Tama@SoarTogether

コーチングサービスSoarTogether代表。 聴いたり、話したり、伴走したり、英語…

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コーチングサービスSoarTogether代表。 聴いたり、話したり、伴走したり、英語を使ったり。 話し言葉やコミュニケーションの奥深さに魅了される日々です。 気になった言葉、日々の気づきや学び、ぼんやり思い浮かんだことを、備忘録を兼ねて、時には自戒を込めて。

最近の記事

誰もが誰かの大切な人

4歳か5歳くらいの頃のぼんやりした記憶。 家族で遠出した日曜日、父親が運転する車が走る高速道路。 私は後部座席の窓から、渋滞で連なるたくさんの車をぼんやり眺めていました。 そして何だか不思議な気分になったのを覚えています。 この車一台一台に、運転している人と、もしかしたら家族や友達も乗っている。 その一人ひとりにそれぞれの生活があって、それぞれの気持ちがあって、きっとそれぞれに大切な人がいる。 もう少し遠くに視線を移すと、大きなマンションが見えました。 その窓の灯り一つひ

    • ビジョンの解像度を上げる

      iPad上で作成しているビジョンボード。 少しずつ更新しながら、毎日できるだけ何度も目にするように心がけています。 自分の理想が詰め込まれているので、眺めているだけで純粋に楽しい気分になれますし、自分がどこに向かおうとしているかのリマインダー、行動指針として機能していて、とってもよい感じです。 ゴールを達成するには、達成している時の姿、「ビジョン」を思い描くことが大切です。 ビジョンは、具体的であればあるほどゴール達成の確率が高くなります。 俳優で元カリフォルニア州知事で

      • 「成功」を定義する

        あなたにとって「成功」とは何ですか? 米国の元競泳選手マイケル・フェルプスは、現役時代に深刻な不安障害やうつ病を患っていたことを公表しています。 オリンピックメダル獲得数史上1位の記録を打ち立て、誰もが羨むような地位と名声を手に入れたマイケル。 世間から見ると、絵に描いたような「成功者」です。 しかし彼は、そのキャリアのピークとも言える時期に、世間の評価とは裏腹に、非常につらい日々を過ごし、「もう生きていなくない」と思っていたそう。 そんな状態からどのように脱したのか。

        • 道を開く

          アメリカのシンガーソングライター、ドリー・パートン。 日本ではそれほど知られていないかもしれませんが、1960年代から活躍し、慈善活動家としても有名です。 彼女の言葉には、たくさんの宝物が詰まっています。 そのうちのひとつがこちら。 テネシー州の片田舎で極貧の家庭に生まれ育ったドリー。 自分の夢を明確に描き、逆境にめげずに努力を続けることで、輝かしいキャリアを築きました。 彼女自身が道を開くことによって、自分の居場所を作り、唯一無二の存在となったのです。 また、多岐にわた

        誰もが誰かの大切な人

          ほんの少しずつの変化を絶やさず前進する一年を

          あけましておめでとうございます。 2024年は伊勢神宮参拝からスタートしました。 小学校の修学旅行以来の訪問です(←ほぼ記憶にない…)。 世の中では、のんきにおめでとうなんて言っていられないような出来事がたくさん起こっていますが、どうかみなさま無事で、お元気で過ごされますように。 素敵な一年になりますように。 2024年がよりよい年になるように、ほんの少しでも貢献できるよう、自分にできることを常に考え、常に行動していきます。 変化を恐れず、現状というぬるま湯に甘んじること

          ほんの少しずつの変化を絶やさず前進する一年を

          覚悟を持って聴く

          先日、『窓ぎわのトットちゃん』を久しぶりに読み返しました。 小学生の頃以来でしたが、意外とちゃんと内容を覚えていた自分に少々びっくり。 わかりやすい表現で描かれた素晴らしい内容のおかげだなと、宝物のような言葉の数々を大事になぞりながら実感しました。 レビューのようなものを書こうとすると、1章につき1つコラムができてしまいそう。 それくらいさまざまな思いをかき立てられる、学びや気づきをもらえる作品です。 でもあえてここでひとつだけ取り上げるなら、私としてはやっぱり冒頭の、小

          覚悟を持って聴く

          want to の声を聴く、定期的に聴き直す

          目標を設定する際は、”want to”を大切にします。 あなたが本当にやりたいことは何ですか? この質問に答えるのは意外と難しいものです。 以前の私にとってもかなりの難問でした。 そしてこれが難問に感じられる自分に愕然とした記憶があります。 目標を達成して、どんなプラスを手に入れたいのか。 どんな人間になりたいのか。 社会からさまざまな役割を与えられ毎日を忙しく過ごしていると、自分のうちなる欲求の声に耳を傾けなくなりがちです。 たくさんの”have to”に埋もれてし

          want to の声を聴く、定期的に聴き直す

          I wanna show people that it is possible to see a shining light and move forward.

