ビジネス:仕事、売上、組織にまつわる考察②
ビジネス:仕事、売上、組織にまつわる考察①
投げかけたものが返ってくる
『ビジネス:仕事、売上、組織にまつわる考察①』では、ビジネス寄りのトピックを取り上げていますが、こちらのnote記事では、生活も含んでの内容にしようと思っています。
ある種の人生訓とも言うような、かつ、個人の生存戦略とも言えるような、"人生丸ごと"含んだ内容にしていく予定です。
投げかけたものが返ってくるだけなので、逆に言えば、何も投げかけなければ、何も返ってくることはない。
つまり、自分から先に差し出すことが大切で、「自分はこうしていく/物事がこうなると良いな」ということを並べていきます。
<関連>
お互いの喜ばせ合いっこ
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『幸せの種』のまき方:施しの心|日蓮宗 大乗山 法音寺:2023.11.1
後にも取り上げますが、「優しくされたら、同じようにして、親切で返す」人が、世の中の大半を占めるものの、この因果を逆にして、「いつも親切でいるから、優しくされる」ととらえていきます。
出会う人のひとりひとり、一方的な「良かれと思って」ではなく、まさしく「相手の望んでいること」を見極めるようにして、自分のでき得る限りの親切を心がけていきます。
いつも同じように返ってくるとも限りませんが、いつも自分から差し出すようにしていることで、場合によっては、「まさか」と思うほどに、自分の想像を越えたものが返ってくるかもしれません。
わかりやすいところでは、歌うのが好きで普段から歌っている人がいて、その歌声を聞いた人がもっと聞きたいとリクエストしてきたり、あるいは、"お金を払ってでも"聞きたいと申し出る人が現れたりするようなことです。
先に、お金、賞賛、評判が欲しい、それを受け取ってから歌うようではコトの順序が異なり、そうではなく、自分の差し出したもの(この場合は「歌」)が先にあるから、周りの人、世の中が呼応しているわけです。
時として、目の前の人を元気づけようと思って歌うこともあるでしょうが、自分が歌っていて気持ちが良い、そういう自発的な思いがある方が、これも後に述べますが、無理がなくてスムースに物事が進むことでしょう。
いつもそういう態度でいれば、大きな会場で歌う機会に恵まれたり、CDデビューをして、より多くの人に届くようになったりと、「まさか」と思うほどの喜びが返ってくるかもしれません。
他の場合においても、新しい仕事との出会い、生涯の伴侶との出会いなど、思わぬオファーが舞い込んでくることもあるでしょうから、いつの時も同じようにして、「自分から差し出す」ことを意識していきたいものです。
自分のチャンスは自分でもぎ取るものであり、また、周りの人がもたらしてくれるものでもあるので、今の精一杯、自分のできることの精一杯をやっていくのが
良いでしょう。
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森沢明夫さんの作品では、『おいしくて泣くとき』(角川春樹事務所)がわかりやすいですが、主人公である心也が取った"ある行動"が、巡り巡って…という話です。それとあいまって、人生は伏線を多く張り巡らすようにして生きると良いのでは?という示唆に富む内容です→
【ゲスト:森沢明夫】知らないと損!宇宙から愛される人が必ずやってるある習慣|ひすいこたろうの名言セラピー:2024.05.24
人のために善いことを為す
「人のために善いことを為す」と表すと、とても高尚に見える字面ではありますが、使われている漢字を組み替えてみると、【偽善】になることにお気づきでしょうか?
「偽善」では浅ましいとか、あざといといった印象になるかもしれませんが、「やらぬ善より、やる偽善」という言い回しもあるくらい、目に見えるカタチで実践していることでしか、周りは見て取ることができません。
もしも、そうであるのなら(というか、そうでしかないのだけれど)、たとえ【偽善】であろうが、不純な動機だろうが、損得勘定だろうが、そのいずれで動いても良いわけです。
周りの目が気になって行動に起こさないより、褒められるかな、スゴいと思われるかなと思って行動するほうが、まだマシということです。
そして、その実践が、巡り巡って誰かのため、世の中のためになっているのであればホンモノの【偽善】となって、まさに「ウソかマコトか」状態になるような気がします。
この、「自分から差し出す」、「人のため善きことを為す」と続けていくと、"与える⇆もらう"の「GIVE & TAKE(ギブ・アンド・テイク)」の発想にもつながっていきます。
<参考>
『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』アダム・グラント・著、楠木建・監訳/三笠書房
世の人を大きく分類すると、①与える人(ギバー)、②奪う人(テイカー)、③調整する人(マッチャー)がいて、世の中の大半は、「何かされたら、何かを返す」マッチャー・タイプの人たちです。
そして、奪う人(テイカー)より与える人(ギバー)を目指しましょうという展開になるのですが、その中でも、①-1 良きギバーと②-2 そうでないギバーがいることに注意が必要です。
では、①与える人(ギバー)→ ①-1 良きギバー、②-2 そうでないギバーの違いは何なのでしょうか。
