『イーロン・マスク』ウォルター・アイザックソン著
ツィッターの青い鳥がXになって、その時に登場したのが、イーロン・マスク氏だった。
その時は情報が少なくて(私がボーっとしているからだが)、どういう人なのか、ツィッターを買い取った以外のことは全くわからなかった。
今回、この伝記を書店で見かけた時、読まなければならない、と思った。
この伝記を読んで、何故、チャットGPTが出てきたのか、またAIの危険性について、マスク氏が警鐘を鳴らしたことも分かった。
テスラという会社やクルマの出来た経緯についてもよく分かった。
でも、何がびっくりしたって、マスク氏がアイザックアシモフ(?なぜ敬称が付かない?)のファウンデーションシリーズのファンだということだった。
そして、AIが映画「2001年宇宙の旅」のように人類や人に対して支配や危害を加えないか、心配している点にも驚いた。
同じことを考える人がいるんだなあ‼️と思った。
ただ、この伝記、最初の方は少し憂鬱だった。マスク氏は「自称アスペルガー」なのだそうだが、言われている内容がそのまま自分にもあてはまったからだ。
もちろん違うことも多かった。最初の方で違うのは、マスク氏がモノづくりに執着していたことと、経営のセンスがあってビリオネアになったことで、……正直言って似ていないところがどんどん出て来たことに安心感を覚えた。あまりに奇矯過ぎる。
と言っても私自身も人からは散々変だと言われ、奇矯なのだが、いや、それにしても、マスク氏は凄すぎる。
論文を書くのに、マスク氏のこの方法を応用すべきなのだろうか。身体が弱いから燃え尽きそうなので、やめておいたほうが良さそうだ。
サポートよろしくお願いします。また本を出します〜📚