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学校に新たな居場所を

2020年3月2日、突然休校になった。それまで生徒たちの笑い声が響いていた学校が、一夜にして静寂に包まれた。当初は休校を喜ぶ生徒も多かったが日増しに家庭内での学習、オンラインでの味気ない授業に嫌気がさしているのがありありと伝わってきた。学校の一室で横たわっているスクールドッグのスーも退屈な日々が続いた。
ある時、生徒からメッセージが送られてきた。「スーちゃんはどうしていますか?スーちゃんに早く会いたいです…」

それならばと、スーの写真をたくさん撮り、全校生徒に送ることにした。翌日、画面越しではあるがスーに会えた多くの生徒から、喜びのメッセージが送られてくるようになった。それからというもの、生徒が自宅で飼っている犬や猫、インコやカメ、といったあらゆる家族達が、毎日送られてくるようになった。「私の大好きな犬のダイちゃん!芸がとても得意です!」「僕の飼っているインコはよくお話をしてくれます!」スーの登場をきっかけにオンライン上で生徒たちが繋がり始めた。

学校が再開されても、多くの場面で生徒たちには様々な制約が加わった。ある日野球部の男子3名がぞろぞろと部屋の中に入ってきた。「クラブもないし、退屈やねんなぁ〜 スーちゃんだけが心の癒しや!」と。それからは、ことあるごとに体格の良い男子3名が毎日のようにスーに会いにきた。「スーちゃん、会いたかったよ」そのギャップのある光景にほのぼのとした。

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コロナ後、学校が楽しくないという生徒の数が増えていることが文科省のアンケート調査で分かった。
休校の遅れを取り戻すため急ピッチで進められる授業、遊ぶのも給食中のおしゃべりにも制約のかかった生活。中止になった遠足や修学旅行。子どもたちは先行きの見えない不安を敏感に感じ取っている。


犬は寄り添ってくれる。
犬にウソは通じない。まるで表面的な笑顔ではなく、心の声が聞こえているかのように。
犬は人の気持ちが分かっている。
そう感じたことはありませんか?
辛いとき、怒っているときはピタッと寄り添ってくれ、うれしいときにはじゃれあってくる。

先生だけでも生まれない、生徒だけでも生まれない、
スクールドッグと一緒に作る新たな居場所を、日本中に広めたい。

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Social Animal Bond HP

https://www.social-animal-bond.jp/

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