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【日記】金沢一人旅2日目と今回の旅を通じて感じたこと【5/4】

こんにちは!
当記事は金沢旅2日目の記録になります。
また、今回の旅を通じて感じたことを書きました。

1日目の記録は以下のリンクを参照ください。

1日目と同じく、普段の読書感想とは文体やテンションが若干変わっていることはご容赦ください(笑)


ゴミ拾い&散歩

朝の金沢駅周辺

5時に起床して、金沢駅までゴミ拾いを兼ねて散歩。ゴミ拾いは今回特別にやったことではなく、今年の2月から2日に1回のペースで行っている。詳細は今後別記事にも書く予定だが、「毎日を平穏に過ごせていることに感謝する」「心を落ち着かせる」のが理由の1つだ。

500メートルほど歩くだけでもかなり集まる。一見キレイに見えても、よく見るとゴミはしっかり落ちているのだ。ゴミで多いのはタバコの吸い殻やマスク。それは金沢でも同様だった。未だに喫煙禁止の場所でも喫煙が止まない現状に驚くしかない。

タバコの吸殻
使用済みのマスク

金沢駅の鼓門(つづみもん)ともてなしドームも、朝の時間帯ならほとんど人がいないのでしっかり撮影できた。来た時はまるで異世界に来たような感じだったのに、普段新潟にいる時のような感じがした。

たった1日で何年も住んでいるかのように馴染んだのだろうか。いや、違う。旅行で訪れた場所が異世界のように感じるのは、観光客の多さが影響しているのかもとその時に思った。まあGW期間中というのが1番かもしれないけど(笑)

鼓門(つづみもん)
もてなしドーム
朝の金沢駅前

ゴミ拾いと散歩をしているうちに、朝の張り詰めた空気が好きになった。空気を吸うと心を落ち着かせてくれる。晴れていると、それだけで幸せを感じるようにもなった。どこにいても、こういった小さな幸せを大切にしたい。

朝食バイキング

旅行の楽しみの1つ、朝食バイキング。バイキングは、以前はとにかく食べるだけ食べていたけど、今は適度な量でバランスを考えるようになった。ちなみに朝はパン派で、パンと合わなそうなものでも抵抗なく一緒に食べられる。幼少期から好き嫌いはほとんどなかったこともあり、身体は丈夫な方だ。いつも手料理で、偏りなく色んなものを食べさせてくれた母と祖母に感謝。

金沢シティホテル 朝食バイキング
パンは焦がしてしまった(笑)


金沢の郷土料理、治部煮もいただいた。味が染みていて美味しい。煮物も大好きで、筑前煮はよく食べている。

治部煮

石川県立図書館

石川県立図書館 外観

今回の旅行のメインといってもいい場所の「石川県立図書館」

石川県立図書館の新館は2022年7月にオープンしたばかり。金沢駅からバスで15~20分ほどで行けて、思ったよりも駅から近いと感じた。

館内に入ってまず思ったのが、「ずっといたい!ここで暮らしたい!」
公共施設の域を超えていると思うほどのオシャレなデザイン。子どものように目を輝かせながら館内を見学した。

石川県立図書館 館内
石川県立図書館 館内
石川県立図書館 館内

そこはまるで大きなブックラウンジのようで、誰もが利用できるのが素敵だなと思った。近くに住んでいる方が羨ましい。木のぬくもりを感じられて、分かりやすい案内表示や緩やかなスロープなど、利用者に寄り添った造りなのも良かった。

閲覧スペース
2Fにはエスカレーターで行ける
蔵書検索はタブレット端末で
「たんだん広場」
パブリックビューイングも行われる

本はさまざまなテーマによって並べられている。背表紙ではなく表表紙で並んでいるとオシャレでつい手に取りたくなる。本から出迎えられているような感じもする。

観光客よりも勉強や読書で普段から利用している地域の方が多い印象だった。何度も利用している方にとってみたら、見慣れていて感動は薄れるのだろうか?日常と非日常が入り交じった空間のように感じた。もちろん僕にとっては非日常の側面が強い。

