忙しすぎるのも問題だけれど──

かといって、あまりやることのない詰まらない日々も退屈だ。

日付が変わったから、もう月曜日。
平日。今週もお仕事。
先のことはどうなるか分からないけれど、どうやら現状の僕の辞書には「適当」「適度」という単語はないらしい。

天秤はいつだって、どちらか片方に大きく傾く。
バランスの取れた均衡なんて存在しないというかのように。

きっと、朝はいつも通り、珈琲を飲んでいる。
それから?
それから、おそらく、適当に過ごすだろう。

僅かな酸味とほろ苦さ、独特の香りを携えて──いまはまだ、ぬるま湯に浸かる。

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