自分のできる範囲、時間、お金、体力など、無理のない範囲で"計画的に"実践しているのが、①-1 良きギバーで、成功に近づくギバーなのです。
一方、良くない方では、苦しいとか、無理のある状態(→自己犠牲)で与えることをしてしまっている人、自分の身の丈を越えてしまい、借金を多く抱えている、寝不足で体調不良の人などが当てはまります。
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こういうことから、前向きな気持ちで楽しい、しかも、無理のない範囲で与えることを意識すると良いのですが、ひとつの判断軸として、自分の「機嫌が良い→上機嫌」であるかどうかを見ると良いです。
さらには、自分から差し出すし、良いギバーとしての振る舞いが身についている、いつもそういうノリでいるのが良いと思います。
つまり、「人のために善いことを為す」と言ってはいるものの、①自分の(上機嫌の)ため、②結果として誰かのためになっている、この順番が好ましいように思います。
その「善いこと」をするのが当たり前、自分ではいつもの通りやっていて無理がない、それが習慣として身についているというのが、次に目指すというか、自ずとたどり着く境地ではないかという気がします。
電車やバスで、お年寄り、妊婦、体調のすぐれない人を見かけたら、さっと席を譲る、道端にゴミがあったらさっと拾う、道に迷っている人がいたら率先して案内するようなことです。
自分としては、"いつものノリ"、そうすることに何ら疑問を抱いていないけれど、それが、とても人の役に立っている、人助けになっているのが、究極的に理想の状態です。
仕事だ生活だとの区別もつけず、"人生丸ごと"こういうノリでいるとしたら、巡り巡って、自分のことを助けてくれる人、手を差し伸べてくれる人が、ひとりふたりと、きっと現れてくることでしょう。
その状態を、最初から期待しているのも、損得勘定の観点から見ても良さそうですし、適当に「そうであると嬉しいな」とほんのり思うくらいでも良さそうです。
これも、「人として徳を積む」と大いに張り切るのではなく、自分の上機嫌であるのを優先していうち、そういうことも言えなくはない、となれば、それで十分なのかもしれません。
そして、先述の「歌う人」で取り上げたように、与えることが習慣になっている「ギバー」の人では、結果として、お金持ちになっている人も多いわけです。
その数は、比率としては少ないのかもしれませんが、「とびきり与える」ことができるお金持ちなので、「まさか」と思うほどの喜び、思わぬほどの見返りをもたらしてくれます。
だから、大半の人がマッチャー・タイプなのだとしても、自分自身としては、少数派である「良いギバー、成功するギバー」を目指し、そして、実践を通じていくのが望ましいわけです。
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「いつもチャンスをつかめる人」だけが知っている【"たまたま"でなく"いつも"】の法則|ダイアモンド・オンライン:2022.12.21
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【ゴミ拾いから学ぶ幸せなお金持ちマインド】~年商49億円のゴミ拾い仙人が、中学生に贈る世界一ゆるい授業~|ゴミ拾い仙人・吉川充秀:2023.12.07
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なぜ大谷翔平はゴミ拾いもトイレ掃除も嫌がらないのか…高校時代から守り続けている「佐々木監督の教え」|プレジデント・オンライン:2024.04.18
周りの応援&運も味方
たとえば、宝くじを買って、当たるかどうかを考えている時に、自分自身"が"高級焼肉を食べたい、高級ブランドのバッグを買いたいなど、何となく贅沢したい人は当たりにくい。
一方、宝くじの当選を元に、「子ども食堂」を開いて、地域の子どもに、あるいは、大人でも、お腹を空かせている人たちに満足してもらいたい人がいるとします。
後者の人の方が高額のものが当たる率が高いとか、また、宝くじ云々関係なく、規模は小さくとも、すでにはじめている場合では、協力する人もきっと多く集まってくる気がします。
ここでのポイントは、宝くじを買うということだけに留まらず、どういう気持ちでいるのか、その気の持ちようが大切ということです。
買い物で、何か良いものがあったらと思っている場合では、結局、目ぼしいものは見つからない。
むしろ、こういうのがあったら良いとか、こういうものが欲しいと思った方が、目当てのものが見つかることに似ています。
焦点を絞る、グッとフォーカスするようにして、抽象的でなく具体的、私利私欲を満たす(=利己的な)発想ではなく、公益にかなうとか、利他の精神を持っていることが大切です。
自分の幸せよりも、先に他者の幸せを願ってしまうような、そういう心根の優しい人に、周囲の人たちはもちろんのこと、運も味方していきます。
ビジネス的な発想でも、「多くのお金を手に入れて、東京・六本木や麻布で毎日のように豪遊したい、夜通しパーティーしたい」人がいる。
一方、「お客さまや地域に広く受け入れられ、物心ともに豊かな従業員(および家族)を率いる、そんな代表取締役になりたい」人がいる。
