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順番待ちの今④

前回の振り返り

さて、前回初めての救急車で
断られたかかりつけの病院に搬送されたところまで書きました。

いや〜、今思っても何で受け入れたんだ?と謎。

自分で電話した時、外来が始まってから診て貰ってって言っていたので、嫌な予感はしていた。これがもはや、救急搬送されても同じだったとは。

無意味だった救急搬送

救急隊員さんの手の温かみに感謝しつつ、到着した手術予定だった病院。

受け入れてくれてありがとうございます
という気持ちと、さっきの対応を考えたら何も出来なくない?という不安。

到着して、患者確認されて、その間痛みに耐える私。後で聞いた話だが、旦那様は

30分ほどお待ち下さい

と言われて車で待機。その後3時間放置だったそうだ😓
ありえん。なんと、伝達がされておらず存在すら忘れられていたらしい。

さて、その旦那様が放置されていた3時間。私が何をしていたかって?

コロナの検査と血液検査のみ。
痛み止め?いや、何もせず。

なんと、外来が始まる時間の先生待ちしかされていませんでしたよ😓

ってことはよ?救急搬送された時の痛みのままずっと耐えた3時間

えっ?これなら、救急車呼んだ意味ある???

しいていうなら、ホントに死にそうになった時に、病院にいた証拠になるぐらい?(笑)

人生2度目の救急搬送(笑)

今だから笑える。人生初の救急車と同じ日に2回目を乗ることになるとは😅

外来が始まる時間になって、先生や看護師さんがバタバタしながら、私の対処についても話し合っていた。

放置されていたとは知らず、私のところにきた旦那様は、痛み止めを使ったのに苦しんでいると思ってたらしい。

なんなら、今手術してるよね?終わったよね?ぐらい思ってたらしく、未だ悶絶している私を見て、
えっ?(⁠´⁠⊙⁠ω⁠⊙⁠`⁠)⁠!
だったらしい。ですよね~。

だって私、時計見ながら
先生待ってるだけじゃん!
とか
放置プレイなら引受けるなよ!
とか思ってましたもの😵

で、何度もナースコール押して看護師さんにせめて痛み止めくらいもらえないかを聞いていた。心の中で、

だって何もできないんでしょ?

って思っていたから。

そんな中、私のところに来た先生の一人に見覚えがあった。ネームプレートを見て確信。手術が出来る先生のうちの1人ただった。

もしや、これは手術いける?でも、確か今日午前中から外来持っていたよな?

なんて思っていると、

開腹で下肢麻酔でも良ければ手術出来ます

と、言ってきた。

痛みが取れるなら、なんでもいいです。お願いします!

と返事をするけど、一向に動きがない。先生たち相談しているから待っててね〜なんて看護師さんに言われて放置続行😓

あとで知ったのだが、この時来た看護師さんなネームプレートはみんな助産師さんだったらしい。ホント、お産には最適な病院なのだ。

そして、可哀想なことに若い研修医っぽい子がプルプル震えながら、とあることを説明しにきた。午前10時45分

すみません。相談した結果、全身麻酔を麻酔科の医師がいないのでかけられず、下肢麻酔で手術という話だったのですが、ちょっと難しく苦しむ手術になると思うので、転院されたほうが、奥様にとって全身麻酔できる所のほうが良いかと。これからこちらで全力で探しますので。

と、言い放った。私的には

ほらやっぱりな。何もしないなら引受けるなよ😠なら早く別の所に行かせてくれ😭

と思っていたので、即答で

お願いします

だった。すでに緊急搬送されてから約5時間である。ね〜緊急って意味知ってる??🤔

しかもだ。言いづらい事をあんな若い子にさせるなんて可哀想に。隣のナースステーションからは、搬送先を探してくれている声が聞こえた。そして15分後の午前11時

ありがとうございます、よろしくお願いします。

の声が聞こえて、旦那様と見つかったみたいだねと言い合ったのを記憶している。

とりあえず手術できる。助かった。と思った瞬間である。

11:30にはこちらは出られます。

って声が聞こえて、時計を見た時は11:15。そこから救急車がきたのが11:45くらいだっただろうか。

人生2回目の救急車である。2度目がこんなに早くこようとは(笑)。

いざ手術へ

2度目の救急搬送もやっぱり痛みとの闘いで、とけぐらいしか見ていられなかったのと、ストレッチャーが動くたびにグルグル目が回って開けていられなかったのもある(笑)。

20分ちょっとで搬送先に到着し、あれよあれよと言う間に処置室のような場所で、コロナ検査したり、血液検査をしたり、点滴刺されたり、今日何度目かの事情説明をしたり。

この時思ったのが、普段から血液検査などで針を指しづらい私。血管が逃げてしまい見えづらい体質なのだ。そのせいで、血液検査も点滴さえも看護師さんを手こずらせる。こんな緊急事態でさえもそれは変わらないのだ。

見えづらくて、すみません😓
なんなら、手の甲でも我慢します。

って言ってみる。

ほんとだね〜。ちょっとまってね、アレ使おう!

アレ?とは??と思っていると、ガラケーのような機械の登場。どうやら血管用のエコーらしい。便利な世の中だ。血液検査は手の甲から行い、点滴はそれを使っても無理だったのか、結果血液検査とは反対の手の甲にぶっ刺される(笑)。

いや、どっちもか😅
仕方ない。謝る看護師さんに、痛いけれど仕方ないから大丈夫です。としか言えない私。体質を恨むしかないのである。

それからあれよと言う間に、手術台に運ばれ麻酔の先生に背中と全身麻酔をされて手術へ。背中にやるの痛いから嫌いなんだよな。とか思いつつ、全身麻酔は指導されながら若い子がやっているのかマスクでは寝られず点滴注射で寝ることに。ようやく手術である。

開腹でやります、全身麻酔なんで挿管しますとか、色々説明して下さった先生はちっこいけれど、何とも頼りがいを感じさせてくれる女医さんだった。早くココに来たかったな。

あっという間に終わった手術

担当して下さった先生の腕が良いのだろう、かかって3時間と言われてた手術も実際は1時間40分くらいで済んだらしい。

挿管されている状態で起こされて、息が出来ずぷちパニックになったが、無事に生還できた(笑)。なんなら幸せな夢を見ていたぐらいだ。よっぽど手術してもらえることに安心したんだろう。やっぱり私は単純だ(笑)。

手術室から出て旦那様にも、終わりましたって言ってた気がするが、正直あんまり記憶にない。なんなら、病室に入った記憶も薄っすらである。

ただ、印象的だったのは手術直後の先生に

無事終わったけれど、2回も回転して捻れてたよ。そりゃ痛いよね(笑)。

って言われたこと。2回転、どおりで激痛な訳だ。よく総合計8時間も耐えたな私。

でもそのうちの1回転ぐらいは、救急車の振動なんじゃ?😅
とかも思ってはいるが、まーどのみち無事でいられるのだから有り難い。

結論から言うと

無事手術をしてもらえて、本当に良かった。
結論から言うと、金曜日の痛みを感じてベットから出られなかった時点で病院に行くべきだったのかな?と。

早めの判断大切です。

それと余談ですが、手術してくれた病院。どのスタッフさんに出くわしても美人とイケメン揃い(笑)。
えっ、何ここ。面接とかで顔面偏差値チェックされてるのか?🤣
旦那様曰く、

それなら社内恋愛大変そうだね!

そこかよ!(笑)

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