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7/6(土)J1 第22節 町田ゼルビアvs名古屋グランパス ヴェルディが次節町田に勝つためには

表題の件について。
私はヴェルディサポーターであり、5/19の町田との試合は未だに忘れることができない。
同じ昇格組の相手に5-0の大敗。
スコアにも如実に出てしまっているが、相手に対して何もできなかった。

今シーズン対ヴェルディのJ1の試合はすべて見てきたけど、一番強かったのは町田だったと感じていた。
攻守の質両面ですべてにおいて上回られており、特にヴェルディは同じようなサッカーを志向する相手には滅法弱いことは結果にも現れている。
広島戦がまさにそれで、4-1で大敗を喫している。

だからこそどう戦うのかというのを自分なりの目線で解釈するためにも町田と名古屋の試合を観ることにした。

試合内容

まずはスタメン。

町田は直近の試合と大きく変わってないが、名古屋の配置でびっくりしたのは稲垣のCB起用。
これってシンプルにもったいなくない?っていうのが感想。
稲垣が中盤を縦横無尽に走って、ミドルシュートを持ってる選手なのにCBに置くのは謎。
だったらほかのCB(河面や井上)を使えばというところだが、使えるほど信頼がないのか。

試合は前半から町田のペース。
セカンドボールの回収が早く、予測も早い。
前線のデュークの献身的な守備やアバウトなボールを収めて起点になれるところから始まる。

後は右サイドバックの望月の身体能力がえぐすぎるな。。
オランダ代表のダンフリースみたいな選手で、粗削りだけど高さ、強さ、スピードと持っている武器が凄くて、これは将来代表とかで見たいかも。

そして町田が前半30分に先制する。
下田の切り返して、逆足の右足でのシュートが決まる。
これはまず相手のDFがハイボールの目測を誤ってるところからはじまってるけど、左足が特徴である下田の右足シュートはDFも予測できなかったかな。

町田の分厚い攻撃が点につながった形だった。

対する名古屋は前線の山岸が体張って、つぶれ役になろうと頑張ってはいるけどなかなか実らない。
名古屋は前半チャンスらしいチャンスはほとんどなくて、攻撃の形が見えないなという印象。

そしてHTに名古屋は、
榊原 → 永井 へ交代。
永井を投入したことで背後のスペースを使う動きは見て取れるようになってきた。
しかしながらチャンスにつながるようなシーンはあまりなく、
試合はほとんど町田が主導権を握る形に。

町田はヴェルディの時もそうだったけど、1人1人の役割がはっきりしていて、無駄がないよな。
相手へのラフプレーとか狡いプレーが批判の槍玉に上がっていることがあるけど、ここまで自分たちのサッカーを誰が出ても徹底できるのは大きな強み。

80分には交代で出てきたオセフンが競り勝って、藤尾の落としを下田が合わせて2点目かと思ったが、オセフンの肘が相手選手の首あたりに入り、ファールの判定。
でもオセフンの方が先にポジション獲ってたし、ファールでなかった可能性はある。

対する名古屋はここ7試合勝てていないのが結果にも内容にも諸に出てしまっている。
守備では一定の成果は出ているものの、点を獲るための形が見えてこないのが残念なところ。
それこそ、途中から入ってきた永井を使って背後のスペースを狙う、
サイドのクロスからパトリックに合わせるというシンプルな形でもいいのかなという気もするが、ダメなのか。
ここまで来たら形どうこうとか言っているような場合ではないだろう。

ヴェルディはどう戦うのが有効なのか

個人的に感じる打開策は2つ

  • 相手にボール保持させる

  • 逆サイド、対角へのロングボールでスペースを狙う

町田も非保持型のチームで、ディフェンスから前線にかけてコンパクトな陣形を作っているチームなので、
一定相手にボールを持たせて、奪ったらサイドのスペースへのロングボールを狙うというのはありか。
そうすることで相手のディフェンスラインは下げることができるし、陣形も崩すことができる。

そうなった場合にヴェルディの選手構成としては、
前線3枚を勇大、山見、ごうきをおいて背後のスペースを使う形が良いか。
勇大には前線で収めてチーム全体を押し上げる役割を担ってもらい、
特に中盤より後ろの選手には裏のスペースへのボールを使ってほしいところ。
勇大、山見、ごうきの3人は関西学院大学トリオになるのか。。
それはそれで胸アツ。
またサイドの選手、翁長・稲見にはアップダウンを繰り返してもらう形になると思われる。

正直同じように戦っていては、厳しいところもあると思うので、
城福さんが変えようという意思があるのかは不明だが。。

後は森田が全体練習に合流してるようだから、ベンチとかに入るかもしれない。そうすれば時間が作れるようになるので、可能ならスタメンで見たいところだ。

以上です。読んでいただきありがとうございました。
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