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草野球の問題点"マッチョ勢"と"エンジョイ勢"の分断


こんにちは!なかやです!!


今回は”個人的に”感じている草野球界の問題点について話していきます。


ズバリ、草野球が閉鎖的かつ分断してしまうんじゃないか?という問題提起です。


特定の人やチームを批判するつもりは一切ありません。


むしろ今の草野球の盛り上がりはすごいと思っています。


だからこそ、この流れを維持したまま色々な選択肢を持つ余裕があるんじゃないか。と思っています。


自分なりにこの状況を考察していきます。


ハッピーエンドなので最後までぜひ気軽に見ていってください(^^)


考察1. YouTubeなどで理論や練習方法に関する動画が多くなり、「自分にもまだ伸び代があるんじゃないか?」と個人練習に励む人が増えてきた。


これは本当に素晴らしいことです。


僕が学生の時にYouTubeがあればもっと研究熱心になっていたと思います。(きっと)


現役選手が技術を語ってくれたり、貴重な過去の映像まで”無料”で”何度でも””どこでも”見ることが可能になりました。


そのことで、子どもたちの技術向上になっているだけでなく、大人たち(草野球選手)も本気になっている人が増えています。


最新のトレーニングや食事方法を取り入れ、サプリメントを効果的に摂取して”130 キロプロジェクト””ホームランプロジェクト”など以前までテレビでやっていたような企画をする方が増えてきています。


僕もその1人で、キャプテン本村(理学療法士)のアドバイスも大いに影響していますが、ホームランバッターの動画を見ているだけで”打てそう”なイメージが湧いてきたり、無意識で取り入れていることは多々あると思います。


要するに、たくさんの練習方法や理論に触れることで”自分に合った練習方法”を見つけやすくなったということです。


自分に合った練習をすれば、当然結果がついてきます。


学生時代の「やらされていた練習」ではなく「主体的な練習」が結果が出る確率を上げています。


結果が出れば野球自体が楽しくなるので、

「もっと練習すれば、ボールは遠くに飛ぶんじゃないか?球速は上がるんじゃないか?」

とモチベーションが上がってきますよね。


そうして上手くなっていけば、次のステップに進みます。


考察2. 草野球熱が上がることで道具も進化(特にバット)してきた。



草野球熱が上がっている要因はトクサンTVやqooninTVが大きいと思います。


特に道具紹介は人気企画で、もちろん僕も参考にさせてもらっています。


それにしても、

最近の野球道具(特にバット)の進化、すごくないですか?笑


かゆい所に手が届く細かな設計で、バットそれぞれに違いがあることは鈍感な僕でもわかります。


要するに、”ボールが誰でも遠くに飛ばせる可能性”が200%くらい上がったのです。


実際にバットに軽く「コンっ」て当てただけで外野の頭を超えることは珍しい光景ではなくなりました。


小さなグラウンドで”野球禁止”という所も大阪市内でありました。


グラウンドのネットを超えて住宅まで飛んでしまうからです。


これはこれで別の問題なんですが、それくらいボールは”飛ぶ”ようになっています。


自分に合った練習をして技術力が向上している選手に、自分に合ったバットを持たせたら、


まさに”鬼に金棒”ですよね。

いや、”鬼にレガシー”かもしれません。


これだけ新作バットが登場しているということは、それだけ売れているということなので、しばらく草野球界に”練習革命””道具革命”は続くと思われます。


その2つの革命により、草野球界はこうなります。


考察3. "マッチョ勢"と"エンジョイ勢"の分断


この流れが向かう先は”マッチョ勢とエンジョイ勢の分断”だと思っています。


今でもレベルの違いや目標設定の違いで自然なグループ分けはされていますし、どの連盟に入ろうが、どの大会に出場しようが自由です。


ですが、僕が危惧しているのは「結果出してる=強い=カッコいい」というマッチョ主義が肯定され過ぎることです。

そのことが新規参入組や初心者から見て「入りにくい」という空気を作ってしまったり、エンジョイ勢が”ダサく”見える現象を作ってしまう気がしています。


確かにホームランを打てば「カッコいい」です。


道具革命によって非力な僕でもホームランが打てる時代になったことは、素晴らしいと思います。


でも野球の醍醐味は、全員で試合に勝ちにいくことだと思います。


勝負を決めるホームランを打てば”ヒーロー”なんですが、勝ちに貢献したのは9人+ベンチワークです。


逆に言うと、負けの原因を作るのも9人+ベンチワークです。


負けに繋がる痛恨のミスをした選手を戦犯扱いしてしまうのは、マッチョ主義そのものです。


このマッチョ主義が基本の軸になった草野球界は、エンジョイ勢を絶滅させてしまう恐れがあるのです。


僕が運営している草野球チームも例外ではなく、5年目にもなると少しずつチーム内で”マッチョ勢”と”エンジョイ勢”が出てきます。


このバランス調整に気を遣っている代表者の方もいらっしゃると思いますが、


ここで大事なのは、「どちらかに合わせることが重要ではない」ということです。


両者が存在することは当然のことであり、それは”優劣”ではない。


いったん冷静になって、草野球の在り方を再定義する必要があります


つまり、「結果以外の部分に「草野球の存在意義があるんじゃないか?」ということです。


結論. 草野球は "人を笑顔にするエンターテイメントだ"


プロ野球の存在意義は色々ありますが、一言で表現すると人を笑顔にするエンターテイメントです。


では草野球はどうでしょうか?


草野球の存在意義はなんでしょうか?


僕はプロ野球と同じ、人を笑顔にするエンターテイメントだと思っています。


例えばホームランを打った時、喜んでいるのは打った本人だけではなく、チームメイト、たまたま見ていたおっさん、報告を受けた家族etc..色々な人を笑顔にできます。


規模がプロ野球より小さいだけで、やっていることは同じだと思っています。


要するに、草野球界が「自分以外の人を笑顔にできる存在になれているか」が大事になってくるんじゃないか。ということです。


大げさかもしれないですが、僕はそういう風に現状の草野球を捉えています。


僕はその、新しい軸として”寄付”をしていくのはどうだろうか?という選択肢を提案しています。



「試合で結果が出なくても、誰かの笑顔を作っている」というもう一つの軸を持った草野球界はどんな景色なんだろうかという興味があります。


草野球という競技人口が多い素晴らしい趣味の時間が、色々な人にとって、なくてはならない存在になるよう、これからも一草野球人として活動していきたいと思います!


最後まで読んで頂きありがとうございました!!


注)”マッチョ勢””エンジョイ勢”という言葉は僕が勝手に作った造語です。気分を悪くされた方がいらっしゃればここで謝罪します。m(__)m


【仲間を募集しています!!】


最後に告知をさせてください!

ここまで読んで頂いて、

「面白そう!!」「やってみたい!!」

と感じた方がいらっしゃればぜひ一緒に創っていきましょう!!


・NPO法人などの立ち上げに詳しい方
・社会貢献に興味のある草野球チームの代表者様
・他にも色々なアイデアを持っている方etc...

草野球関係者でも関係者じゃなくても大丈夫です!!

年齢性別問いませんが、今後法人にしていくつもりですのでその辺りの融通が効く方が好ましいです。

要するに、完全ボランティアではなく報酬もある仕組みにしていきます!

やるからには"永遠に続く"活動にしたいと思っています!!

一緒により良い社会創りを出来ることからやっていきましょう!!

よろしくお願い致します!!

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)


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