニアはこういう人が好き。
ジュニアの我慢をわかってくれる他者や自分
ジュニアに「我慢しなくていいよ」と言ってくれる他者や自分
ジュニアの存在を承認してくれる他者や自分
自分が楽しいと思うことは、ジュニアが楽しめること。
自分が苦しいと思うことは、ジュニアが苦しいこと。
ジュニアが起こした衝動は、自分よりも他者を優先することに対する警鐘、もしくは逃避行動かもしれない。表層にある大人の(皮をかぶった)自分に知らせようとキレたり、そそのかしたりしているのかもしれない。
そんな心境のとき、内なる自分に素直になった人の紹介ページに巡り合い、紹介文が頭の中を整理してくれた。
どこに行っても「アウトサイダー」ってところが自分と重なる。内なる自分に子供の頃から気づいていた点が自分と違うけど、周囲の期待に応えようと内なる子供の存在を無いもののように扱っていたのは他人事とは思えない。
石島さんは、壮年期に「真性」が潜在下から噴出して自殺未遂。自分は、体を殺めようしていたわけではなかったけど、すごくわかる、その気持ち。
おれも同一性障害だったのだ。名付けるなら「続柄同一性障害」かな?
次に続く
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