19歳の時に自分の店を始めた馴れ初め
こんばんは。地方にてカードゲーム・ボードゲームの喫茶店をやっております「すのめろ」と申します。以後お見知りおきを。
今回は過去、私が自分の店を始めたキッカケというか発端を書きたいと思います。
遡るに19歳の時。当時私は大学生でした。高校卒業後、適当に大学決めて適当に通って。問題なく単位も取って、多分あのとき路線変更してなければ普通に大学卒業もその内できてたでしょう。
ことの発端は春休み。大学生の春休みなんて、この世でも屈指の時間を持て余すイベントです。地元のツレと遊んでて、ふとした拍子に「カードショップやってみたら?」の一言。大学生のテンション、冷静さもなく「よし、やるか!」と即決定。
この当時はカードショップというものが全盛期で、現在と違い市場規模も相当大きく、正直誰がやっても儲かる状態だったので、判断能力も無かったので「働きたくないし自分の店をやろう!」くらいの気概でした。
翌日には店舗探して準備に勤しんでました。お店をやるのに何の許可や何の申請が必要か調べもせず。ええ、バカでした。逆です。
翌々日落ち着いて何が必要かを調べました。本来始めるならここからです。これからお店をやろうとしてる人は間違わないでくださいね。
その後、何度も調べ必要な資格や許可を取りました。カードゲーム商品は元々自分が持ってたものが多かったのでそれを流用し、新商品系は地道に電話をかけ続け、仕入れ先を確保。現在でこそ仕入れ先は素人でも簡単に確保でき、向こうも売りたいので必死ですが、当時はカードゲームなんて横流しするだけで売れる商材、そう簡単に名前も知らない素人に卸してくれるところは無く、探すのに苦労しましたが無事見つかりました。
そして夏に小さな小さな自分の店を開きました。これがスタート時点です。今やってる店舗ではなく3畳ほどの本当に小さなお店。当時は知る人ぞ知る店、くらいの存在でした。混んだ時は、この狭い中に10人くらい詰まってたんだから驚き。
開店初日の売上金は今でも覚えています。3500円。今でも自分の中で指標の一つになってます。この額より売り上げがない日は「初日よりヤバいぞ…!」と焦ります。正直最近じゃ結構あるの残念ですが。
この期間中に来てくれてた小学生の子、今はもう成人してる年齢です。この小さい店があったということ、覚えてくれてたら嬉しいですね。
約4ヵ月、この小さなお店を続け、冬頃に今の店舗に移転しました。さすがに約3畳は狭すぎるのと、今後お店を続けていくことを考えた場合、いずれどこかで引っ越すのは確実だろうな、と思ったので。
この狭いお店を始めた当初は「せめて1年はこの場所でやりたい」なんて言ったりもしてましたが、そうも言ってられないので決断。
さらに言うと、当初は前述の大学に行きつつ授業の時間を合わせて店を開ける、など考えてましたが、ここでお店の一本化を決意。二重の決断でした。
それから今ある店舗へと続いていきます。模様替えも何度も行い、店内もコロコロ変わりました。まだ現在のボードゲーム&カードゲームの喫茶店と違い、純粋なカードショップだった時期です。
純粋なカードゲームのお店から喫茶店など、路線変更したことに関しては、また別の記事で書きたいと思います。
今回はここまで。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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