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7/28 親善試合 東京ヴェルディ vs ブライトン 欧州との壁(スポーツナビに掲載されました!)

現地観戦はできなかったけど、アマプラでディレイ観戦。

まずはスタメン。

ヴェルディはほぼリーグ戦と同様のスタメン。
綱島 → 宮原が変更した程度。
対するブライトンは主力選手が概ね不在で、1.5~2軍程度のメンバー。
不在メンバー
フェルブルッヘン、ダンク、マーチ、ジョアン・ペドロ、エヴァン・ファーガソンなど

試合内容


試合のハイライト

ヴェルディが序盤からいい入りを見せる。
6分には高い位置で奪ってのショートカウンターを見せるも、山見のシュートはDFにブロックされてしまうが、可能性を感じる。
対するブライトンは暑さや連戦もあって、やや体が重そうに見える。

個人的に面白かったシーンは前半4分に勇大がミルナーを吹き飛ばしたシーン笑
鉄人を吹き飛ばす勇大のフィジカルは改めてホンモノだと痛感。。

しかし、前半11分に流れの中でコーナーを与えてしまいヴェルディは失点。
コーナーキックのこぼれ球がドフリーのファンヘッケに押し込まれる。
何故あそこまでドフリーになってしまったのか。
ヴェルディの選手がボールウォッチャーになり、敵を見失ってしまった感がある。

ただヴェルディは試合を振り出しに戻す。
山見の針の穴を通すような敵陣を切り裂くスルーパスから勇大がニアへシュートをぶちこんで同点に。
ヴェルディは狙っていたカウンターが決まった形に。

ブライトンはウィングの2枚も守備時に前に出てきてCBを監視しているが、その反面ハイラインで裏を狙いやすいようには感じた。

27分には松橋のスルーパスに染野が抜け出し、低弾道クロスに山見が合わせるも、ややボールが伸びてしまいシュートするも枠の外へ。
ヴェルディは手数をかけずにカウンターでいい展開。

32分の三苫のドリブルがえげつなかった。。
ヒールでターンし、松橋をぶち抜いてそこからチャンスになりそうだった。。

そして43分にブライトンが勝ち越し点。
ゴールキックから3本のパスで、
フェイエノールトから新加入のミンテがタイミングをずらすコントロールショットを決める。
シュートがうまいのは間違いないが、谷口が下がってしまい、ウォッチャーになってしまったのは否めない。
ただJリーグであそこでシュートを打ってくる選手ってなかなかいないよな。。

前半このまま終了。

後半ヴェルディは選手交代。
斎藤功佑 → 森田
松橋 → 松村
鹿島から加入の松村が右ウィングバックで起用。

後半開始早々、ヴェルディは追加点を与えてしまう。
右からのクロスにファーに詰めていたアディングラに決められてしまう。
VARで確認できていたらオフサイドっぽいが・・・。

そしてヴェルディも反撃する。
左からのコーナーキックに林がファーでドンピシャヘッドを決める。
叩きつけたいいヘディングだった。
これでスコアは2-3。

松村は見たところ、サイドでボール受けても中寄りにボールタッチするので、ウィングバックよりもシャドーかなと思っていた矢先に、交代によりシャドーへ移動。
勇大 → 剛綺
山見 → 稲見
宮原 → 綱島
見木 → 食野
稲見がウィングバックに。

さらに交代。
68分 染野 → チアゴ 谷口 → 千田
74分 翁長 → 深澤 林 → 袴田
親善試合ということでGK以外はすべて変わった形に。

交代直後、ブライトンが試合を決定づけるゴールを決める。
ブオナノッテのドリブル突破からDFに当たったこぼれをサルミエントがボレーを決める。
そんなに簡単なシュートではないが、低弾道で見事に決まった。
そもそもブオナノッテのドリブルも緩急やステップなどが独特でついていくことができていなかった。

試合はこのまま終了となる。

 

所感

ヴェルディの選手たちにとっては欧州の選手たちの差を知ることができるいい機会だったのではないか。
特に2失点目と4失点目はなかなかJリーグではお目にかかれないようなプレーの連続で、Jリーグなら決まっていなかった可能性が高い。
2失点目もあそこでDFの間合いを外してシュートを打つことができたり、
4失点目もドリブルでDFを困らせ、ボレーも質が高かった。
随所にレベルの高さを感じることができ、ヴェルディの選手たちにはこの試合での気付きを胸にさらに飛躍していってほしいところだ。

ただその中でも一部通用する部分はあった。
・勇大のフィジカル
・森田や斎藤のテクニック
・山見のドリブル
などポジティブな部分はあった。
特に山見はリーグ戦での好調そのままに、切れのあるドリブル、得点につながるスルーパスなど目立っていた。

次は8/7の広島戦。
この経験を活かして次に活かしてもらいたい。

以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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