今回の話の流れでは、後者の人の方のことを応援したくなったり、より好感を持ったりするのではないでしょうか。
このように、理想の掲げ方としても、お金のある"状況"だけを願うのでなく、それに加えて、自分がどうしたい、どうでありたいかの"状態"を思い描くようにします。
のびのびと前向きなエネルギーとも言えるもので、単に不足を解消するだけでなく、こうなると"もっと"喜んでもらえるかな、楽しんでもらえるかという「上乗せの発想」です。
ゴハンにしても、単に空腹を満たすだけでなく、食べる空間だとか、おしゃべりに興じる時間とか、そういうもの含めての"美味しい食事"を提供できるかどうかというようなことです。
服の場合、半袖Tシャツで考えてみると、カラダを覆ったり、汗を吸ったりするだけでなく、着ると気持ちが楽しくなる、思わずテンションが上がるというような感覚です。
私自身の今後としても、自分の食い扶持をどうにか得ていきながら、何かしら仕事を興すとか、雇用を産むなどのことを目指していきたいものです。
宝くじが当たるかどうかの話から展開してきましたが、こういう「誰かのために」という発想を持って、日頃からも継続して意識し、そして、行動もしていけるとナイスです。
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あらかじめ祝う「前祝い」
多くの人の場合では、順序としては、何かしら嬉しいことがあったから喜ぶとか、祝うかと思います。
あるいは、発想を変えるとともに、コトの順序を入れ替えて、先に喜ぶとか、祝うことで、追って嬉しいことの多くが訪れるかもしれません。
意識がそちらに寄るために、嬉しいことが起こる前提で過ごしていると、実際に起こった時に気づきやすいという側面もあります。
自分自身とか身の回り、こういうことが起こったら"嬉しい、楽しい、幸せ"ということの多くを思い浮かべるのが良いと思います。
逆に、「どうせやっても仕方ないから、やるだけ無駄だよ」のように言う人では、やはりその通り、良いことはあまり訪れないわけです。
今日の1日とか、今後のどこか、自分の願うことがかなうかもしれない、そういう明るい展望を持っているのが良いのではないでしょうか?
そもそもの話、昨日の続きが今日で、今日の続きが明日と思えば、あまり変わり映えのしない日々としてとらえてしまうかと思います。
変わらない毎日は「無事」として感じつつも、同時に昨日より今日、今日より明日と、少しでも良いものにしようとするガッツもあって良いでしょう。
好ましくないのは、「どうせ○○だから〜」式に考え、最初から諦め状態で、あらゆる意欲がわかない状態なのかもしれません。
「可能性にフタをしない」ということで、今の自分はそうではない、しかし、この先どうなっていくかは、何も確定していません。
一念発起して、勉強し直して大学に入ったとか、転職をきっかけに仕事で成果を出したとか、そういうことの例も多くあります。
そういうことを鑑みて、内田有紀さんの紹介しているように、毎日を良いものにしていく「前祝い」を取り入れてみるのも、ひとつの方法かと思います。
動画の3:10〜にあるように、「今日も、みなさんとお仕事できて幸せでした」と、すでにそうなったかのように過去完了系で言い切るのがコツです。
そして、楽しく笑顔で「今日も良い日、おめでとう〜♪」と言いながら、拍手をして、先に祝っていきます。
内心で思うだけでなく、動作としてもやることで、より気持ちがハッピーな方に向いていくし、実際にそうなっていく効果があります。
【単独取材】内田有紀(48)変わらぬ美しさの秘訣「座りは90度を意識」【めざまし8ニュース】:2024.10.4
運が良いと思える
就いている仕事においても、また、普段の生活においても、売り上げが伸びる、給料が上がる、人気があるなど、「ないよりかはあった方が良い。むしろ手に入れたい」ものがあります。
あるいは、同じようにして、運の良さ、自信がある、モテている、そういう状態を望ましいと思う人は多いのかもしれませんが、全員が全員、そういう境地に立っているかと言えば、そうとも限りません。
まずは、口グセを変えていくことで、自分自身の「ものの見え方、考え方」、目に見える世界の切り取り方=思考が変わっていくので、取っかかりとしては最適かと思います。
「自分は運が良い、ツイている、ありがたい」といった言葉を言っていくことで、そういう出来事に出会っていくし、その機会が多いほどに、徐々に確信を深めていくことができます。
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幸福、幸運、運命とか
また、【自信=自己肯定感(自分が好き)× 自己有用感(できる、能力がある)× 自己効力感(役に立つ)】という「ものの考え方」における公式があります。
一見すると何の役にも立たない、一銭の得にもならないようなことに、しかし、前向きな気持ちで取り組んでいること(→実践)で、自己肯定感(自分が好き)が育まれます。
そこを皮切りに、仕事において新規契約が取れる、売り上げが伸びるようなことがかなっていくと、残り2つの自己有用感(できる、能力がある)、自己効力感(役に立つ)も満たされていきます。
そして、ここが興味深いところですが、自分の上機嫌のため、自己肯定感(自分が好き)を育もうとしてやっていることが、実は新規契約が取れる、売り上げが伸びることにつながる場合があるわけです。
