want to の声を聴く、定期的に聴き直す
目標を設定する際は、”want to”を大切にします。
あなたが本当にやりたいことは何ですか?
この質問に答えるのは意外と難しいものです。
以前の私にとってもかなりの難問でした。
そしてこれが難問に感じられる自分に愕然とした記憶があります。
目標を達成して、どんなプラスを手に入れたいのか。
どんな人間になりたいのか。
社会からさまざまな役割を与えられ毎日を忙しく過ごしていると、自分のうちなる欲求の声に耳を傾けなくなりがちです。
たくさんの”have to”に埋もれてしまうような感覚。
やらなければ周りからの評価が下がってしまうので仕方なく行っている業務。
達成しなければならない営業ノルマ。
家族に怒られたくないから続けている家事。
etc…
あるいは、もともと”want to”だったはずなのに、いつの間にか”have to”としてしかとらえられなくなっていた、なんてこともあります。
子どもの頃から夢見ていた仕事に就いたはずなのに。
家族を支えることが大きな喜びのはずなのに。
もちろん、have toで行動することが必要な局面は多々あります。
でも、時間をかけてさらなる高みを目指すには、want toから湧き起こる自発的なパワーが不可欠です。
誰かに与えられた目標だったとしても、have toとwant toのどちらでとらえるかによって、当然モチベーションに差ができ、最終的な成果が変わってきます。
なので、定期的に時間を確保して、自分の目標を見直します。
その際のおすすめは、信頼できる家族や友人、あるいはプロのコーチを相手に言語化しながら進めること。
それによって新たな気づきを得られることも多いのです。
もし、最近なんとなく行き詰まりを感じているな、モヤモヤするな、という場合は、心の奥底の”want to”の声に耳を傾けてみてみると、意外な突破口が見つかるかもしれません。
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