箕面の滝で感じた、わび・さび。
お疲れさまです、なかやです。
今日は僕も奥さんも仕事が休みだったので、車を走らせて久しぶりに箕面の滝まで行ってきました。
こういう自然が作った景色や、歴史を感じさせる空気に触れるとなんとも言えない気持ちになります。
きっと何千年も前から生きるって大変で、楽しいことも辛いこともあって、ボーッと滝を眺めて物思いにふける人がいたんだろうなぁと思うと、なんだかジーンとします。
他にもこんな写真が撮れました。
誰もいない待合スペース。
日本の美意識である「わび・さび」を感じます。
かつて賑わっていた場所も今はコロナの影響を受けて、閑散としているところが増えました。
このようなネガティブな状況も日本人は昔から「わび・さび」と表現し、
置かれている状況を悲観することなく、それをむしろ楽しもうとする精神的な豊かさを表現しようとしました。
日本人ってめちゃロマンチストだわ。
「わび・さび」の目線で作られたものって、そもそも時間が経過するほどに良くなるっていう考え方なのです。
この考えはある意味「無敵」です。
もう1枚、こういうの撮れました。
先ほどの待合スペースの剥がれかけた天井から滴り落ちる水滴。
これも「わび」てるし「さび」てますよね。
忙しい日々に追われて、日本人特有のこの感覚まで失いたくないなぁと思った1日でした。
歳を取っていくことに対して、ネガティブになってしまうのは仕方ないですが、
「これも『わび・さび』だなぁ」と肯定してみるのも良いんじゃないでしょうか。(^^)