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ヒデホマ考察

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著者ヒデホマレこと、中村英誉がちょっと思いついたり、考え込んでいることを考察するマガジン。
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2021年9月の記事一覧

カンボジアの有人ドローンやロボットの未来

カンボジアの学生が友人ドローン開発!! そんな衝撃的なニュースが飛び込んできた。ぜひ、こちらの動画をみて欲しい。 高さ4メートルまで上昇して、約10分間飛行可能。 そして、操縦席には学校の椅子を使っているらしい。 まさに、学生にしかできない所業(?) 先進国の学生ではなく、カンボジアの学生が挑戦しているのだから痛快だ! プノンペンの渋滞事情や、高層ビルの火災問題など、カンボジアならではの問題を解決するために研究されている友人ドローン。 作っているのは、カンボジア国立

『浮世絵』風は、唯一の生き残り戦略

イギリス時代、自分の個性は『日本人』ということしかなかった。 まだ立ち上げたばかりだったロンドンのアニメーションスタジオは、私が労働ビザ取得のために日本に一時帰国して戻ってくると、すっかりプロのアニメーターやデザイナーばかりになっていた。 焦る。 こちらは、英語もろくに話せない新卒の若造。 ぶっちゃけ、アニメーションの才能も、デザイン的なセンスも持ち合わせているわけではない。 このままではクビになるかもしれない。。。 そこで、武器にしたのが私が『日本人』ということだ

我が恩師、アニメーション作家・相原信洋

1999年。浪人生だった私が、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)のオープンキャンパスで、インディアンみたいな人を発見した。 チリチリパーマのロン毛で、サイケデリックでド派手な服。 正直、怖くて近づけない。 しかし気になって仕方がない。 それが京都造形芸術大学教授、そしてアニメーション作家の相原信洋先生との出会いだった。 私が京都造形芸術大学に入学したのは、相原先生という存在がいたからだ。 そして、私が相原先生のアニメーションの授業を受講したのは、アニメーションに興味

私がnoteを毎日書いている理由

昨日まで休みを貰って、久しぶりの遠出をしてきた。 カンボジアの地方ということでネットも繋がりにくい環境で、幼い子どもと一緒の家族旅行。 意地でも毎日投稿を途切らせまいと、躍起になっていた。 にもかかわらず、家に戻って日常に戻った今晩。異様なほど、文章を書くモチベーションが下がっている。 まさに燃え尽き症候群。 定期的にやってくる「何を書いていいのかわからない状態」に陥っている日がやってきたのだ!! 4月後半から書き始めたnoteは、そろそろ半年になろうとしている。 しか

タリバンもキティちゃんが好き?

先日、コミュニケーションには『共通の話題』が必要だ、と書いた。どんな小さなきっかけでも、『共通の話題』があれば、どんな人種・民族であろうとも、仲良くなれると信じている。 しかし、そんな『共通の話題』のひとつである『音楽』を禁止にしている国がある。 タリバン政権になった、アフガニスタンだ。 アフガニスタンの有名な歌手ファワド・アンダラビさんが、タリバンによって殺害された。政治的な音楽でもなく、ましてや現代的な音楽でもない。牧歌的な、アフガニスタンの伝統的な音楽を奏でる歌手

9.11から20年、初めてのカンボジアからも20年。

9月11日。アメリカの同時多発テロから20年。 11日晩は、テレビを付けることがなく、あの衝撃的な映像を見たのは次の日の朝だった。その事件が何なのか、わからないまま、空港へ向かう。 そして、私は飛行機に乗り、カンボジアへ向かった。 そう。 私にとって、初めてのカンボジアからも、20年が経とうとしている。 バックパッカーをしながら、出会う日本人の旅人に「世界で何が起きているのか?」を、聞かれながら旅をした。 まだ、スマホもなければ、インターネットもさほど普及してい

英語が話せなくても、英国での仕事がどうにかなる方法

日本語しか話せない日本人は、英語さえ話せることができれば外国人とコミュニケーションできる思っていたりする。 そんなことは全くない。 『共通の話題』がなければ、コミュニケーションは成り立たないのだ。 コミュニケーションが成り立たなければ、友だちもできない。 思い出してほしい。 あなたは今いる友人と、なにがきっかけで仲良くなっただろうか? 島国の日本の文化は独特だ。 音楽にしても、スポーツにしても、テレビ番組にしても、日本には多種多様の文化が存在する。学校や会社でも『共