「周りを味方につける」ことにもつながりますが、コピー機の販売&取り付けの仕事で、頼まれたこと以上のことをお客さまの元でやっていたので、ずっと好調を保っている人がいます。
その人は、自社のコピー機の納品をさっさと済ますのではなく、どうしても使用感が出ていて、気になってしまった(=目に留まった)隣のコピー機、床、壁と次々とキレイにしていました。
後日、お客さまから連絡があって、「あれは誰がやったのか」と問い合わせがあり、「他の部署にも、その人が顔を出すようにしなさい」と紹介の連鎖が起こり、以後、好調を保ったままだそうです。
また、別の話では、村人全員、M社の自動車に乗っている、そういう集落があるのだそう(下記リンクの動画の中では、M社がどこなのかがわかります)。
担当者の電話が24時間つながり、夜中だろうが駆けつけるし、あらゆる面倒ごとも引き受けて解決するので、交通事故や故障があった場合、「この人に頼めばなんとかなる」と絶大なる信用を集めています。
村人が口を揃えて言うには、その担当者が、別の会社ならその会社の車に乗るのだけれど、今は、M社なのでM社に乗っていると、単純にはそういうことらしい。
どちらの事例にしても、「売り上げをどう伸ばすか」と考えるのではなく、「いかに役に立つのか、いかに喜ばれるのか」と考えているうち、売り上げが後からついてくるわけです。
このM社の車の話には少しオチがあって、1年365日いつでも電話がつながるということですが、担当者自身の話では、実際、夜中に電話があるのは、年に2〜3回だそう。
だから、さほど負担にもなっておらず、無理もなく与えることができている、それでいて、車の販売も順調なのだから申し分ありません。
商品やサービスを提供するにあたって、口八丁手八丁、話す量とか話術の巧みさでもなく、また、他とは異なる機能的な特徴でもなく、言葉で言い表すならば、いかに信用・信頼を多く勝ち取っているのか、それが肝心という話です。
<参考>
あるトップ営業マンの話~輪廻転生と経営の宇宙法則~小林正観さん講演会DVD
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小林正観さんの話でも紹介されていますが、「目の前の仕事を精一杯やる」ということにおいて→
料理人・村上信夫さんの修行の最初では、「鍋屋」と呼ばれる鍋の洗い場に回され、3ヵ月間毎日、休みなく鍋を洗い続けた。
「日本一の鍋洗いになろう」と決心し、いつも鍋をキレイに洗い続けたことで、やがて厨房のシェフたちに気に入られるようになった。
普段では、調理済みの鍋では洗剤を入れてグジャグジャにして洗い場に来るようなのですが(→味見できない味を盗めない)、村上さんが鍋を洗っている時はソースを付けたまま回してくれるようになった。
鍋に残ったソースを舐めて味を覚えることができ、そのおかげで、フランス料理を勉強することができたということです。
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日本に最先端のフランス料理を持ち込んだ料理人「村上信夫氏」/ホームメイト
仕事においては、重要なもの/そうでないものがあるのではなく、ひとつひとつのどれも、とても重要な仕事であるということ。
会議用の資料コピーを取るような"ちょっとした"仕事でも、周りからすれば、今後の大きな仕事を任せられるのかどうか、その判断材料にもなり得るということです。
また、正社員、派遣社員、アルバイトと、雇用形態のそれぞれがあるでしょうが、いただいている給料や時給/日給以上に働くと良いと言われています。
いただいている分相応かそれ以下では、マッチャーやテイカー・タイプの働き方になってしまうので、発想としてはギバーにシフトしていけると良いと思います。
普段の働きぶりを見て、社内であれば評価が高まって、新たな仕事を得たり、昇給・昇進につながるかもしれません。
それに、お客さまからはより喜んでいただくことになるでしょうし、「ウチで働かないか」とありがたいオファーをいただけるかもしれません。
あなた自身、「先に差し出す」ギバー・タイプとして仕事に取り組んでいるうち、どのような「まさか」があるかはわかりませんが、何かしら返ってくるものがあるはずです。
理想の未来をイメージする
自身がどのような職業に就こうか、自分がどんな仕事をしようかと考えることとは別に、どういう格好をする?どういう生活を送りたい?そこから考えるのも興味深いやり方です。
大雑把な分け方では、すでにある大企業ではカチッとしたスーツ姿が多いでしょうし、立ち上げ間もないベンチャー企業ではTシャツ+ジャケット姿が多い気がします。
それ以外にも、いろいろな制服、ユニフォームがあるので、その憧れによって"引っ張られる"ようにして、職業や仕事が決まっていく流れです。
ロックバンドに憧れる少年少女が、最初はホウキをギターに見立てて、弾く真似をし、多くの聴衆の前でライトを浴びている姿を想像するようなこともあります。
バンドやミュージシャンに限らず、自分のこうなりたいと思う人のポスターを、よく見えるところに貼るというのも、ありありと頭に思い浮かべる、イメージを焼き付けるのに有効です。
そこから、何をどうすればあのようになれるのかと考えるでしょうし、その目標から逆算するようにして、今、やるべきことのいくつかを思いついていくことでしょう。
