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ヒデホマ考察

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著者ヒデホマレこと、中村英誉がちょっと思いついたり、考え込んでいることを考察するマガジン。
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#SocialCompass

次時代のファッションブランドTATZU(タツ)のロゴデザインを創る

プノンペンの中心部BKKに、緑あふれる不思議なの店がある。 店の中には、女性もののワンピースから、ジャケットなど色々な製品をオーダーメイドで作れたオーガニックファッション製品。 そして、莫大な量の日本の着物。 パターンナーで、ファッションデザイナーの大束竜義のアパレルブランド『TATZU』だ。 Linne OrganicsからTATZUへ元の名前はLinne Organics(リンネ・オーガニクス)、そしてここ最近、ブランド名はTATZUに変わった。 というのも、あ

そうだシンガポールでアート、見よう。

シンガポールへ行ってきた。 目的はシンガポール・ビエンナーレ2022。 今回、私にとっても初めてのビエンナーレ。 急遽、思い立って出発の2日前にチケットを予約。 カンボジア人のJessyAnとDinanも突然、連れて行くことにした。 (Chamrongがパスポートをまだ持っていなかったので連れて行けなかった・・・。) 二人とも、シンガポールもアートビエンナーレも初体験。 2泊3日で、シンガポールビエンナーレのメイン会場のシンガポールアートミュージアムと、チームラボが展

【祝十周年!!】10年前と今のプノンペンを比較してみた!

10年前、あなたは何をしていましたか? 当時書いていたBlogによると、10年前の今日、2012年5月5日にクアラルンプール経由して、プノンペンに到着した。 つまり・・・。 本日2022年5月5日で、私のカンボジア生活は10周年だ! 10年間。。。 長過ぎて、自分で自分に引く。 当初は、自由なホテル生活。 日本の住居も解約して、ノマドワーカーとしての生活のスタートだ。 今風に言えば、アドレスホッパー。 今では結婚して、子持ち。 変わったものだ。 1,2年のカン

アートと孤児院 【Hope of ChildrenのPisey君】

岩田亮子さんがボランティアと支援している、バッタンバン州の児童養護施設Hope of Childrenに『ありがとう絵本』を寄贈した。 バッタンバンに来ると、いつも岩田さんがいるHope of Childrenへお邪魔してしまう。 それに、岩田さんがHope of Childrenの卒業生と運営するHOCカフェは、バッタンバンでは貴重な日本食も食べることもできる。 優しい岩田さんは、まるでバッタンバンのお母さんだ。 岩田亮子さんは、日本航空の元客室乗務員という華々しい

連載!夢は世界平和①

『夢は世界平和です。』なんて言い出したら、怪しい奴に思うだろう。 変な宗教にハマったヤツ? 誇大妄想? バカ? 私の世代の日本人には、間違いなくそんな空気が流れていたような気がする。 『世界平和』なんて言い出したら、イタいやつなのだ。 なぜなのだろうか? まず『世界平和』の定義が難しくて、抽象的なところがあるのかもしれない。 『世界平和』が恥ずかしい理由1980年生まれの私の世代にとって、 「戦争や飢饉をなくそう」 を達成するために生きていこうと思ったら、国連

連載!夢は世界平和②

人はわかり合えない?仲良くなれない人同士は、どんなに頑張っても仲良くなれないのではないじゃないか? 同じクラスの、どうしても好きになれないあの人。 どうしても馬が合わない同僚。 お互い「いい人」「悪い人」関係なしに、仲良くなれないことは多々あるはずだ。 人間だもの。 仕方ない。 私は『価値観』が違う人間とは、どれだけ努力しても、わかり合えることはないと思っている。 極端な話、それが『戦争』の始まりな気がしている。 戦争の素は、地球が狭いから?決められた空間やコミニ

41歳、3年+9年半、海外で働いて思うこと

イギリスに3年。 カンボジアに9年半。 海外生活も、もうすぐ13年になる。 憧れて渡航した英国は、3年で飽きた。 だからカンボジア生活も、当初は「3年程度住んで、また違うところへ行こう」と軽い気持ちで考えていた。 しかし、気がつけば恐ろしく長い期間カンボジアにとどまってしまっている。 自分自身が一番驚いているし、引いている。。。 カンボジアに来てから最初の数年ほどは、ノマドワーカー的に日本の仕事を遠隔でやったり、まだ小さかった日本人コミュニティの中からの仕事を貰う。

