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私たちらしいテレワークとは?メンバーとルールを共創 SNCレポート(2023年2月)

こんにちは!SNCです。
SNCとは、ソシオネット株式会社が運営する社内外の垣根を超えて参加者同士がフラットな繋がりを楽しむ月に一度の場。
毎回場所を変えてさまざまなテーマのワークショップを行い、社内外から集ったメンバーがリアルな場での交流を楽しむ活動です。

SNCレポートでは、月に一度のSNCの場では、実際にどのようなことを行っているのか?ということをレポート形式でご紹介していきます。

今回は、ソシオネット株式会社が第3回東京テレワークアワードを受賞したこともあり、改めてソシオネットらしいテレワークについて考えるワークショップをSNCで行いました。

今回のSNCは、秋葉原にあるレンタルスペースで開催。
秋葉原ということで、メンバーのベストバイ家電をシェアしあう時間も。

自己判断で在宅勤務、有給取得中に稼働・・・テレワークで起きるさまざまな課題

ソシオネットでは世間にテレワークという働き方が定着するコロナ禍よりも前から取り組みを行ってきました。
それぞれが通勤時間などに縛られずに人生の時間を有効活用できるといったメリットがある反面、テレワークならではのさまざまな問題も起きてきました。

例えば・・・

・出社が必要な入社トレーニング期間中に在宅を要望する人
・有給休暇中に働いてしまう人
・出社を無断欠勤し、蓋を開けてみると自己判断で在宅勤務をしていたという人
・テレワークで業務が回っているからと出社を拒む人


など、おそらくどの組織でも人ごとではないリアルな実例かと思います。

これ以外にも、円滑なコミュニケーションが取りづらいなど、個々のメンバーがテレワークを推進する上で感じている課題も存在しますが、日々感じている課題を日常のオンライン環境下で共有する機会はなかなかありません。
組織がチームとして、どのような集団でありたいか。そこに紐づいたルールが存在しないとテレワークのルールも個人の感覚頼りになってしまうという事態が起きます。
そのような背景から、今回テレワークアワードの受賞をきっかけに「改めてソシオネットらしいテレワークのルール」を見直し、全てのメンバーと共創するためにSNCでワークショップを実施しました。


ミッション・ビジョン・バリューに基づいたテレワークルールを共創

SNCでは、毎回Co-Creations株式会社の茂木健太さんのファシリテーションとともにワークショップを実施しています。

今回は、まず、社長の山下さんと、取締役で人事の前盛さんから、なぜ今回このテーマを選んだのか?や、テレワークについての課題感やどうしていきたいかをそれぞれの視点から語ってもらいました。
それを元に、参加者がポストイットに、テレワークについての課題のみを出すと、負の面ばかりがフォーカスされ、ネガティブなマインドによりがちになるので、うまくやっていることと課題のポジティブ・ネガティブの両面と、気になっていることを洗い出すのがポイントです。

実際のワークでは3グループに分かれて、
・各自がポストイットに書き出し
・グループでシェアした後に
・これは大事と思うこと、共感することや、疑問に思う・聞いてみたいことを対話していきます。

特徴的な意見としては、
・信頼の預金が大事
・基本は顔出しして欲しい
・減ってしまった雑談をやりたいが、どんな雑談をどうやるといいか?
・テレワークによって個人の調子がわかりにくい

などが挙がりました。

ここで大事なのが、テレワークにまつわる具体的な課題や解決するためのルールを1つ1つ細かく決めることではなく、ソシオネットではどんなことを大事にしているから、どのようなテレワークにするのか?ということです。これがトップダウンによる強制的なルールでなく、みんなでそのテレワークのあり方を共創するということを、ソシオネットでは大事にしています。

また、テレワークで大事にしたいことというのは、バリュー(行動指針)に相当します。
全ての決め事は、ミッション・ビジョン・バリューに基づいて決めるのが大事で、それがないと掲げているだけで体現されていないことになってしまいます。

今回の対話では、「信頼の預金を増やすこと」や「思いやり」が大事といった意見が出てきました。さらにいうと、「思いやり」という言葉1つ取っても、個人によって解釈が異なってくるので、ソシオネットにおける思いやりとはどんなものか?ということを引き続き対話していきたいと思います。

今回は、テレワークについての具体的な話で白熱し、今日のワークショップから各自がこれからどんなテレワークを心がけて実践していくかをシェアして終了しました。
大事にしたいことのエッセンスは出ているので、次回は引き続き、ソシオネットらしいテレワークのあり方から、バリューのブラッシュアップをしていけたらと思います。

このように、単発のワークショップだけに完結させずに、大事なことは継続的に対話してみんなで共創していくことと、話すだけで終わらずに日常での実践につながることをとても大事に、SNCワークショップは行っています。

SNCの場は社外にも開いているため、これからは社外のゲストも参加いただく事になりますが、テレワークのあり方など、世の中の共通のテーマを社内外の各自の観点から意見を言い合い、みんなで実践と探求を続けていきたいと思います。


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