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【神奈川県川崎市】昭和が残る鶴見線散歩 まずは川崎区間を散歩する 22.04.28_11:50


 浅野財閥の鶴見臨海鉄道を全身とする鶴見線は横浜市と川崎市の間を走り京浜工業地帯の屋台骨を支える路線。
 本線、海芝浦支線、大川支線の3路線からなり、近隣の工場への通勤の足を担っている。(担っていたかもしれないなぁ)

 そのうち、本線の武蔵白石から先、扇町駅までと大川支線は川崎市を走る。


 毎年昭和の日に昭和の風景が残る鶴見線をウロウロしているのだが、今年は昭和の日の前日ウロウロ。明日は天気が崩れるらしいので・・・。

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 まずは、本線の終着駅扇町駅までスクーターでやってきての散策。

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 一時台風で飛ばされたまま放置されていた駅の屋根が修繕されていたことに感動。
 すっかり忘れ去られた駅なのかと思っていたけれど、JRも気に留めているのだなぁ・・・。

 モータリゼーション全盛の世の中。
 鶴見線も通勤時間帯を除いてスカスカな時刻表だが、その時代に取り残された感がたまらなくいいのです。

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 昼間にウロウロしても人影を見ることも少なく、電車とすれ違うことも稀だけれど、線路の隙間から伸びる雑草、使う人がいるのかわからない駅のベンチ、伝言板の剥がれたポスターから感じる雰囲気は、しぶとく生きている鶴見線の生命力が感じられる。

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 利用者よりも猫のほうが多いのではと思うような駅もあるけれど、それも長閑の演出に役立っている。


 鶴見線も川崎市内は特に重工業のイメージが強く残る。

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 高度経済成長を支えたはずの光景は、今となっては・・・。

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 浜川崎駅では南武線とつながるのだが、道路を挟んで駅舎が別。
 乗り換えで駅舎は出るけど相互乗り入れという不思議さ。

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 スイカの扱いがめんどくさくて、のべつタッチするなとかしろとか放送が流れ続けているのが少しうるさい(笑)

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 どちらかの路線を伸ばすことも、同じ駅舎に統合することも、無駄な予算であることはじゅうじゅうわかるが。

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 昭和は遠くなりにけりを毎年実感しに訪れる鶴見線巡り。

 年一くらいのペースが丁度いいんだよあ。

 

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