残念しっぱい雑記『弱点は数字、でも悪いのは数字』

6月末が日本法人の決算ということもあり、数字が見る機会が多かった。 しかし、私はめちゃくちゃ数字に弱い。 正直、経営者になってはけないレベルだ。日本法人も10期目だが、税理士の先生たちのおかげでどうにかなっていると言っても過言ではない。 どのくらい数字に弱いかというと、見積書の数字をよく間違う。見積もりの数字が一桁間違って、先方側からよく指摘される。(優しい世界) 例えば、100,000円と1,000,000円では大違いだ。こんなような数字にまつわる恥ずかしい失敗は

カメムシみたいに足掻いてみる

変な夢を見て、目が覚める。 軽い偏頭痛。 金曜日に、いくつかの重要なプレゼンテーションが終わった。 最近、ちょっと仕事を受けすぎていて『本当に全て対応できるのか?』そんなことに、頭を痛めていた。 とはいえ、そのプレゼンテーションを終えて、そんな不安にひと段落つく。 そんな、プレゼンテーションだった。 年度末まではバタバタするけれど、気持ちは前向きになる。『どうにか』は、なるような気になったのだ。 そう思っていたら、恒例の体調を崩すパターン。 ほっ、としたのだろう。

メタバースの時代

Facebookの社名がMetaになった。 メタバースの『メタ』らしい。 「メタバースってなんだ!?」 ちょっと前まで、聞いたこともなかった『メタバース』という言葉。 元facebookは、そん『メタバース』に特化した会社になっていくようだ。 『Facebook離れ』は激しく、私も含めてソーシャルメディアにも段々疲れてきた。 確かに、Facebookをやっているのは「おじさん」ばかりになってきて、Instgramやtiktokに若者は流れていく。とはいっても、このま

ラオスの最先端アーティストと『エコ・スタジオ』

ラオスの首都ビエンチャンの中心部から車を走らせ、南東に40分。 途中、舗装がなくなってからはガタガタ道を進んでいくと、のどかな景色の中に、突如、周囲とは明らかな異彩を放つカラフルな家が現れる。 ラオスのアニメーション監督であり、アーティストでもあるSouliya Phoumivong(スーリヤ)さんの自宅兼スタジオだ。 スーリヤさんは、粘土を少しずつ動かして撮影することにより、まるで粘土が動いているかのように見せる『クレイアニメ』を作る映像監督。 彼が手掛ける子ど

デジタルの欠点と海外の欠点

今、新しいプロジェクトのキャラクターデザインを考えている。 正直、悩みに悩んでいる。 ぶっちゃけ、noteなんて書いている場合じゃない。 私はこうやって新しいものを作り出すとき、鉛筆と紙を使っている古い人間だ。 仕事はほぼデジタルでこなしているので、紙と鉛筆を使う回数は本当に少ない。メモも手帳も使わず、スマホを使ってデジタルだ。 ただ、ときたまこういった作業の時は、アナログでないと全く進まない時がある。 私はどちらかというと、全てをデジタル作業は好きだ。仕事もできるの

『浮世絵』風は、唯一の生き残り戦略

イギリス時代、自分の個性は『日本人』ということしかなかった。 まだ立ち上げたばかりだったロンドンのアニメーションスタジオは、私が労働ビザ取得のために日本に一時帰国して戻ってくると、すっかりプロのアニメーターやデザイナーばかりになっていた。 焦る。 こちらは、英語もろくに話せない新卒の若造。 ぶっちゃけ、アニメーションの才能も、デザイン的なセンスも持ち合わせているわけではない。 このままではクビになるかもしれない。。。 そこで、武器にしたのが私が『日本人』ということだ

世界のロボット考察

イーロン・マスクのテスラが、自動運転技術を転用のヒューマノイドロボ「Tesla Bot」開発を発表した。 ロケット開発、電気自動車、自動運転など数々の実績があるテスラのイーロン・マスクの発表なので、期待もしてしまう。 とはいえ、今まで人間型ロボットといえば日本の十八番だった。 三菱重工の「wakamaru」にHONDAのASIMO、SoftbankのPepperと、多くのロボットが開発されてきた。 日本のロボット文化は独特だ。 それは、ロボットアニメに影響されるところが