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ダミアン・ハーストとフォトグラファー

息子の日奈太と、国立新美術館で行われているダミアン・ハースト展へ行ってきた。

今、世界で最も活躍している現代アーティストのダミアン・ハースト。
近年でも、NFTアートにいち早く参入して話題となっていた。

とはいえ、ダミアン・ハーストの作品といえば、ホルマリン漬けの牛や鮫のイメージだ。

Natural History

まっ二つに切断されて臓器丸見えの、エグい作品。
ちょっと子連れで見に行くには、シュール過ぎるかもしれない。

しかし、今回の展覧会は『桜』
いい感じで無難。

3歳の日奈太にも、わかりやすい題材であろう。

とはいえ、現代アート。

まだ3歳の日奈太に、楽しめるだろうか?

ところが、入り口でもらった、このパンフレット『ダミアン・ハースト桜 おはなみのヒント』がよかった。

アートの鑑賞方法を、日奈太にもわかりやすくガイドしてくれる。

『ぐるっとみわたしてみよう』
『きになった絵にちょっとずつちかづいてみよう』
『絵にぶつからないようにね!』
『なにで絵を描いたのかな?』
『みあげるとどんなかんじ?』
『もう一回はなれてみるとどうみえるかな?』

などなど、幼児にもわかりやすい鑑賞方法をガイドしてくれる。

日奈太もパンフレット片手に、作品から離れたり、近づいたり。
くるくる回ったり。

そして最近の美術館は、写真撮影可のところが増えたのが、嬉しい。

日奈太は鑑賞だけには飽き足らず、私のスマホを奪い取り、自らフォトグラファーとなる。

パシャリ、パシャリと、全ての作品を撮って回る。

私も被写体として、撮ってもらう。

パシャリ。

なかなか悪くない構図。

段々と、それっぽい写真になってくる。
日奈太の指が、微妙に映り込んでしまうのは、ご愛嬌。

作品や人だけでは飽き足らず、美術館の天井も撮影。

パシャリ。

そして、床もパシャリ。

ダミアン・ハースト展で、床や天井も狙って撮影する人も少ないだろう。
日奈太もダミアン・ハースト以上に、前衛的な現代アーティストなのかもしれない(←親バカ)

最後は、自撮り。

3月に帰国した理由は、気候もあるが、桜が見ることができるからだ。

久しぶりに、満開の桜をリアルに鑑賞。

その上、ダミアン・ハーストの桜もみることもできた。
良い一時帰国だった気がする。

ダミアン・ハースト 桜
会期:2022年3月2日(水)~5月23日(月)

毎週火曜日休館 
※ただし5月3日(火・祝)は開館開館時間10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室2E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
観覧料:(税込)当日1,500円(一般)1,200円(大学生)600円(高校生)

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