あるいは、『孤独のグルメ』(原作・久住昌之、作画・谷口ジロー/扶桑社)のように、全国各地、時に海外も含めての"ゴハンを堪能する"という生活を送りたいと考えます。
主人公の井之頭五郎に憧れるにしても、先に"個人で営む輸入雑貨商"になりたいというより、各地で"ゴハンを食べる"方を先に憧れているわけです。
そこからたどって、現実のものにするには、どういう職業・仕事が良いのか、それによって呼ばれるところに営業に行くスタイルが自ずと決まっていきます。
ちなみに、井之頭五郎を"個人で営む輸入雑貨商"にした理由は、「『月刊PANJA』編集者の知り合いに実在していたこと」、「時間が自由になること」の2点。
孤高で自由な生き方をモットーとし、結婚や店を構えることについては、「守るものが増えて人生が重たくなる」として敬遠しています。
<参考>
『孤独のグルメ』はどのようにして生まれたのか?原作者・久住昌之×初代編集担当・壹岐真也 特別インタビュー|孤独のグルメ
主人公はこう考えるという設定や傾向が、特別に意識することがなくとも、言動のそこかしこに"にじみ出てくる"ので、実際の場面や状況に反映してきます。
自分も同じようでありたいと思う場合、毎日、同じところに通うとか、終日、部屋の中で取り組む仕事では、こういうことがかなわなくなっていきます。
近年では、必ずしも会社や事務所に通うことなく、在宅勤務(テレワーク)でまかなえることもあり、住むところをより自由に選べる傾向も強まっています。
仕事を含めての生活全体において、何を思う=イメージするかの取捨選択でもあるので、何を強く思う&念じるのかの威力は軽視できないように思います。
夢を壮大に語り&実現する
会社の成長においては、定期的に「経営計画発表会」を開き、全従業員に向けて、もしも上場していれば株主に向けても、「将来こうなっていきたい」というのを訴えていきます。
売り上げなのか、出店数なのかはその時々で変わるでしょうが、「なりたい将来像」を語り、壮大な目標を掲げることで、自分自身の発奮材料にもなります。
あれだけ大きなことを言ったのだから、実現しないでは恥ずかしい、周りの皆に示しがつかないので、良い意味でプレッシャーを自分にかけることができるわけです。
これは、個人レベルにおいても似たようなもので、ここで頑張れば、家を建てることができるとか、国内旅行にも行けそうだと、「日高屋」神田会長の場合では奥さんに言って、それぞれ実現していったそうです。
基本的には、過不足なく生活ができればそれで十分なのかもしれませんが、それ以上の何かを望む、そういう壮大な目標(→野心、野望)を持つのも大切であるように思います。
『ジョジョの奇妙な冒険 第5部』の「このジョルノ・ジョバーナには『夢』がある!」のように、どうしても○○したいという思いがあることで、仕事にもより一層、踏ん張りが効くような気がします。
近年は、美容家としても活躍するMEGUMIさんも、自分の思う状態になろうとして、年始に個人の「事業計画書」を書いて、実行に移しています。
内容としては、大まかに項目を分けつつ、かつ、毎月どうしていくのかを、できるだけ具体的に書いていきます。
これは、将来に対し漠然とした心配や不安を抱いている時には、何をしたら良いかわからなくなってしまいますが、逆に、やることを明らかにすることで、迷いもなくなっていきます。
どんな仕事や活動においても、どのような気持ちで取り組むのか、熱い思いがあるのとないのとでは、出てくる成果にやがて違いが出てくるものです。
言われたことを(怒られない程度に)こなしていますというのと、もっとお客さまに喜んでいただきたい、もっと売り上げを伸ばしたいと思うのとでは、醸し出す雰囲気から異なってくるはずです。
何をもって「ナンバー1」と言うのかはわからずとも、どの分野においてもそれを目指すというのは、壮大に夢を語ることの第一歩のように思います。
<参考>
「日高屋」創業者、神田正会長83歳が若き経営者に贈る戦略の話:連載3回その2:千葉哲幸|Yahoo特集:2024.05.15
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30:26〜では、悩みごとをノートに書き出し、可視化することで、次にどうしたら良いかも考えられることについて、また、自分の【事業計画書】については、36:18〜で取り上げられています→
ほうれい線は消える!?正しいシャンプー&洗顔術【美容本が爆売れ&美容学校の学院長】MEGUMIが伝授|日曜日の初耳学:2024.05.20
「信用の面積」を広げる
キングコング・西野亮廣さん、ホームレス小谷さん、2024年の今では活動のフェーズ(段階)が変わっているのもありますが、2015年あたりでの活動の様子が興味深く思います。
時に振り返ってみることで、その時々でのアプローチの仕方を知ることができたり、また、今において取り入れられる要素もあるように思います。
詳しくは、リンク先でじっくり読んで、確認していただきたいのですが、要点をざっとまとめると→
お金の正体→信用の一部を数値化したもの、そう定義してみた。
ホームレス小谷さんの例:無職のホームレスなので、オンライン上で自分の1日を50円で売る。
それで依頼を受けて、1日中、庭の草むしりをする、1週間、新型iPhone発売の列に並ぶなど遂行していくものの、時間や内容に対する対価が少なく、見合っていない。
