銃撃事件から2年:止まらぬ暴力の連鎖
安倍元首相が凶弾に倒れてから2年。
事件当時は、首相経験者が公衆の面前で銃撃されるというインパクトの大きさから、国外でも衝撃を持って受け止められた。
また、1年が経たないうちに今度は現職の総理大臣が狙われる事件も発生し、国内の安全保障環境が深刻さを増していることが窺える。
武力に頼らずとも暴力的行為は各地で頻発するようになってきた。
直近の事例では、衆院東京15区の補欠選挙における選挙活動の妨害や昨日投開票を迎えた都知事選でのビラ投げつけ事件はいずれも逮捕者を出している。