地域に関する本が並べられている
小説が並べられている

そして読書好きの性と言うべきか、やっぱり見学だけでなくて本を読みたい。約20分ほど閲覧スペースで読書。短時間だが、その時は石川県民になった気分で読んでいた。脇に大きなバッグがあるので、見た目はそのようにはまず見えなかったと思うけど(笑)

今回選んだのは、僕の好きな作家さんである辻村深月さんのエッセイ『図書室で暮らしたい』。50ページほど読んだ。タイトルがまさにが思っていることにぴったり。ちなみに一番最初に刊行したエッセイの『ネオカル日和』は現在積読中。

作家さんのエッセイ
『図書室で暮らしたい』

外は自然に囲まれていて読書をするのに最適な環境。「読書の庭」では、ベンチに座って自然の中で読書ができる。晴れた日は気持ちよさそう!

「読書の庭」

普段読書をしない方でも館内を見たら感動するに違いないと思った。金沢旅行の新たなスポットとしてもっと注目されて欲しい。

ハムアンドゴー 石川県立図書館カフェ

図書館併設のカフェ。図書館の本を持ち込んで読書もできるらしい。一面がガラス張りで開放的。外の自然に囲まれていて落ち着いた空間だった。

アイスコーヒーを飲みながら一休み。お店で使用しているデザインと同じマグカップも購入。読書する時の新たな仲間として活躍に期待。

ハムアンドゴー 石川県立図書館カフェ
ハムアンドゴー 石川県立図書館カフェ
ハムアンドゴー 石川県立図書館カフェ
図書館ブレンドコーヒーアイス(480円)


ハムアンドゴー オリジナルマグカップ(880円)

グリルオーツカ

グリルオーツカ

ハントンライスといえば昭和32年創業の老舗「グリルオーツカ」
お店に着くと長蛇の列。約1時間30分待ちで店内へ。ただこれは想定の範囲内(懐かしのフレーズ)だったこともあり、昨日の渋滞に比べて何とも思わなかった。

待ちながらnoteを書いていると、突然画面が真っ暗に。電源はついているはずなのに。焦る、慌てる。SIMカードを1度抜いて戻したら、再起動して戻った。原因はおそらくスマホの温度上昇。危ない、助かった。

今やスマホがなかったら移動もできない。バスもスマホを提示すれば乗れるし、スマホがないと困ることが年々増えている。今後スマホ以上の発明はあるのだろうか、あるとしたら何だろうかとその後は考えていた。日陰を探すのも、日焼けしないためではなくスマホを冷やすためなのも、自分がいかにスマホに依存しているかが表れている。

そんなこんなで店内に入り、ハントンライスの普通盛り(中)(1,100円)を注文。

ハントンライス(中)

思った以上にボリュームがある。
ケチャップとタルタルソースがかかったオムライスに、カジキマグロフライ2つと海老フライ2つ。この組み合わせが絶妙だった。卵も分厚い。読む手が止まらないならぬ、食べる手が止まらない。あっという間に完食した。歩いてエネルギーを消費していたことも大きい。

店員さんも笑顔を絶やさず接客していたのが良かった。長年愛されるのはこういった所も大きいのかもと思いながら店を後にした。

店内にはサインがびっしり!


兼六園

兼六園

石川県立図書館にハントンライス、すでに今回の旅で行きたい場所は一通り行った。そこで、昨日は時間の関係で行ってない兼六園へ。

ふらっと散歩でもしようと思ったらまさかの入園待ち。しかも入園料が必要(320円)なのも忘れていた。8年前の記憶はあてにならない(笑)

兼六園の入園待ちの列

園内に入りぶらぶらと1周。前回来た時は北陸新幹線が開業したばかりだったが、その時よりも遥かに人が多い。さすがGW。美しくて、心が洗われる感覚があった。

兼六園
兼六園
兼六園
兼六園

金沢フォーラス、金沢百番街

金沢フォーラス

最後に金沢駅にある金沢フォーラス金沢百番街へ。

金沢フォーラスは、新潟でいう「ラブラ」のような雰囲気。イオンシネマがあったりWAONが使えたりするので、イオン系列なのかな?

金沢フォーラス内
金沢フォーラス内
ポケモンセンターカナザワ
ミホンイチカナザワ

金沢百番街ではお土産を購入。自分のはささやかに、相手のは大胆に。
東口側のお店はさすがに混雑していた。西口側にあるセブンイレブンは比較的空いていて、しかも同じようなお土産が売っていた。急いでいる時は西口側がおすすめ?

