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インドにビビってた

インドの部屋は、一泊30ドル。インドにビビって、友人に教えてもらったちょっと高めの、手堅いAirbnbの部屋を借りた。

しかし、インドにビビり過ぎていた。

インドには住める。住めるどころか、思っていた以上にバンガロールは快適過ぎたのだ。

20歳の私が飛び込んだインドのヴァラナシは、文字通りに『カオス』。クラクションの轟音、ガンジス川で浮かぶ奇怪なもの、すぐお腹を壊す友人たち。その場所は私の人生観を根底からひっくり返った。

インドのヴァラナシのイメージ

歩いているだけでも、何かが起こる街。それが私にとっての、インドだった。

23年経った今、再訪したインド。しかし今回はバンガロール。そのイメージは、驚くほど変わっていた。

バンガロールは、インドのシリコンバレーとも称されるITのメッカ。

街を歩いても、過去のように物乞いや物売りに囲まれることはない。(牛も思ったより少ない。)

そして、カンボジアや他の東南アジアのように、Uberでオートリキシャ(トゥクトゥク)を呼べる。目的地への指示の英語だって話す必要はない。

ちょっと拍子抜け。

しかし、携帯のSIMカードを購入が、一筋縄ではいかなかった。空港では手軽に買えるところを見つけることができず、街中の携帯キャリアAritelまで足を運ぶ。

親の名前まで聞かれて、手続き1時間半。

しかし一旦、手に入れてしまえば便利なもの。インドにおいて電話番号はとても重要らしく、買い物などの際にも、必ずと言っていいほど電話番号が要求される。

ただ、クレジットカードはインド発行のものではないと使えない場所もちらほら。インドのシリコンバレーだけあって、レンタルサイクルやデリバリーサービスなどたくさんのインド発のITサービスはあるのだが、日本やカンボジアのクレジットカードでは使うことができなかった。

とはいえ、それ以外は快適そのもの。辛いものが苦手じゃなければ、何を食べても美味しいし、バンガロールが高地にあるので気候も涼しい。

そして、ちゃっかり友人のビジネスツアーに潜り込んで医療機器系ベンチャーのオフィスにお邪魔したり、設立一周年のメルカリのパーティーに潜り込んだり、色々な機会に恵まれる。

メルカリのインドオフィスの1周年イベントにちゃっかり潜入!

さすがはインド、全てがダイナミック。
街もでかけりゃ、ビジネスもデカい。

インド人のデザイナーJaiさんと友達になれた!

カンボジアより、ずっと大きい国なのに、これからもっと可能性を感じる。なんとなく、5年くらい前のプノンペンと同じ匂いを感じる。

個人的な感想は、ここまで可能性の塊であるインド・バンガロールにもっと日本人が来ないのだろう、という不思議。

とはいえ、私もビビっていた。
ビビって、インスタントヌードルを買い溜め(全然食べきれない…)してインドへ来てしまってい。完全にインドにビビってしまっていた。

妻と子どもも、インドにビビって後から合流にしていたけれど、全然インドに一緒に住めそうな気もする。

ピザも美味しいし、もちろんカレーも美味しい。

だから、インドに行くなら、ビビらずに飛び込んでみるのもありかもしれない。まだまだ、必ず何か新しい発見がインドにはあるはずだ。

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