進んで飛び込む"ひとりブラック企業"状態なのだけれど、頑張って取り組んでいくので、やたら感謝される、恩を受け取っている=信用を集めている。
この当時、結婚したい、結婚式を挙げたいと思い、クラウドファンディングを実施、結果、お金が多く集まっている。
日頃の、周りの人からの感謝、恩、信用が、お金のカタチで集まっていることを証明する。
西野さん自身も、「信用の面積を広げる」ことを意識し、個展の会場で、お客さまと喋ったり、歌ったりして、楽しい時間を提供することを徹底。
同じように、その時に実施していたクラウドファンディングで、じわじわとお金が集まり、思うような結果に至っている。
その時々、自分のできることを精一杯、先にやって、信用を積み重ねていくことが、結果、マネタイズにつながっている。
<参考>
キンコン西野「お金は信用の一部を数値化したもの」無職で結婚したホームレス芸人・小谷の話:デジハリ特別講義「アーティストとして生きること、社会との接点」 # 4/5|logme Biz:2015.12.14
信用をお金に変えることを、"時間の流れ"で見てみると、先に自分のやれることをやって(つまり、先に差し出す、先に与える)、お金に変えるタイミングを後回しにしているとも言えます。
他のサービスを見てみても、たとえばFacebookやTwitterも、最初の段階では無料で提供、利用する人が相当に増えてきたから、マネタイズの仕組みを当てはめるようにして、大きな柱としては広告収入を得て収益化しているわけです。
また、これと前後して、渋谷ハロウィン翌日のゴミ拾いの話、「ゴミを捨てるな」と憤るのではなく、それを活かして自分の活動に取り組んでいく発想も興味深いです。
最近でいうところの「富士山コンビニ/ローソン」問題に似ているところがあって、多くの人がすでに来ているのだから、それをどうにか活かす方向で考えられないものか?という発想です。
<関連>
「富士山コンビニ/ローソン」問題について、ひとつ前のnote記事でも取り上げています→
ビジネス:仕事、売上、組織にまつわる考察①
頼まれごとを引き受ける
たとえば、友だちの引っ越しの手伝いをして、引っ越しそば+謝礼をもらうように、周りの人からの頼まれ仕事をやっていくうちに、時に報酬の発生する場合があります。
別の場合でも、簡単に言って、「手紙をこちらから→あちらに届けて」というのでは、先駆けて郵便配達/メッセンジャーの仕事を行っていることになっています。
それを「今度は、こちらから→あちら」と、繰り返していくうちに、別段、郵便局に入らずとも、それが仕事として成り立ってしまうようなことです。
または、プロのカメラマンになりたい、スポーツや武道を教える先生になりたい、勉強を教える家庭教師になりたい・・・という場合、先に名乗ってはじめていけば良いのです。
名刺やチラシを配り、最初は安くでも良いから依頼を受け、また、数人でも良いからお客さまを集め、実績をつくっていきます。
これが、上記の「信用の面積を広げる」ことにもなって、また改めて依頼を受けたり、新たな依頼が来たりもすることでしょう。
書道家・武田双雲さんも、NTTを退職後に書道教室を開き、、近所にチラシを配ったり、また、路上パフォーマンスをしたりするところからはじまっています。
チラシ配りにしても、楽しそうにいろいろな工夫をして配っていたら、子どもが寄ってきて、興味を示してくれたのだとか。
また、その一歩を踏み出すキッカケとなったのも、先輩の依頼で名刺用に書いた字だか、単に名前を書いたものだかが、とても喜ばれた経緯があります。
自分から先に差し出す、または、自分自身、楽しく取り組んでいくうちに、人が集まり、依頼も集まってくる、だから、やがて仕事として成り立っていくわけです。
先に「仕事」として考えてしまうと、どこかの会社や組織に入らないといけないとか、正社員/アルバイトとして働かないといけないのかとなってしまいます。
仕事とか働くとかの本質は、「相手に喜んでもらうこと、周りの助けとなること」なので、頼まれ仕事を引き受けたり、たとえ小さい規模であってもはじめたりするのが良いのでしょう。
何を頼まれるか、何を喜ばれるのかは、決して求人情報サイト/冊子には掲載されないもので、個別のひとりひとり、あなた自身が手繰り寄せていくものです。
最近では、自社のホームページや、Twitter(現・X)、Instagramなどの各種SNSを駆使して、採用に力を入れている会社もあるので、個別に見ていくのも良い気がします。
そういうものをチェックしながら、自分の経歴や興味のあることを発信したり、できることを列挙したりしておくと、向こうからオファーも来るかもしれません。
また、普段の生活している中でも、飲食店、コンビニ、薬局など、求人募集のチラシが貼ってあることもあるので、いつも気にかけておくと良いでしょう。
この時に、どういう業種・業態なのかもありますが、やるのが好き、得意である、自分としては当たり前にできることが、ひとつ手がかりになってきます。
あるいは、自分のやりたいことを考える時には、○○の会社に勤めたいというよりかは、"何をしたい"のか、動詞で考えていくと良いです。
同じ会社に勤めるにしても、人と話すのが好き/たくさん話したい→営業と、細かな事務作業が好き/数字の計算が得意→経理とでは、向き不向きが異なるからです。