金沢百番街Rinto
清香室町 金沢駅おみやげ処金沢 Rinto内
清香室町 金沢駅おみやげ処金沢 Rinto内


移動(復路 バス 金沢→新潟)

17:40金沢駅前発のバスに乗車。復路も往路と同じく満席で、女性客が多い印象も同じ。
お昼のハントンライスはボリュームがあったので、しばらく何も食べなくていいかなと思っていたらお腹が空く。直前に何か食べれば良かった……。

北陸鉄道バス
高速バス案内

特にトラブルはなく、22:25に新潟駅に到着。
新潟駅は現在新しく生まれ変わっている最中。果たしてどのような姿になるのだろうか。金沢に行った後なのもあり、これまで以上に気になっている僕がいた。

新潟駅
「NIIGATA」ロゴオブジェ

今回の旅を通じて感じたこと

今回のようにじっくりと旅をしたのは久しぶりな気がする。その中で感じたことがたくさんあった。ここでは、僕が今回の旅を通じて特に感じたことについて書いていきたい。

自分は運が良い。自分と相手に対する感謝の気持ちを忘れないようにしよう

今回の金沢旅行はGW期間なのもあって、予定が変わることも覚悟していた。そんな中で行きたかった場所にも全て行けて、食べたいものも食べることが出来た。天気にも恵まれ2日間とも晴れだった。これは自分の行動が早いとか判断が良いとか、そういうわけではない。「運が良かった」としか言いようがないと思う。

いきなり事故による渋滞で到着が遅れたり、予約なしでは入れない店があったり、突然スマホの画面が消えたり……トラブルが全くなかったわけではない。
しかし、そんな中でもギリギリ間に合ったり、入れたお店がすごく美味かったりなどの良いことがたくさんあった。以前の僕は何かにつけて「運が悪い」と嘆くことも多かったが、今はそうではない。きっと何事もそうだろうと信じている。「自分は運が良い」、そのことに感謝したい。

そしてもう1つ感謝したいのは、現地の方々のもてなし。GWの忙しい中でも丁寧な接客の店員さんやバスの運転手の姿が目に焼き付いている。その地で働いていることに誇りを感じているようにも見えた。その姿を見てエネルギーをもらった。

旅行が楽しめるのも当たり前ではない。だから僕は、「ありがとう」「ごちそうさまでした」をしっかりした声で言いたいと思った。このような自分と相手に対する感謝の気持ちは、旅先での特別なことではなく日頃から意識しようと改めて思った。

どの場所も良さがある

金沢市と新潟市は同じ北陸地方にあり、両市を巡って論争されているのもテレビで目にしたことがある。僕も今回、現在住んでいる新潟市との違いを、様々な場所に行きながら考えていた。

その中で行き着いた結論は、「どの場所にも良さがある。だから、比較してどちらかを下げるのは意味が無いし、それだと旅行が楽しめない」ということだ。

新潟市と金沢市では雰囲気が違っていた。もちろん新鮮な感じがあったのは金沢市の方だ。でもそれは主観的に見ればの話で、金沢市の方が新潟市に来ても同じようなことを思うだろう。

僕はどちらの市も好き、それでいいんじゃない?と思った。

そしてこれは人間関係にも通ずるものがあり、「人の悪い所ではなく、良い所を見つけるようにしたい」と改めて思った。

ただこれだけは言わせて欲しい。
「石川県立図書館」はやっぱり羨ましい。

最後に

グランアグリ ひゃくまん穀ビール

家に到着して金沢駅限定で販売されている「ひゃくまん穀ビール」を飲み、余韻に浸りながら記事を書いていた。

また金沢に行きたいし、今回のように読書にちなんだ場所に行きたい。一人旅のきっかけを与えてくれた若林正恭さん、バスの運転手さん、お店の店員さん、図書館の司書さん、そして両親はじめ親族に感謝したい。

そして、一人旅の良さを感じながらも、次回は好きな人と行けたらこれ以上のことはない、と密かに思っている。

2023年GWの金沢一人旅、これにて終わり😌
金沢ありがとう!

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