あいさつにつづく季節限定のコトバが好き
「今日も暑いね。」
おはようのときも、お疲れさまのときも。
あいさつにつづくその言葉に、かえすことを考えている。
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夏なんて、好きではなかった。
25メートルのプールの半分くらいまでしか泳げなくて、ちょっとしょんぼりしながらプールにいってたし。
読書感想文も、ポスターの絵をかくことも、あーーってなりながらだった。
紫外線のじりじりですぐに肌に影響がでちゃうしね。メイクは、歩いているうちにどこかへいってしまう。
なるべく避けたいこの季節、だったんだ。
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「今日も暑いね。」
あいさつにつづくその言葉に、かえすことを考えているのがたのしい。忘れていたこと、思いだすように。
まんまるのスイカがたべたいですね。
アイスクリームがおいしい気温ですね。
おいしいカキ氷、いまならたくさん食べられそう。
花火っていいですよね。
夏休みはどこかいきますか?
海にはいって、焼きそば食べたいな。
季節限定のことばには、季節をたのしみたい気持ちがたくさんたくさんつまっているんだもの。
そう返すと、みんなちょっとびっくりしながら。暑いからこその楽しかったこと、これからの楽しみなことを、おしえてくれる。
また、楽しみがふえていくんだ。
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暑いのは好きじゃない。
夏なんてとびこえてほしかったのに。
楽しかったことも、楽しみたいきもちも、自分のなかにちゃんとあった。
それなら、こんどは。
その楽しみを、楽しかったことにしていく未来でもいいよね。
だからかな。
すこしずつ、暑いこの時期が好きになっている。
いつも読んでくださり、ありがとうございます♡