伊那出張編 伊那の洗礼は駒ヶ根の明治亭で 21.10.06_18:30
仕事で伊那に出張中。
高遠には何度か桜だお城だと見物に来たことはあるが宿泊は諏訪だったり松本だったりで、しっかりと伊那の地に足を踏み入れたことは初めてかもしれない。
伊那市は伊那谷にある。
伊那谷は信濃の国の4つの平の一つで、天竜川に沿って南北に伸びる盆地だ。
フォッサマグナよりも西側のため、地質学的には西日本に当たるらしい。
月曜日から伊那に入って今日は定時退社の水曜日。
折角だからなにか食べに行こうということで、隣町の駒ヶ根にソースカツ丼を食べに行くことにした。
定時退社と言っても、伊那谷はすっかり闇の中。
車を飛ばして隣町の駒ヶ根には道が空いていると20分程度の工程。
目的地は地元の人イチオシだった明治亭。
食べログでも大人気の店だ。
どんな店だろうとドキドキワクワクだったが、店の外観はどこか山小屋風。
強烈に広い駐車場に車を止めて入った店内はファミレス並の広さ。
人気のほどが伺える。が店内に素朴感がないのが少し残念。
コロナ禍の夜の時間にしては結構な混雑。
テーブル席に座ってメニューを眺める。
眺めてはいても頼むものは当然、ソースカツ丼の一択。
ロースにするか、ヒレにするかが唯一の分かれ道。
ただ、メニュー内容は豊富でこちらもファミレス並。
地域の食文化を支えている感じがする。
結局頼んだのはヒレロースのソースカツ丼。
伊那にはなかなか機会がなかったが、松本や諏訪、長野にはよく来るんだけれども、ソースカツ丼を進んで食べようという気にはならないできた。
若い頃スキー場で食べたたいしてうまくもないソースカツ丼っていうのがイメージを落としている。
安価で時短でしかたなく食べていた印象。おかげでスキー場以外でソースカツ丼を食べることはなかった。
あまり待たされた印象もなく提供されたヒレロースカツ丼。
お椀から除くカツがかわいい。
駒ヶ根で豚が名物だなんて全然聞かない。なぜソースカツ丼が名物なのか?
りんごが名物だから、ソースにはいいのだろうけれども。
蓋を開けて現れたソースカツ丼・・・ドーン!!
キャベルが旨い。カツが柔らかい。
あぁ、ソースカツ丼ってこんなに美味いものだったのか。
今まで、旨いソースカツ丼を食べたことがなかったということか(笑)
明治亭のメニューは豊富だ。
ソースカツ丼はちょっとお高めだったけれども、相場感覚がスキー場のチープなものだからお高めに感じたのかな?
でも、この味なら当然の価格なのだが。
ただ、ソースカツ丼、年寄りにはちょっと重いかな?
そもそもが、若者の食べ物かもしれない。
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