自分のやりたいこと、得意なこと、当たり前にできること、こういうことを考えながら、どう喜んでもらうか、どう人の役に立つかを考えていきます。
何に自分が向いているのかわからない場合でも、目の前の仕事に懸命に取り組むことで、次の展開が見えてくることがありますので、何かしらでも、はじめていくのが良いと思います。
<参考>
就活についてのインタビュー|内田樹の研究室:2013.01.12
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ストリートで学んだのは、共感することの大切さ。ゲームの謎を解くように、ロジカルに人の悩みを解決することも楽しむ|HIGHFLYERS:2018.11.29
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森岡毅流「自分の強みを見つける」方法とは?|ダイヤモンド・オンライン:2022.06.12
チャンスは意外なところから
文章を書くのが好き→作家デビュー、旅行が好き→ツアーのガイドのように、自分のやりたいことが、そのまま仕事につながれば嬉しいものですが、そうとも限らないのが興味深いところです。
今でこそ、「司会」のイメージの付いている萩本欽一さん(欽ちゃん)ですが、テレビに出始めの頃、「司会の仕事はしたくない」と断っていました。
コメディアンとして劇場で修行した成果を活かせるでもなく、しかし、それでも来る仕事のオファーが司会のものばかりで、物事の成り行きで"仕方なく"引き受けることになりました。
実際の成果で言えば、台本通りに進めることができず、つまり、司会は「できない」状態で、ほとんどがアドリブになってしまいました。
ただ、この時に、司会の補佐というか、進行を伝えるアシスタントの女性が横にいて、それでどうにか番組を成り立たせていきます。
それはそれで新しい司会のやり方だ、新しいスタイルだとなって、出演番組の多くが大人気になり、その視聴率を合わせたところから、やがて「視聴率100%男」と呼ばれるようになっています。
自分のやりたいこと、得意なこと、人の役に立つことが、自分の認識と周りのそれとが合っていれば問題ありませんが、ズレのあることも多いものです。
欽ちゃんのように、苦手意識があって、実際にできていない、しかし、周囲の後押しもあって、独自のスタイルで切り開いていく場合もあるものです。
「どうしても無理」というものは致し方ありませんが、周りから進められた仕事をやってみることで、意外な自分の能力に気づく(そして、開花する)ことがあります。
「運の良さ」のひとつのとらえ方として、自分の前向きな気持ち×行動と相まって、仕事のオファー、人との出会い、新しい気づきなど、どれも"人からもたらされる"ものでもあります。
一方で、受験競争を勝ち抜く、合格や内定を取る、出世争いに勝つなど、眉間にシワを寄せるようにして、自分自身の「努力、根性、根性」でなし得る印象が強いものもあります。
確かに、自分のやるべきことをやりはするのだけれど、周りの人の判断や、成り行きに任せていくうちに、自分では予想し得ないような、思わぬチャンスにも巡り合えるかもしれません。
<参考>
欽ちゃん!|ほぼ日刊イトイ新聞:2004.09.06
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コロナ禍のうどん屋に通った結果…まさかの結婚!ドラマチックな展開に祝福の声「太く長くお幸せに」|ABEMA TIMES:2021.02.22
理想を先取りしていく
駆け足でざっといろいろ紹介してきましたが、だから、先に差し出す、先に与える、運が良いと思う、こういうことを日々、実践していこうと思います。
そして、仕事と生活を分けることもなく、自分の上機嫌を意識して、いつもそういうノリでいるのが良いのだろうと思います。
これに関連すれば、「イメージが先、現実が後」ということで、今の段階で、理想の先取り、先駆的にはじめていくのが良いとも言えます。
実践していくのはもちろん、希望や理想もまたその都度、周囲に語るようにして、小さい規模であっても、自分の「理想」を"今、ここ"からかなえていくようにします。
たとえば、駆け出しのバンドでも、いつか武道館のステージに立つ、いつか東京ドームのステージに立つと夢見て、小さなライブハウスであってもスケールの大きいライブを意識するようなものです。
『ワンピース』の「海賊王におれはなる!」、『キングダム』の「中華統一を果たす」しかり、先にイメージをありありと思い浮かべ、それに近づき、達成するように、今の段階からはじめていくのが良いのでしょう。
企業の理念においても、「100年続く企業」、「地域から愛される会社」、「世界進出を計る」など、会社それぞれとか、成長の各段階において、何かしら目指しているものがあります。
このように、「確かに今はそうではないけれど、将来的にはそうあってほしい姿、そういう理想のあり方」が掲げられています。
実際、サイゼリヤにおいても、最初の3店舗くらいできたあたりで、「将来的には、1,000店舗展開する」と宣言していたそうで、時間をかけて、実際にそれをかなえています。
<参考>
『サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』正垣泰彦/日経ビジネス人文庫
