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家づくりってどんな流れですすむの?vol.4〜着工・竣工編〜

SNARK Inc. 広報担当の落合です。

前回の投稿では、SNARKに家づくりを依頼いただいた場合の設計から着工前まで流れをご紹介しました。

今回はいよいよ連載最終回として、工事着工から建物の竣工・お引き渡しがどのような行程で進むのかご説明します!

※ 本連載では、SNARKに新築戸建て住宅の設計を依頼いただいた場合の流れについてお伝えしています。建築設計事務所やお施主様、土地や物件などによって家づくり進み方は必ずしも一様ではないので、この連載でお伝えすることもあくまで一例として捉えていただけると幸いです。

1. 地鎮祭・近隣挨拶

一般的に、工事が始まる前に現地で地鎮祭を執り行います。地鎮祭とはその土地を守る神様に土地を利用する許しを得て、工事の安全を祈願する儀式です。地鎮祭の手配は施工会社にお願いする場合や、お施主様にて近くの神社の神主さんに依頼される場合などさまざまなケースがあります。地鎮祭では、神主さんへの謝礼が必要となります。また、地鎮祭の日もしくはその前後に近隣の方々への挨拶回りをするのが一般的です。

2. 着工

着工後、最初に行われるのは基礎工事です。建物の基礎をつくるため、地面を掘削したり、鉄筋を組んだり、コンクリートを打設したりします。鉄筋を組むことを配筋といいますが、施工会社による配筋が図面通りになされているかを検査する「配筋検査」を実施します。

基礎が完成したら、足場が組み立てられ、建物本体の工事に入ります。柱や梁などの構造材を組み上げていき、その骨組みが屋根まで組み上がることを上棟と言います。(建て方と呼ぶこともあります)それまで図面上のものだった空間が現実のものとなり、建物の大きさやイメージがぐっと掴みやすくなるタイミングだと思います!

その後、屋根やサッシ、天井や床・壁などの工事や、外装工事・内装工事・住宅設備機器の設置などの工程を経て建物が竣工します。私たち建築設計事務所は、工事中何度も現場を訪問し、施工会社による工事が適切に行われているか随時確認・指導します。また、工事中も適宜お施主様とお打ち合わせをさせていただき、細かい施工内容について相談をしたり、ご要望を確認したりします。

3. 竣工

上記のような工程を経て建物が竣工した際には、設計検査・施主検査および完了検査を実施します。設計検査は私たち設計者による検査で、専門家の立場で施工の不具合がないか、傷・汚れ・使い勝手などの検査を行います。また、その上でお施主様を交えて検査をすることを施主検査と呼びます。さらに、完了検査は行政機関や指定の検査機関が行うもので、建物が法に基づいて施工されているかの検査を受けます。これらの検査で挙がった指摘箇所を是正したのちに、いよいよ建物のお引き渡しとなります!

家づくりのご相談をいただいてから竣工まで、1年半から2年以上かかることもあります。お施主様や施工会社さんとともに、ゼロから作り上げた住宅を無事お引き渡しできる瞬間はとても感慨深く、お施主様はもちろん、かかわってくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいになります。

物件のお引き渡しをしたあとも、竣工から一年後に建物に不具合が発生していないかなどを確認する一年点検を実施するほか、建物に関してお困りごとがあればいつでもご相談を承ります。

さて、これまで4回にわたってSNARKでの家づくりの流れについてご紹介をしました。読んでくださったみなさまにとって、少しでも家づくりのイメージが湧く記事となっていれば幸いです。文章で説明をすることで、私自身、改めて家づくりの流れを細かく確認できる機会となりました!ご質問などございましたら、弊社ウェブサイトのお問い合わせフォームや、下記SNSのDMまでお気軽にご連絡ください。

Website:  https://snark.cc
Instagram:  https://instagram.com/snark_inc/
プレス情報:  https://instagram.com/snark_press/


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