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アトピーケア失敗談~アロマオイル編~

いろいろな療法に手をだしては失敗し・・・
肌に良かれと思って使ったらかぶれ・・・
というのは、私だけではないはず。
私の中で、これまでで一番痛い目を見たのは、アロマオイルです。


本題に入る前に、なぜこの話を書こうと思ったかということを記しておきます。
先日、とあるお母さんがアトピーの子どもさんにアロマオイルを水に入れたりドレッシングなどに混ぜて食べさせているという話を聞きました。

もちろん、子どものアトピー改善に良かれと思ってのことなのですが、アロマオイルの原液を体内に入れるというは、ものすごく怖いことだと思うのです。

何を隠そう、私がアロマオイルを飲んでました。
そして、とても大変なことになりました。

何故怖いのか??というのは、「精油 飲む 危険性」などで検索すると
色々情報が出てくるので、気になる方はぜひ検索してみてください。


さて、10年以上前になりますが、
ひょんなことで知り合った方にとある会員制のアロマブランドを勧められました。
初めてのアロマ。そもそも知識が全くなかった時です。
アロマオイルの素晴らしい効能に魅了され、
教えてもらうがまま、生活に取り入れました。


それは、

・水にアロマオイル(レモン)を数滴落として飲む
・手の平に乗せたアロマオイルを、鼻から直接嗅ぐ

というもの。

どういう風に効果を説明されたかすら、もう記憶がほぼないのですが、
どちらかというと、精神的なケアというかヒーリング系というか、「水を浄化する」「精油を感じましょう」といったスピリチュアル的な使い方だったように思います。

さらには使った期間もどれくらいなのか記憶があいまいで、
数か月?数週間?もっと長かったっけ?という感じですが、ある日事件は起きました。


朝起きると、顔の中心から頬にかけて蝶々が羽をひらいたように、
そして胃の辺りと、肺から気管支、首にかけて赤紫に腫れてしまいました。
見事に、精油の影響を受けたと思える場所でした。
(写真撮っておけばよかった。)

その日はたまたま、湯治でも通っていたお風呂に泊まっていた時だったので、皮膚症状に詳しいスタッフの方に相談したところ、
「肺や胃がかぶれた状態になっているのだと思う。」
とのことでした。
もともとアトピーで元気のない私の肝臓に、さらに負担がかかってキャパオーバーしたんだろうと思います。

いったんそうなってしまうと、それからが大変です。身体の排毒モードのスイッチが押されたようで、元に戻そうと仕事をせっせとしてくれました。
しんどかったです。あと、情けなかった。。。

それでも、よく考えるとアトピー 体質でよかったのかもしれません。
皮膚症状でSOS出てくれずに、内臓を痛め続けていた可能性もあるなぁと。


大人でもこういうケースがあったという、アロマ飲用の一つの事例として見ていただけたらと思います。
粘膜を損傷したり内臓に負担をかけて、大変な結果になってしまう可能性があるので、もし今精油を水に入れて飲んだり料理に使っている方がいらっしゃったら、一度立ち止まってみてください。そして調べてみてください。

もちろん、正しい使い方さえしっかり押さえていたら、アロマオイルはとても良い家庭の薬箱になるのだと思います。
私は使いこなせるほどの知識がないので、ティーツリーとラベンダーを時々使う程度ですが・・・アロマの世界も奥深そうです。


子どものアトピーを楽にしてあげたい!という愛からの行動が、実はマイナスの方向に働いている可能性があるということが、お父さんお母さんに届きますように。



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