
一点吊りの注意事項
みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。
本日は、吊縄シリーズの第三弾でございます。
第一弾
第二弾
一点吊りの注意事項
吊り方やシチュエーションにもよりますが、基本的に竹や梁で吊るより、一点吊りの方が、受け手さんにかかる負荷は大きくなりがちです。
どういうことかというと、こういうことです。


物理法則的な話は詳しくないので割愛しますが、縄に角度がつく分、身体を曲げる力が強くなります。
この縄の角度(≒吊床の下端から受け手さんの身体までの距離)が極端になるほど、身体を曲げる力はより強くなっていくので、受け手さんは激ツラです。
イメージ的には下記の感じです。
#あくまでイメージです



吊床の高さや縛り手の身長が基準ではない
要約すると、そういう話です。
吊床の位置が高かろうが低かろうが関係なく、縛り手が自分の身長を基準にして、自分的にやり易い高さで吊ってしまうと、受け手さんへの負荷が考慮されなくなってしまいます。
いつもと同じように吊っているはずなのに、「全然ヨユー」みたいなこともあれば「ムリムリ危険」みたいなこともあリマして。
というわけで、吊りの高さは、受け手さんの柔軟性と吊床の距離とで決める必要がありますというヤツでした。
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