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#8 Jリーグ(2023シーズン)ストライカー分析

こんにちは、BOBBY SPORTS CLUBです。

今回は2023シーズンのJリーグ得点ランキング上位の選手の分析を行いたいと思います。

データはJリーグの公式Data Siteから取得しました。リンクはこちら

目次



概観

得点ランキング上位10位

まずは全体の結果ですが、この表では10得点以上した選手に絞って抽出しています。得点王は、アンデルソンロペス選手と大迫選手の2人で共に22得点でした。3位以下を6得点以上離して得点王とダントツのパフォーマンスでした。また上位14人の外国人は5人のみと、例年に比べると日本人選手が健闘していた印象です。

シュート数

得点上位者のシュート数ランキング

続いては、得点上位者のシュート数ランキングです。

得点数は10の武藤選手が2位となっているなど、相関係数を調べてみると、0.582とやや関係があることが分かりますが、強い相関ではないです。

シュート決定率

得点上位者のシュート決定率ランキング

得点数では10位の京都サンガのパトリック選手が決定率では1位でした。出場時間が短いことから、スーパーサブとして大活躍をしたことがわかります。また、サガン鳥栖の長沼選手も4位となっていますが、この2人は先ほどの見たシュート数では最下位の2人ですが、少ないチャンスを決め切る力が非常に高いといえます。この2人のチームがよりチャンスを多く作れるようになれば、昨シーズン以上のゴール数も十分に期待できます。

得点王のアンデルソンロペス選手と大迫選手の決定率も高く、同時に2人はシュート数も多いことから、シュート数の多さと決定率の多さが相まって、得点王につながったといえます。なので、得点王になるには、ストライカーに多くボールを集められるチームでプレーすることがアドバンテージになりそうです。

出場時間あたりのシュート数

出場時間あたりのシュート数

続いては、出場時間あたりのシュート数です。どれだけ積極的にシュートを放ったかですが、特典との相関は、0.276とかなり低いです。

ただ、印象としては、外国人ストライカーが上位に位置しており、ゴールへのより積極的な姿勢が窺えます。

まとめ

今回は2023シーズンのJリーグの得点数上位者の得点データについて分析しました。大迫選手とアンデルソン・ロペス選手は、優勝争いする強いチームでプレイし、シュートの数が多いことも得点数が多い要因の1つでもありますが、同時に個の力として決定力が高いということが分かりました。

また、パトリック選手と長沼選手は、得点王の2人に負けないほど決定力が高く、今シーズンの活躍に期待が高まります。

最後にですが、今回は初めてPythonでスクレイピングを行ないました。意外と簡単だったので、今後はもっといろんなデータに触れて、様々なデータ分析にチャレンジしていきたいです。



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