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生保叩きとパチンコにハマってはいけません

この状況下では、生活保護を受けざるを得ない人たちが増えるのではないかと危惧しています。

これまで一貫して、生保叩きをライフワークにしている人たちを批判してきたのは、何かのきっかけで自分も生活保護を受けざるを得ないときに手厚い公的扶助を受けられなかったら困るからです。

資本主義国の価値というのは、セーフティーネットがどれだけ充実しているかに尽きると思います。

そのセーフティーネットの1つを受ける側の国民がセーフティーネットの無効化を訴えることほど滑稽なことはありません。

コロナ禍で収入も外出機会も激減し、セーフティーネットの充実を訴える人が多くなると思いきや、著名人の生活保護叩きに便乗する人はむしろ増えたように思えます。

海外では、つべこべ言わず検査を実施し、ロックダウンを実施することで一気に封じ込めにかかり、医療崩壊はしたものの、その期間は短く抑えられました。

日本は、オリンピックを開催したい・全面的な補償が必要となるロックダウンをしたくない(できない)と、検査数を絞り、感染者数が相対的に少なく出るようにしました。

その証拠に安倍さんはこの2ヶ月あまり、記者会見で必ず「日本は他国に比べて封じ込めに成功している」と誇っています。

それをそのまま受け取って「日本はスゴイ!」と解釈する支持者がいるので、違う意味でクールジャパンと化してしまいました。

国際的メンツのために、この状態が続けば感染者は際限なく増え続け、自粛期間が長期化することによる精神的・経済的逼迫が進み、国力は落ちます。

そんな未来を知ってか知らずか、生保叩きに興じるのは自分たちの首を絞めるだけなのでやめたほうがいいです。

どんなにお金があってもなくても、パチンコ店へ行く人は行く。

一部のパチンコ依存の生活保護者のために、その他大勢の生活保護者が袋叩きにされる状況は見ていられません。

また、生活保護に対して向けられる視線の厳しさから受給を躊躇い、自殺を選ぶ人も多くいます。

幸い自分はパチンコに嵌まるタイミングが無かったので、脅されない限りお金を入れて、ハンドルを回すことはないでしょう。

嵌まってしまった人はそこから抜け出すのに相当な忍耐が必要だと想像されます。

精神的に強いわけではない自分は絶対に抜け出せないタチであることは先に申し上げておきたいと思います。

それから、自粛ムードにしびれを切らした方たちによる越境パチンコが流行っていますが、リモートパチンコってできないものでしょうか?

やはり、パンチンコ店に入り台の前に座り、お金を入れ、ハンドルを回す。

これをやらなきゃ気が済まんのでしょうかね?

リモートパチンコを広げれば、越境パチンコも無くなり従業員雇用を守るための営業もする必要がなくなり、店舗の光熱費が浮き、感染リスクもなくなる。

この記事、半分パチンコの話になっていますが大丈夫ですかね?

ちなみに、私は在阪パチンコ店の差し金ではありませんのであしからず。

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