          日本はもう9月12日になってしまいましたが、これを書いている現在、アメリカは9月11日。 同時多発テロ事件から、22年が経ちました。 Kevin Hickeyは当時9歳。消防士だったお父さんを亡くしました。 当時の状況やお父さんの人柄、そして遺された家族がこれまでどのように過ごしてきたかについて語っています。 (インタビュー自体は2021年のもののようです) 穏やかに話すKevinさんの声には、さまざまな思いがぎっしり詰まっています。 本当に大変な思いをしながらも家族や

          I wanna show people that it is possible to see a shining light and move forward.

          If it's Sunday, it's Meet the Press.

          アメリカの報道番組”Meet the Press”の司会が、Chuck ToddからKristen Welkerにバトンタッチされました。 https://www.nbcnews.com/meet-the-press/video/chuck-todd-signs-off-as-moderator-of-meet-the-press-192639557524 おそらく日本ではほとんど知られていない番組ですが、”the longest-running show on telev

          If it's Sunday, it's Meet the Press.

          自意識とうまく付き合う

          プロフィール写真の撮影に行ってきました。 ヘアメイクからプロにお願いしてのスタジオ撮影。 正直なところ、苦手なんです。写真を撮られるの。 カメラを向けられて一瞬を切り取られると思うと、どうしても挙動不審になってしまいます。 大勢の前で話すことには抵抗ないのに、不思議といえば不思議です。 おそらく妙なところで自意識が顔を出すんですよね。 今自分はどんなふうに見えているかということが気になり、「自然な笑顔」を意識すればするほど顔がひきつってしまう。 恥ずかしながら、この辺りは

          自意識とうまく付き合う

          Leave it to the pros.

          先日、名刺を新調しました。 今では誰でも、ウェブ上のツールなどを使って簡単に自作できますよね。 というわけで私も、勉強も兼ねて、最近導入したアプリを使い自作に挑戦。 素敵なテンプレートも豊富だし、位置合わせなんかもとっても簡単。 完成品のイメージ画像も簡単に確認できます。 作業自体も結構楽しいものでした。 よし、これで完璧!と印刷・注文画面をクリック。 とりあえずお試しで50枚。 当然、以前業者さんにお願いした時よりも格段に安い。 やったー! そして数日後。 注文した

          Leave it to the pros.

          Motivation is what gets you started. Habit is what keeps you going. -Jim Rohn

          先月、コロナに罹患しました。 幸い軽症で済んだのですが、やはり改めて実感したのは、健康のありがたさと基礎体力の重要性。 というわけで、ワークアウトの習慣を身につけたいなと一念発起。 1ヶ月間継続中です。 習慣形成に必要なのは21日とか28日とか66日とか諸説あるようですが、自分の感覚的にも「毎日やるのが普通」になったきたという実感があります。 仕事では、行動科学を用いてクライアントさんの習慣形成を支援する機会が多い私。 今回は自分自身に適用します。 一番のポイントは、行動

          Motivation is what gets you started. Habit is what keeps you going. -Jim Rohn

          あなたを作っているものは

          What you eat is what you are. あなたが食べたものは あなたそのもの 昔どこかで知ったフレーズ。 母親が持っていた料理本かもしれません。 You are what you eat. とも言いますね。 こっちが英語のことわざなのかな? コンビニでジャンクフードの誘惑に負けそうになる時、この言葉を呪文のように唱えます。 成功率は6割くらい。 呪文の効果のほどはさておき、食べたものが自分を作っている、というのは本当にそうだなぁと。 もっと言うと

          あなたを作っているものは

          言葉を浴びる楽しみ

          ラジオが好きです。 ひとり時間のほとんどは、radikoかポッドキャストを流しっぱなしにして過ごしています。 話し言葉や会話、コミュニケーションといったものに惹かれる自分のルーツは、もしかしたらラジオにあるかもしれません。 子どもの頃は、母親が家事をしながら聴いていました。 ながら作業とラジオの相性は抜群。 夜、二段ベッドの上からは、5歳年上の姉が聴く深夜ラジオの音声がかすかに私のところまで届きました。 大人の会話を盗み聞きしている気分で、まどろみながらもちょっとドキドキ

          言葉を浴びる楽しみ

          忘れ得ぬ人

          学生時代、とある施設でボランティアをしていました。 子どもたちと遊んだり、一緒に勉強したり、キャンプに行ったり。 私自身がさまざまな経験を積ませてもらい、それが今の自分の土台を作っていると感じています。 あの頃がなければ、今コーチとして活動していなかったかもしれません。 誰かと真剣に向き合うということについて、初めて自分なりに深く考えるきっかけを与えてもらいました。 毎週土曜日の午後は、自由遊びの時間。 数人の学生ボランティアと、確かその時は20人ほどの子どもたちが、自然

          「今ここ」で血の通った言葉を使う

          よく、パートナーと一緒にカフェで仕事をします。 普段は飲み物だけ頼むのですが、先日は、何か甘いものも一緒に、となり。 定番のニューヨークチーズケーキがシンプルでいいかな でもティラミスもおいしそう 隣にある白桃のケーキも夏らしくて惹かれるかも ひとしきり迷ってわいわい相談した結果、季節限定の白桃ケーキに決定。 パートナーには先に席についてもらい、私がケーキを注文して持っていくことになりました。 注文と支払いを済ませてしばらく待ち、ケーキを受け取り席へ。 その途中で、どこ

          「今ここ」で血の通った言葉を使う