個人の生活においても、仕事、趣味、ボランティアといった活動において、自分の考えや行動を面白がってくれる人、そういう同じ感覚を持っている人たちが多いのも良いかと思います。
心構えとしては、熱心な演説でアピールというよりかは、もう少しくだけた感じで、ある種のファン感覚、オススメの本やCDを友だちにオススメするような気楽さです。
自分の思っていること、良いと思っていることを、それとなく周知し、また、それによって「類は友を呼ぶ」状態で緩やかに関わり合っているのが、無理がありません。
大勢でわいわいやるイメージで言うと、ずっと終わらない夏休み、文化祭・学園祭に向けての準備、同級生で組んでのバンド活動、こういうものが感覚として共有しやすいようです。
他には、大人の楽しみでは、飲み会、バーベーキュー、キャンプもそうかもしれませんが、そういう心躍ることの多く、定期的に日常に溢れていると楽しいことでしょう。
あるいは、ご近所共同体として、かつて隣の人にお米や醤油を分けてもらったように、食べ物のやり取りでも良いでしょうし、小さい子どもの面倒を交互に見るようなこともあり得ます。
その時々、何をもって理想とするのかは、人それぞれでしょうが、年齢・年代別では、高校生・大学生では就職活動、お年頃の男女では結婚相手探し(いわゆる、婚活)が現実的な課題としてあることでしょう。
自分はこういう仕事に就きたい、こういう会社に入りたい、こういう相手と出会いたいなど、「こうだったら良いな」というイメージがあるでしょうから、それを明らかにすることも大切です。
買い物で「何か良いのがあったら」と思っていたら、結局、"良いもの"に巡り会えないように、どこでも良い、誰でも良いみたいなことを言っていてはいけない気がします。
そういうこと全体を含め、note記事にまとめるのでも良いですし、Twitter(現・X)においても、日々の考え、出来事、出会いなどをこまめに発信してくことで、その人自身の「人となり」が現れていきます。
実際に会うとか、仕事でのつながりができた場合においても、お互いに、前もって目を通しておくことで、自己紹介は軽く済むでしょうし、場合によっては、「旧知の仲」のような雰囲気になるかもしれません。
もちろん、自分の上機嫌を優先し、無理のないようにするものの、先に差し出す、先に与えることを考えても、普段から(まめに)取り組んでおくと良いと思います。
<参考>
発信力ゼロの企業がまずやるべきこととは? 顧問編集者・竹村俊助が説く「届けたい情報をコンテンツへ変える極意」|新R25チャンネル:2024.03.27
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「広報・PRは発信屋さんではない」実力者・下村彩紀子さんに聞く"事業成果につなげる広報・PRの真髄"|新R25チャンネル:2024.08.02
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「目標設計のコツ、あります」広報・PRの"よくある悩み"をベストPRパーソン受賞・下村彩紀子さんに聞いたら、全部解決してくれました|新R25チャンネル:2024.08.16
仕事において、そもそも、いきなりかかってきた電話のセールスを受け入れないように、あなたのことを知らないことには、買うかどうか以前に、興味を持ちようがありません。
「認知の壁を越える」という最初の段階を越えるようにして、自己紹介とか、創業者の若い頃の話をして、少しでも興味を持ってもらったり、共感してもらったりする必要があります。
相手が話を聞く姿勢になっている、聞き入れる状態になっているから、商品やサービスの紹介、提案をして、取り引きが成立、契約するかどうかに進んでいくわけです。
個人でも、知らない人から、いきなり「デートしましょう!どうですか?」と言われても、「え、その前に誰?」となってしまうので、自分の存在を知ってもらうようにします。
これも、普段から当たり前のように、出会った人、行った場所、やったことなど、自分の興味や関心を発信していくと良いと思います。
冒頭でも述べたことにつながりますが、新しい仕事との出会い、生涯の伴侶との出会いなど、思わぬオファーが舞い込んでくることもあるでしょうから、いつの時も同じようにして、「自分から差し出す」ことを意識していきたいものです。
<参考>
まず隗より始めよ|内田樹の研究室:2009.05.13
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悩める人、いらっしゃい! 凱風館主・内田樹の「ぽかぽか相談室」第14回|GQ JAPAN
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「コモンの再生」まえがき|内田樹の研究室:2020.07.20
<参考・関連>
【ビジネス】中田敦彦のマーケティング論【商売の鉄則】
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ビジネスの原理原則:今日からできる!個人でも勝てるビジネス方程式【令和版ユダヤの商法】
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効率の良いエネルギーの使い方+【自己紹介】にまつわる話2023