風呂場で勉強した話

休校中の課題がおわらない。そろそろ流石におわらせなくてはならない。だが、ふだん自習に使っている図書館は休館しているし、近所のファミレスに長時間滞在するのも気がひける。もちろん、自分の部屋やリビングで集中して勉強できたらそれでいいのだけれど、、、

それで終わるのなら、とっくのとうに終わっている!!!


どうしても、集中できずに気がついたらだらだらと漫画を読み始めてしまう。これはまずい。

家から出ずに、漫画の誘惑からも逃れ、課題が終わりそうなところ————

そうだ!風呂場で勉強しよう。なかなかにへんなことを思いついてしまったと思う。しかし、どうしても気分が変えたかったので道具を一式もって風呂場へ向かった。風呂場といっても、別に風呂にお湯が張ってあるわけではなく、水滴が1つもない乾燥した状態の風呂場だ。そこに、折りたたみ式の小さい机とゲルクッション(前回の話参照)を設置。ちょこんとおさまった。ちょっとわくわくする。

実際にそこで勉強してみた。結論から言おう。びっくりするほど課題が進んだ。目の前に大きな鏡があるので、集中がきれて前を見ようものなら鏡の自分と目があってどきっとして課題にもどれる。すばらしい。ただ、クッションを敷いているとはいえ、脚がひたすらに冷える。靴下を履いていても冷える。そこにさえ目をつぶれば、いい勉強場所だった。

普段なら勉強しないようなところでやるので、なんだか新鮮でわくわくするし、課題も捗る。たまには風呂場でやるのもいいかもしれない。

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